荒木 万寿夫ARAKI Masuo

学長補佐(データサイエンス担当)
経営学部 経営学科 教授 新学環開設準備室室長

Profile

修士(経済学)(青山学院大学)。青山学院大学大学院経済学研究科経済学専攻 博士後期課程標準年限満了退学。専門分野は経済統計学、情報教育。1999年青山学院大学経営学部経営学科専任講師に着任し、2010年同教授に就任。2020年経営学部教務主任を経て、2021年学長補佐に就任し、現在に至る。

統計データサイエンス学環にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。学環⻑に就任予定の荒木万寿夫です。本学環は、統計学を軸にデータサイエンスを学び、複雑化する社会の課題に向き合う力を育てる新しい学びの場です。

ビジネス、消費行動、医療、教育、法律や行政など、社会のさまざまな場面で、日々膨大なデータが蓄積されています。本学環では、データを正しく読み解く力を基礎に、課題を設定し、予測し、検証し、よりよい施策へと結びつけるデータサイエンスの本質を、統計学を軸とした体系的なカリキュラムで学修します。

AIがインフラ化する時代にこそ、人間に求められるのは、問いを立て、確かめ、根拠をもって説明する力です。皆さんには、意思決定を支える知識と技術を身につけ、社会のさまざまな実課題に向き合う力を育んでほしいと考えています。

本学環は1学年60名の少人数制で、きめ細かな教育を行います。また、既存5学部が連係する学環という仕組みを活かし、皆さんの関心に応じて多様な応用領域を選択して学べることも特⻑です。さらに、データサイエンスの実務に携わる教員も招き、ビジネスとの接続を意識した教育も展開します。学環附置の「統計データサイエンス研究教育センター(仮称)」では、渋谷・⻘山という立地を活かし、周辺企業等との連携を進め、学生が実社会の課題に触れながら学べる環境を構築します。

クラスや部活動の話し合いの中で、思いつきや先入観ではなく、根拠に基づいて考えることの大切さを感じたことがある。報道で示される表やグラフを見て、「本当にそう言えるのか」と自分で確かめたくなる。そうした姿勢は、この分野を学ぶうえで大きな原動力になります。また、データを用いて解決策を探ることは、多くの場合、誰かが抱える課題に向き合うことでもあります。誰かの課題に寄り添い、データの力でよりよい社会づくりに貢献したい——そんな思いをもつ皆さんと、一緒に学べることを楽しみにしています。