経営学科では、企業経営に親しむための独自のシミュレーションゲームを開発し、1年生の必修科目「マネジメント基礎A」に取り入れています。このゲームは学生ひとり一人がメーカー企業を経営し、株価で順位を競い合うものです。
経営学科
DEPARTMENT OF BUSINESS ADMINISTRATION
AOYAMA CAMPUS
現実の企業で起きている問題を取り上げ、
理論的かつ実践的な研究を行う
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MOVIES 動画で知る経営学科
FEATURES 学科の特色
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経営活動を多角的・多元的に思考する
経営学科では、経営学およびその隣接領域に関する専門知識の習得と将来の企業リーダーや経営管理のプロフェッショナル育成を目指しています。近年の企業社会の抱える課題は複雑で、端的なアプローチではなかなか解決には至りません。その課題に対して、さまざまな視点からアプローチしていくことが求められています。経営学科では、戦略的視点、組織論的視点、財務的視点などを駆使して経営課題に立ち向かうことのできる人材を育成します。入学後すぐに取り組むことになるマネジメントゲームもその教育の一つです。戦略策定、製品開発、人材育成・管理、財務管理や流通といった諸活動の仕組みを、ゲームを通じて体験し、体得できるようになります。
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理論と実践の両輪を回していく
そもそも経営学は実践的な学問です。実際の企業経営に適用できなければ学ぶ意味がありません。そこで、経営学科では「頭を働かせる教育」と「手と口を動かす教育」を両輪としてカリキュラムを構築しています。体系的に多くの分野にわかれる経営学の諸理論を学習することが頭を働かせる教育であれば、実際に手を動かして経営データの収集と分析を行い、その分析結果に基づき口を動かして意思決定を説明するのが手と口を動かす教育ということになります。2020年度に新設されるEbM(Evidence based Management)教育プログラムはその典型です。理系学部とは異なる経営学部ならではのデータサイエンス教育を展開するなかで、理論と実践の両輪を駆動していきます。
LECTURES 授業紹介
アカウンティング基礎Ⅰ・Ⅱ
「アカウンティング基礎Ⅰ・Ⅱ」は、企業活動のコアをなす会計(=アカウンティング)の世界への入門となる講義です。この講義では、日常の取引から決算書の作成に至るまで、複式簿記の基本を丁寧に学びます。
制度会計論A
「企業が情報開示を求められるのはなぜだろうか」、「粉飾決算はどうして起こるのだろうか」、「公認会計士監査の社会的役割は何だろうか」などの論点に対して経済学の考え方を適用し、現行の会計制度・基準の意義や将来的帰結を検討します。
エビデンスベースドマネジメント基礎・応用
経営上の様々な意思決定にデータ分析結果を正しく反映できるよう、Python によるプログラミング(基礎)とPython によるデータ分析(応用)を扱います。
SEMINARS ゼミナール紹介
金融・ファイナンスなどを体系的に
金融分野、ファイナンスなどを体系的に学ぶゼミです。実践重視で、為替の動きや日経平均株価などをみながら進めます。さらにゼミ生全員が日経STOCKリーグに参加していて、コンテストへの入賞を目指します。
ビジネスプランニングによる企業行動の理解と分析
リクルート、楽天、セブン・イレブン、山崎製パンなどとコラボレーションし、実際に商品開発やマーケティング活動を行っています。
サプライチェーン・マネジメントおよび戦略的意思決定
企業経営に欠かせないサプライチェーン(需要の的確な把握・スピーディな製品開発・効率的な生産・タイムリーな物流)のマネジメントとマーケティングに関する研究をテーマに、現実企業(素材メーカー)の商品開発にも参加し実践的に学んでいます。
企業会計および経営分析に関する研究
「企業会計」の目的は、貨幣という共通の尺度で企業活動を認識・測定し、これを財務諸表を通じてアウトプットすること。また、この財務諸表を詳細に分析する手法が「経営分析」。数的根拠に裏づけられたこれらの知識を駆使し、企業の活動状況とその結果を読み取る力を養います。