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教育研究上の目的と3つのポリシー(教育学科)

POLICY 教育研究上の目的と3つのポリシー

教育研究上の目的

教育学科は、幅広い教養と、教育に関する深い専門的識見を兼ね備えた上で、より良い社会の形成に寄与しようとする意欲をもつ人材の育成を目指す。また、人間の成長と発達に関する学問分野に基礎を置き、様々な社会や環境において主体的に生きる人間と、その人間が果たす役割、行動や思考、人間と人間の関わり合いやコミュニケーションを研究する。

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

■知識・技能
全学的な教養教育と教育学に関する専門教育によって、人間の一生における成長過程を幅広く捉えることのできる理論的な知と実践的な知を有している。

■思考力・判断力・表現力
ますます多元化し複雑化する現代社会における諸問題を理解し、それを明らかにする科学的探究などに必要な対応能力(思考力・判断力・表現力を含む)を有している。

■意欲・関心・態度
教育の本質と理想的な姿を追求するとともにその担い手である人間という存在への理解を深めようとする意欲(関心・態度を含む)を有している。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

教育学科は、学科の人材育成目的の達成のため、(1) 語学教育として外国語科目(英語科目)、(2) 教養教育として青山スタンダード科目(第二外国語科目を含む)、(3) 専門教育として以下の教育学科学科科目によって教育課程を編成する。 

■教育学科学科科目
第0群:教育学の基盤に関わる科目群
第Ⅰ群:人間形成探究に関わる科目群
第Ⅱ群:臨床教育・生涯発達に関わる科目群
第Ⅲ群:教育情報・メディアに関わる科目群
第Ⅳ群:幼児教育学に関わる科目群
第Ⅴ群:児童教育学に関わる科目群
第Ⅵ群:中等教育に関わる科目群
第Ⅶ群:キリスト教教育に関わる科目群

段階(学年)ごとの科目構成・配置については、次の方針を取る。すなわち、基礎教養の基盤を人間の総合的研究と位置づけ、1・2年次においては、外国語科目(英語科目)と青山スタンダード科目(第二外国語科目を含む)を履修の中心に据え、かつ教育学の各学問領域に対応する基礎的な教育学科学科科目(上記第0~Ⅴ群において必修科目・選択必修科目を指定)を通して学習を進める。3年次以降は、教育学のより専門的な学習を進めるため、教育学に関わる様々な課題について、5つの履修コース(科目群)、すなわち第Ⅰ群科目を中心に学ぶ人間形成探究コース、第Ⅱ群科目を中心に学ぶ臨床教育・生涯発達コース、第Ⅲ群科目を中心に学ぶ教育情報・メディアコース、第Ⅳ群科目を中心に学ぶ幼児教育コース、第Ⅴ群科目を中心に学ぶ児童教育コースとして教育学科学科科目を履修する。

また、科目・構成配置にあたっては、次の諸点に留意する。

1)講義科目を中心に、文化と社会の中に生きる人間の身体的・心理的発達のメカニズムと教育との関係のあり方を理論的実践的に幅広く学び、知識・技能を培う。

2)必修の演習科目である教育学科学科科目(1年次の「基礎演習Ⅰ」「基礎演習Ⅱ」、2年次の「応用演習Ⅰ」「応用演習Ⅱ」、3年次の「専門演習Ⅰ」「専門演習Ⅱ」、4年次の「卒業研究Ⅰ」「卒業研究Ⅱ」など)、および実習科目を中心に、思考力・判断力・表現力を培う。

3)選択した履修コース(科目群)以外の科目群などからも科目を履修できることによって、幅広く学習分野が多様で、選択幅が広く、履修上の制約が小さいカリキュラムを設定し、個々の学生が、人間形成と社会のあり方を広い視野から学び、修得した優れた独創的な専門性を活かし、将来の方向性を的確に選択できるよう、意欲・関心・態度を培う。

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

■知識・技能
国語、地理歴史、公民、数学、理科、英語などについて、高等学校卒業相当の知識を有している。

■思考力・判断力・表現力
人間と社会について、論理的に思考・判断し、自らの考えを適切に表現することができる。

■意欲・関心・態度
人間の成長・発達・形成について深い関心をもち、教育の問題を幅広い視野から探求し、教育学と隣接分野について学ぼうとする幅広い知的好奇心と強い意欲を有している。