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キリスト教音楽に込められた“バッハの思い”に触れられるひとときバッハ・コレギウム・ジャパン レクチャーコンサート

高橋 朋さん
学院宗教部長
国際政治経済学部
教授
嶋田 順好
 2003年から「キリスト教理解関連科目」の特別講座として実施している「バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)」によるレクチャーコンサートを今年も開催します。BCJは、バッハを中心としたバロック時代の演奏において世界的に知られる鈴木雅明氏が1990年に結成した超一流のバロックオーケストラ・合唱団です。古楽器を用いてバッハが生きた時代そのままの音楽を忠実に再現し、世界の音楽界で大きな賞をいくつも受賞しています。この世界最高峰の演奏にライブで触れられることは、非常に貴重な機会なのです。
 特別講座という位置付けであることから、“レクチャー”コンサートを名乗っていることも大きな特色です。バッハは後半生にドイツのライプツィヒで数多くの教会カンタータ(オーケストラを伴う合唱・独唱・重唱などの複数楽章で構成される礼拝のための声楽曲)を作曲していますが、本コンサートではカンタータを演奏する前に、鈴木氏がその曲に込められたバッハの思いや意図を分かりやすく解説してくださいます。曲の背景を理解してすぐにその曲が、しかも一流の生演奏で奏でられるため、聴く者は曲のストーリーが自然と頭のなかに浮かんでくるのです。
 現代はインターネットや携帯用音楽プレーヤーの進化によって、手軽に音楽を楽しめるようになりました。その反面、本物の音楽に触れる機会が極端に少なくなっているように思います。本学に通う学生たちも、特にクラシックや宗教音楽への関心を持っている人は多くないのに加え、興味があってもCDやMP3などのデジタル音源で聴くだけのバーチャルな世界で完結していることが多いのです。実際に音楽ホールへ足を運び、オーケストラの生演奏を聴く機会はほとんどないでしょう。そんな時代に、学生たちに「本物の音に触れてもらいたい」「キリスト教音楽の魅力を伝えたい」との思いから企画したのが、このレクチャーコンサートです。
 大学からの文化発信が社会的責任の1つとして求められるなかで、キリスト教信仰に基づく大学である本学としては、キリスト教の音楽文化を広く伝えることも大きな使命です。レクチャーコンサートを学生だけではなく、一般の方々にも公開し、毎年楽しんでいただいているのもそのためです。バッハ音楽の美しさに魅了されている方、キリスト教音楽に関心のある方はもちろんのこと、バッハやキリスト教音楽に詳しくない方であっても、鈴木氏のレクチャーとBCJの演奏によって大きな感銘を受けられるはずです。このような真の意味での贅沢な時間を一人でも多くの方々と共有したいと思いますので、コンサート当日は、ぜひガウチャー記念礼拝堂にお集まりいただければ幸いです。


 
2011年6月16日(木)18:30開演
ガウチャー記念礼拝堂

◆開 場 18:00(18:30開演)
◆会 場 ガウチャー記念礼拝堂
◆料 金 2,500円(一般の方) 300名限定
◆チケット販売
 ☆イープラス(http://eplus.jp)
 ☆バッハ・コレギウム・ジャパン
  TEL.03-3226-5333(代)
  平日10時~18時

※学生・教職員は無料です。詳細は学内ポータルサイトをご覧ください。

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