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物理・数理学科

物理・数理学科は2021年4月より物理科学科と数理サイエンス学科に改編いたしました。

最先端研究のその先へ。物理と数理の融合知で、世界のサイエンスを推進しよう。

物理学は、実験とともに、自然現象を記述する言葉として数学を用いながら、また数理科学はそれ自身の発展とともに、物理学の新しい概念を記述する言葉として、互いに深く影響を与えあいながら発展してきました。
物理・数理学科では、現代最先端の物理学と数理科学を得意分野としています。物理系では21世紀に最も注目される科学“超伝導”に関する研究で世界トップクラスの実績を誇ります。宇宙物理ではJAXA等と連携し、国際宇宙ステーションや人工衛星に関わる研究にも取り組んでいます。さらにナノテクノロジー、生物物理、原始物理、摩擦などの専門分野も含めて幅広く学べます。
数理系では、国際的な実績をもつ教員が表現論や特殊関数論、非線形数理、トポロジー、非線形離散系など数学の幅広い分野をカバーしています。
各分野のトップクラスの教員陣のもと、多彩な講義と、豊富な実験や実習、演習によって、その醍醐味にふれていきます。
卒業後の進路としては、各種メーカー、情報産業のほか、高度な数理モデルを使う現代の金融業、さらに教育分野など多岐にわたっています。また毎年30~40%の学生が大学院に進学します。

物理・数理学科 基本情報

物理・数理学科サイト
物理・数理学科サイト

理工学部物理・数理学科サイトでは、物理・数理学科の「学科の詳細情報」「最新パンフレット」「カリキュラム」「Q&A」「学生インタビュー」「卒業生からのメッセージ」「リレーコラム」「就職情報」「新入生対象の高校数学の復習「数学リメディアル」情報」などを掲載しております。

物理・数理学科で学べること- 基礎から専門への系統的なカリキュラム -

1年次は「力学」、「基礎物理数学」、「線形代数」、「解析学」などの基礎となる講義や演習を通じ、物理学および数学独特の考え方を学び、自らの頭で考え、理解する習慣を身につけます。実験の授業も始まり、実験を通じて物理現象に対する理解と好奇心を深めます。
2年次は、各自の興味や将来の目標に応じて2コースに分かれ、各分野の専門学習、実験科目、演習科目を学びます。さらに物理・数理学科ではコンピュータによる各種演習等を配置することによりコンピュータ教育にも力をいれています。
3年次は、それぞれのコースで、より専門性の高い講義、実験科目、演習科目に取り組みます。また、インターンシップも可能です。
4年次は学生の希望する研究室に所属し、最先端の実験・研究に触れます。各自のテーマで「卒業研究」に取り組み、その成果を論文にまとめ、4年間の総仕上げを行います。

各コースの特色

関心のあるテーマを深く追究できる2コース選択制

カリキュラムは、自然科学の法則が実験を通じて確立されたことを自ら体験し、物理学や数理科学への理解を深めるために、実験科目を豊富に設けています。また、2年次からは2コース選択制により、関心のあるテーマをさらに深く追究することができます。「物理科学コース」は、量子力学や統計力学を深く学び、現代物理学の先端を探求します。「数理サイエンスコース」は、現代数学の先端を学び、数学的な考え方、論理的な思考能力を身に着けることにより、研究者を目指す学生はもとより、社会に出ても応用力のある、柔軟な考え方のできる学生を育てることを目標としています。