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ゼミナール紹介(英米文学科)

PICK UP SEMINARS 主なゼミナール紹介

比較企業文化研究 田中 裕介

英米文学科のゼミで「企業」を研究するというのは、意外に思われるかもしれません。本学科で主に研究の対象となるのは、英語で書かれた文学や英語という言語そのものなどですから、対極にあるもののようにも見えます。しかし「文化」も研究対象であるかぎり、その試みが奇を衒っているわけではないことが理解されると思います。「文化」がいわゆる美術などの高級文化から音楽、映画、ファッションなどの大衆文化までだけでなく、日常生活に浸透した慣習や社会制度も含むと考えるのであれば、英米の資本主義社会において先駆的に発展した「企業」も、小説などと変わらない文化的生産物・構築物と考えることができるのです。
もちろん経営学部などで考究される社会科学の対象としての「企業」という側面も重要でしょう。私のゼミでも発表やレポートにおいて必要な数値データを補強材料として提示するように求めています。しかしより強調されるのは、企業活動の文化的性質です。企業の本質が利潤を産み出す経済的装置であることはもちろんですが、扱う商品が、食品、衣料品、生活用品など日常生活に密着したものであるほど、その活動は、各々の文化の特性を考慮し、さらには文化的差異をめぐる本質的な思考を前提とすることが必要になってきます。私の担当するゼミでは、文学や語学の学習によって培われた学生の皆さんの人文学的能力を、卒業後多くの方々が携わる企業活動の様々な面で活用することができるまでに鍛え上げることを目指しています。

比較企業文化研究 田中 裕介

英米文学科のゼミで「企業」を研究するというのは、意外に思われるかもしれません。本学科で主に研究の対象となるのは、英語で書かれた文学や英語という言語そのものなどですから、対極にあるもののようにも見えます。しかし「文化」も研究対象であるかぎり、その試みが奇を衒っているわけではないことが理解されると思います。「文化」がいわゆる美術などの高級文化から音楽、映画、ファッションなどの大衆文化までだけでなく、日常生活に浸透した慣習や社会制度も含むと考えるのであれば、英米の資本主義社会において先駆的に発展した「企業」も、小説などと変わらない文化的生産物・構築物と考えることができるのです。
もちろん経営学部などで考究される社会科学の対象としての「企業」という側面も重要でしょう。私のゼミでも発表やレポートにおいて必要な数値データを補強材料として提示するように求めています。しかしより強調されるのは、企業活動の文化的性質です。企業の本質が利潤を産み出す経済的装置であることはもちろんですが、扱う商品が、食品、衣料品、生活用品など日常生活に密着したものであるほど、その活動は、各々の文化の特性を考慮し、さらには文化的差異をめぐる本質的な思考を前提とすることが必要になってきます。私の担当するゼミでは、文学や語学の学習によって培われた学生の皆さんの人文学的能力を、卒業後多くの方々が携わる企業活動の様々な面で活用することができるまでに鍛え上げることを目指しています。

アメリカ詩を精読する 来馬哲平

このゼミでは、19 世紀から20 世紀のアメリカ詩を、英語表現のゆたかさや詩の形式、そしてそれらが書かれた時代の文化や社会状況を学びながら、丁寧に読み解きます。前期は19 世紀のアメリカ詩を特徴付けるWalt Whitman、Emily Dickinson、Edgar Allan Poe の詩を読みました。後期は20世紀のアメリカ詩に視点を移し、詩という媒体を刷新しようとした詩人たちの、「新しさ」へのこだわりと、そこから陰画的に浮き彫りになる「過去」とのねじれた関係を、「世代」、「人種」、「階級」、「ジェンダー・セクシュアリティ」その他の観点に立ちながら、広く深く考察します。

アメリカ詩を精読する 来馬哲平

このゼミでは、19 世紀から20 世紀のアメリカ詩を、英語表現のゆたかさや詩の形式、そしてそれらが書かれた時代の文化や社会状況を学びながら、丁寧に読み解きます。前期は19 世紀のアメリカ詩を特徴付けるWalt Whitman、Emily Dickinson、Edgar Allan Poe の詩を読みました。後期は20世紀のアメリカ詩に視点を移し、詩という媒体を刷新しようとした詩人たちの、「新しさ」へのこだわりと、そこから陰画的に浮き彫りになる「過去」とのねじれた関係を、「世代」、「人種」、「階級」、「ジェンダー・セクシュアリティ」その他の観点に立ちながら、広く深く考察します。

英語音声学(演習) 横谷輝男

英語の音声の作られ方や聞こえ方についての基本を学び、実際に重要な区別を付けながらの発音、一般的な日本人には難度の高い音の聴き取りの練習などを行います。我が国の英語研究・英語教育において使用されることの多い発音記号がそれぞれどんな音を表すかをきちんと学びます。
英語でのプレゼンテーションや教育実習の際に役立つ、不自然にならない程度に明瞭な発音ができるように練習します。日常の意思疎通においては必ずしも必要ではないが、英語の専門家としては、できることが大いに望まれる発音、例えば/p, t, k, b, d, g/などがきちんと発音されない場合や、/p, t, k/の音が強めの息を伴う場合の発音などを学びます。
本学科の社会的役割を鑑み、「英語を教える立場になった場合に、適切な発音モデルを提示できる」、「聞き分けのポイントについて適切な解説ができる」ようになることも重要な目標とします。

  • 模擬授業 英語音声学(演習) 横谷輝男
  • 模擬授業 英語音声学(演習) 横谷輝男

Designing, Grading and Sequencing Second Language Learning Tasks Peter J. Robinson

How do we design language learning tasks that help learners of English, or any second language, improve their speaking, listening comprehension, and grammatical and vocabulary abilities? This seminar will begin with a survey of currently available teaching materials that aim to meet these objectives. We will then spend some time reading about and discussing theories of second language learning that can help inform effective second language task design. As a group, in the first semester, we will then design our own second language learning tasks, for beginner and more advanced adult learners of English. In the second semester we will do research using these tasks to see what measurable effects they have on learning and second language performance. This will involve recoding and possibly videotaping learners as they perform the tasks in pairs and groups, and then transcribing the speech produced, and analyzing that and other aspects of performance. We will learn how to report results of this research in tables, and using statistical analyses.

AGU RESEARCH(教員インタビュー)~「SSARCモデル」が導く 一人一人の認知能力に適した 学び方を選べる未来~

Designing, Grading and Sequencing Second Language Learning Tasks Peter J. Robinson

How do we design language learning tasks that help learners of English, or any second language, improve their speaking, listening comprehension, and grammatical and vocabulary abilities? This seminar will begin with a survey of currently available teaching materials that aim to meet these objectives. We will then spend some time reading about and discussing theories of second language learning that can help inform effective second language task design. As a group, in the first semester, we will then design our own second language learning tasks, for beginner and more advanced adult learners of English. In the second semester we will do research using these tasks to see what measurable effects they have on learning and second language performance. This will involve recoding and possibly videotaping learners as they perform the tasks in pairs and groups, and then transcribing the speech produced, and analyzing that and other aspects of performance. We will learn how to report results of this research in tables, and using statistical analyses.

AGU RESEARCH(教員インタビュー)~「SSARCモデル」が導く 一人一人の認知能力に適した 学び方を選べる未来~

スピーチ・コミュニケーションとパフォーマンス研究 大川道代

皆さんは「パフォーマンス」という言葉から何を連想しますか?政治家のパフォーマンスという言葉がよく使われるため、本意でないことを大げさに主張する、と考える人もいるかもしれません。私の演習ではパフォーマンスを as a way of knowing として捉えます。何を追求する手段なのかは、プロジェクト研究を進めながら履修生自身が模索していきます。
日常生活におけるパフォーマンス(performance in everyday life)では、これまで研究対象として扱われることが少なかった普通の人々の日常生活に着目します。皆さんが今まで生きてきて、最も感動的だった瞬間を思い出して下さい。入試、恋愛、クラブ活動、家族の絆など人は皆、気づかないうちにパフォーマンスに携わっていることに気づくでしょう。
社会変革のためのパフォーマンス(performance for social change)では、社会的に弱い立場にいる、抑圧されている人々の視点から世界を見つめ直します。そして現代社会の問題点や矛盾点を指摘し、その解決策を学生自身の言葉(英語)で発表します。自己表現能力の開発に興味のある方々と一緒に、パフォーマンスについて研究できるのを楽しみにしています。

スピーチ・コミュニケーションとパフォーマンス研究 大川道代

皆さんは「パフォーマンス」という言葉から何を連想しますか?政治家のパフォーマンスという言葉がよく使われるため、本意でないことを大げさに主張する、と考える人もいるかもしれません。私の演習ではパフォーマンスを as a way of knowing として捉えます。何を追求する手段なのかは、プロジェクト研究を進めながら履修生自身が模索していきます。
日常生活におけるパフォーマンス(performance in everyday life)では、これまで研究対象として扱われることが少なかった普通の人々の日常生活に着目します。皆さんが今まで生きてきて、最も感動的だった瞬間を思い出して下さい。入試、恋愛、クラブ活動、家族の絆など人は皆、気づかないうちにパフォーマンスに携わっていることに気づくでしょう。
社会変革のためのパフォーマンス(performance for social change)では、社会的に弱い立場にいる、抑圧されている人々の視点から世界を見つめ直します。そして現代社会の問題点や矛盾点を指摘し、その解決策を学生自身の言葉(英語)で発表します。自己表現能力の開発に興味のある方々と一緒に、パフォーマンスについて研究できるのを楽しみにしています。

  • コミュニケーション演習『大川ゼミ』発表会 英語創作劇―”unknown”
  • コミュニケーション演習『大川ゼミ』発表会 英語創作劇―”unknown”

SEMINAR LIST 研究テーマと内容

英米文学科のゼミナールにおける研究テーマと内容を紹介いたします。

教員名 研究テーマ
笹川 渉 ShakespeareとMary Wrothのソネットを読む/John MiltonのParadise Regainedを読む
松井 優子 Mary ShelleyのFrankensteinを読む
久野 陽一 ジョナサン・スウィフト『ガリヴァー旅行記』(Jonathan Swift, Gulliver's Travels) を読む
DABBS, Thomas W. Shakespeare's Romeo and Juliet / Much Ado about Nothing
伊達 直之 文化・メディア研究と精読の試み
田中 裕介 比較企業文化研究
KNIGHTON, Mary A. The Harlem Renaissance in American Literature and History
若林 麻希子 結婚を巡る物語――結婚を通してみるアメリカ社会
西本 あづさ When and Where I Enter──アメリカ黒人女性の声を聞く
来馬 哲平 アメリカの詩を精読する
外岡 尚美 ブロードウェイ・ミュージカル研究-アメリカ文化と人種の関係
齊藤 弘平 アメリカ研究プロジェクト
結城 正美 環境文学―人型ロボットとの未来
橋本 智弘 ポストコロニアル文学/理論を読む/Amitac GhoshのThe Hungry Tide (2004)を読む
ROBINSON, Peter J. Describing and researching second language learner language
横谷 輝男 英語イントネーション研究
髙橋 将一 生成文法理論を通して、私たちのことばを考える
寺澤 盾 変容する現代英語
葛西 宏信 英語構文の統語的・意味的特性を学ぶ
中村 光宏 英語音声学・音韻論研究
REIMANN, Andrew N. Comparative Culture Studies as well as Communication
DIAS, Joseph V. Seminar in Intercultural Communication
大川 道代 スピーチ・コミュニケーションとパフォーマンス研究
野邊 修一 非言語コミュニケーション研究
小野寺 典子 Discourse Analysis 2022: Analysis of English/Japanese Ordinary Conversations
稲生 衣代 放送ジャーナリズムにおける通訳
田中 深雪 通訳・翻訳研究
ALLEN 玉井 光江 Teaching English to Young Learners(子供の英語教育)
飯田 敦史 第二言語習得論から見る英語教育・研究

RESEARCH THEMES 学生の研究テーマ例

※過去3~4年の卒業論文・ゼミ論文・ゼミ研究内容からの抜粋です。本学科では、卒業論文は教員の個別指導のもと、英語で書きます。

  • The Influence and Acceptance of Shakespeare in Modern Popular Music (ポップ・ミュージックにおけるシェイクスピアの影響と受容)
  • On the Border Between Mental Illness and Health: History and Representations of Psychiatry in 20th Century America(心の病と健康の境界で―20世紀アメリカにおける精神医療の歴史と表象)
  • English Locative Inversion in the Complement of Perception Verbs (知覚動詞の補部における英語の場所句倒置構文について)
  • A Study of the Differences of Translation Between the Subtitle and the Dubbing in the Films TOY STORY Series (映像翻訳における字幕版と吹き替え版の違いに関する考察―映画TOY STORYシリーズを通して)
  • An A nalysis of Students’ Motivations Based on Self-Determination Theory (自己決定理論からみた中学生の学習動機分析)