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2021.05.25

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2021年5月19日 日刊工業新聞 26面に記事が掲載されました。【黄研究室(理工学部 電気電子工学科)】

ナノカーボンデバイス工学研究所所長 黄晋二教授(理工学部電気電子工学科)、渡辺剛志助教らの研究グループが炭素材料のグラフェンを使った透明アンテナを試作し、2021年5月19日 日刊工業新聞26面に記事が掲載されました。

銅板上にグラフェンを化学気相成長(CVD)で成膜し、メタクリル樹脂を支持材として石英ガラス基板に積層転写して3層にしました。3層のグラフェンの表面に添加物を塗布して抵抗値を下げることで、高い透過性を維持しつつアンテナの性能を向上させることに成功しました。
フレキシブルかつ透明なアンテナである特徴に加え、炭素材料で生体適合性が高いことから医療分野での利用も期待できます。

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