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ゼミナール紹介

SEMINAR LIST ゼミナール紹介-文化基礎演習(2年次必修)

  1. 多文化社会論入門 教員:飯笹 佐代子

    グローバル化が進むなか、様々な文化や宗教、価値観がせめぎあう多文化社会/世界の最前線に着目し、多文化の交流・共存に向けた課題や可能性について、理論、論争、出来事、取り組みなどを通じて学び、討論・考察します。アート(文化・芸術)活動が文化間理解に与える影響力にも注目します。
    取り上げるテーマ(予定)は、ヨーロッパとイスラーム文化、テロ事件の背景、移民国家の多文化政策(アメリカ、カナダ、オーストラリアなど)、世界の難民問題、先住民文化の現在、スポーツ/オリンピックと人種・民族問題、「多みんぞくニホン」の現状と課題、など。

  2. オンライン時代の就活学(基礎演習編) 教員:井口 典夫

    「新しい日常」に向け就活で求められるものは益々レベルアップし、今や「大学生活2年分の全てが問われる総合格闘技」の様相を呈しています。そこに就活を学問・専門知識を踏まえた総合科目として身に付ける必要性を痛感します。
    2年の頭から「大学生活2年分の総括」に真剣に取り組んでもらいます。

  3. 映像コンテンツ産業のマネジメント(基礎演習)  教員:内山 隆

    ・米国トップフィルムスクールで使われている映画プロデューサー向けの教科書(英語原書にて)の輪読
    ・短編映画、CM、PV等の映像の制作
    ・「青山フィルメイト」等の映像コンペ・イベントの開催
    何をやるにしても、手段に過ぎません。学習目的は、クリエイティブ産業で生きていくための姿勢や態度を理解することです。

  4. デジタル製品をつくる 教員:大島 正嗣

    このゼミではコンピュータのプログラミングとCADを学んで、簡単なデジタル製品を作ってみます。我々の身の回りには、スマホから玩具まで、様々なデジタル製品が溢れています。それらのなかで「使いやすい・使って楽しい」製品はどのように設計されているでしょうか?例えばIDEOの提唱する「デザイン思考」という方法論や、ベルガンティの「デザイン・ドリブン・イノベーション」という方法論があります。また、このゼミでは設計するだけでなく、実際に動く「モノ」をCADと3Dプリンタとmicrobitを使ったプログラミングで作ってみます。勿論プロトタイプを作る程度までですが、もの作りを通して様々な事象を学んでいこうと思います。

  5. Marketing as Communication(基礎演習) 教員:川又 啓子

    マーケティングに関連する事象は多岐にわたります。2年次の文化基礎演習では、マーケティングの基礎的な考え方を学ぶことを目的とします。

  6. 都市と地域の生活文化によるまちづくり 教員:黒石 いずみ

    本演習の目的は、都市と地域の生活空間の成り立ちを学び、まちづくりの理論と実践を学ぶことです。
    授業では(1)地域の経済状況や社会構造、歴史的文化の情報を調査し、都市や地域の現状を都市史や社会学、民俗学、生活学などの視点から理解する力の習得。(2)都市や地域の行政や自治組織、企業の方々など多様な人々と交流し活動するコミュニケーションスキルの習得。(3)海外を含む多様な地域のまちづくりや地域振興活動と比較して、日本と海外、都市と地域の文化的交流を自分なりに提案し表現するプレゼン力を育てます。

  7. 西洋哲学研究(基礎演習) 教員:茂 牧人

    本演習は、大学の中で人文系の学問を研究するということは、どういうことであるかを西洋哲学中心に作業することによって、身に着けることを目的とする。
    学術書(最初は哲学史の入門書)を丁寧に読解する。担当者が解説して、学生どうしでディスカッションする。好きな思想家・哲学者を選ぶ。最後にその哲学者についてレポートを作成する。これらの基本的な作業をすることで、アカデミック・スキルを身に着ける。

  8. パンデミックの下で学ぶ知性と戦略 教員:杉浦 勢之

    パンデミックの只中に入学した学年という前例のない事情に鑑み、総文の学びをどのように将来に活かすか、そのための武器となる文化と社会科学の基礎を1年で学びます。
    この原稿を書いている段階で、来年度講義がオンラインを続けなければならないか、対面授業が可能となっているかは不確定です。不確実性に突入した世界で生きる武器は、知識を戦略的知性に高めることです。それがあれば、困難な中にあっても夢を追うことが出来ます。

  9. 演劇と/の経済 教員:竹内 孝宏

    演劇という芸術実践を、表現行動と経済行動の「複雑系」という観点から分析する。

  10. 都市学演習としてのフィールド調査研究及び演習課題(基礎演習) 教員:團 紀彦

    このゼミは通常大学の理系の専門分野として知られている都市工学とは異なり生活者と計画者の双方の視点に立って都市を総合的に研究する「都市学」の実践的な演習として位置付けられるものである。文化現象の総体としての都市と人間の文明の粋を集約した都市についての基礎知識を学び、その理解を深めることは生活環境としての都市への視野を広げるだけでなくより積極的に都市や自然環境がどうあるべきかといった政策的な議論に参加する能力を高めひいてはそれに対する計画的なヴィジョンを養うものと考える。まずは自分たちが住んでいる東京について知ることが大切であり、世界の街についての知識を持つとともに都市デザイン思想史をはじめ過去から現代に至る都市デザインを動かしてきた思潮を理解することも大切である。世界最大の都市圏東京の中心部に位置する青山学院大学の学生として必要な東京に関する知識と教養を身につけるだけでなく将来都市に関する様々な分野での活躍を希望する学生を行動力と判断力があり即戦力となる人材に育てることを目的としている。

  11. 音楽・都市文化論演習入門 教員:鳥越 けい子

    音楽の理解、音楽への関わりかたには、いろいろな方法があります。同様に、都市の理解や関わりかたにも、いろいろな方法があります。この演習では、さまざまな音楽活動を、その背景となる都市(時代・環境・社会等)の文脈から理解すると共に、その学習成果を今後のまちづくり等のデザイン活動に活かしていくにはどのような方策があるかを、理論と体験を通じて理解することを目的とします。同時に、音楽に代表される形に留まらない人々の活動・土地の歴史や記憶から、都市そのものの実態を理解することを目的とします。

  12. 社会科学系アカデミック・リテラシー 教員:中野 昌宏

    この演習は,以下の能力を涵養しつつ、主体的に「研究」をする構えを身につけてもらうことを目的とします。
    ・大量の情報の中から自分に必要な情報を取り出す調査能力
    (文献やデータの探しかた,入手のしかた,読み方など)
    ・取り出した情報を整序しまとめる能力
    (得た知識のまとめかた,図表の作りかたなど)
    ・まとめた内容をわかりやすく的確に人に伝える発表能力
    (プレゼンのしかた,論文の構成,文献表記のしかたなど)
    方法としては、プレゼンやディベートなどの形式を取り入れつつ、集団で一つの研究テーマを設定して、研究していきます。

  13. 生命観と文化 教員:福岡 伸一

    生命をめぐる問題が、今日、社会的課題として議論されています。たとえば、脳が機能停止した身体を死体と見なしてほんとうによいのでしょうか(脳死問題)。DNA検査によって予防的治療を行うことはどこまで有効なのでしょうか。出生前診断による生命の選択の是非はどうでしょう。このような問題は、実は、科学だけの問題ではありません。むしろ文化の問題です。生命観の問題です。生命をとりまくさまざまな問題について総合文化政策学部に在籍するみなさんとともに考えたいと思います。

  14. 精神分析と芸術 教員:福田 大輔

    フロイトがどのように社会と芸術を把握したかを学ぶ。精神分析は接近しにくい知となっているが、日常生活とまったく無関係なものではない。一読すると抽象的かつ無味乾燥な文章が、ゆっくり読み進めて行くうちに、自分のことを自分よりもうまく説明してくれていることに気がつくようになる。哲学/思想系の論文を読む醍醐味をよりよく味わうためのゼミにしたい。

  15. 物語について考える 教員:宮澤 淳一

    現代作家の小説をいくつか読みながら、「物語」とは何かを考えます。
    「物語」は、世の中のあちこちにあります。大学生活、交友・恋愛、就職活動、会社の仕事、結婚、子育て、各種のイベント、社会の仕組みや国際問題にも、みな「物語」が見え隠れしていて、あなたをあと押しもすれば、束縛や翻弄したりもします。
    そうした「物語」のあり方に疑問を感じ、小説や詩といった新しい「物語」の創作を通してそれを検証し、自分の立ち位置を考えているのが、作家や詩人です。
    そこで、作家や詩人たちの「物語」と向き合ってみませんか?文学は「物語」の基礎なので、演劇、映画、音楽などを理解するためのヒントも得られましょう。

  16. 地域社会から日本文化を考える 教員:矢野 晋吾

    本演習は、日本文化を歴史的・空間的に立体的に把握することで、受講者それぞれが3年次以降、創造的な活動を進めてゆくための主軸を理解し、自らの「立ち位置」について模索することが目的です。
    これまで、日本文化はアニメや漫画など、多様な形で開花してきました。それらは一見、都市文化が生み出したように見えますが、世界から高く評価されているのは、描かれた世界観、自然観、つまり日本文化が永年、積み上げてきた文化の総体です。目の前で華々しく咲き誇る都市文化の理解も重要ですが、実はその根源は、日本の地域社会を地道に生きた人々が、自然と向き合いながら、営々と長い時間をかけて醸成してきた豊かな文化なのです。つまり、都市に咲く美しい花は日本各地の地域文化を消費することによって成り立っている側面があります。そして人間が生きていくための基本的な物資を生産する手段を持たない、いわば“幻想”に支えられた都市のあり方は、コロナウイルスにより、脆くも崩れ去りつつあることを皆さんも実感されていることと思います。
    本演習では、日本の豊穣な地域文化について、大きな視点から理解していくことを目指します。

  17. 経営学の基礎 教員:高 永才

    本演習の目的は、人文社会学の学問を学ぶということは、どういうことであるかを経営学関連の文献や事例を読むことで理解することにある。
    授業は、経営学の基礎レベル(戦略論、組織論、イノベーション・マネジメント関連)の書籍を丁寧に読解し、1.レジュメを作成する。さらに、2.口頭で教員と他の学生の前で発表し、みんなと議論をする。最後に3.レポートや小論文を作成する三つの方法で実施する。1~3の中で特に1は毎回行う。1~3を繰り返し行うことで自らの意見を分かりやすくコンパクトに伝えることをはじめ、アカデミック・スキルを身に着けることを目指す。 

  18. 哲学演習基礎(文化と倫理政治と哲学) 教員:関根 小織

    正義論の文献講読を通じて現代の文化の共同体(コミュニティ)機能およびその倫理的な役割と問題を哲学的に考える。
    多様な文化とその価値観の相違がぶつかり合うことも少なくない現代の世界において、文化や思想がその争いのもとになることもそれを超えることにもなりうることを示唆するのが、道徳哲学と政治哲学にまたがる正義論である。講読する著作で著者サンデルはベンサムらの功利主義・ノージックらのリバタリアニズム・カントの義務論的道徳哲学・ロールズの正義論・アリストテレスの徳倫理学などを、アメリカの現代文化史の紹介も兼ねた諸事例をしばしば出しながら、解説していくなかで、それぞれの考え方への反論や疑問の考察を通じて各自がもつ考え方の反省が進んでいくよう巧みに促していく。
    本演習では、こうした文献の講読を通じて、参加者が自身の考え方を自己反省し、多様な文化・伝統・価値観をもつ諸共同体が共存しうる時代を考えるための基礎的考察をなすことで、哲学的知識形成の導入とすることをもめざす。

  19. 近代日本の文化と社会(基礎演習) 教員:森島 豊

    日本の文化・社会が何故現在のような姿になったのか知っていますか?森島ゼミでは、近代日本文化の形成過程を思想史的に深く掘り下げ、討議し、思索を重ね、新しい社会の在り方を創造的に考えていただきたいと願っています。特に現代の政治・社会問題の本質を思想と政策に注目してとらえます。具体的には、政治、宗教、法、文化、芸術、芸能、教育、メディア、科学、差別、等それぞれの関心のある主題を通して調べて行きます。

SEMINAR LIST ゼミナール紹介-文化演習(3・4年次選択)

  1. 多文化社会論(共生のポリティクス+アートと政治) 教員:飯笹 佐代子

    本ゼミでは、越境移動、マルチカルチュラリズム(multiculturalism)、インターカルチュラリズム(interculturalism)等をめぐる理論と実践に着目し、国内外のさまざまな 具体事例を通じて、文化多様性のダイナミズムや共生の現状と課題、可能性を考察します。同時に、関連領域における文化芸術(アート)からの問題提起にも注目し、アートの社会的、政治的な意義について考えます。

  2. オンライン時代の就活学(文化演習編) 教員:井口 典夫

    就活を成功に導くあらゆること(業界研究、プレゼン、論文指導、プロジェクト体験、インターンシップ対策、ES添削、SPI対策、面接指導)を実施します。「新しい日常」に向け就活で求められるものは益々レベルアップし、今や「大学生活2年分の全てが問われる総合格闘技」の様相を呈しています。そこに就活を学問・専門知識を踏まえた総合科目として身に付ける必要性を痛感します。

  3. 映像コンテンツ産業のマネジメント 教員:内山 隆

    学生の自己満足ではない作品作りを通して、個人の単位ではなく組織でクリエイティブな作業をすることが本ゼミの目標です。

  4. インタラクションデザイン 教員:大島 正嗣

    「使いやすいコンピュータシステム」を作るために、「インタラクションデザイン」という観点から研究する。人間がコンピュータなどの機械を操作する際の、機械と人間の間のやり取りのことをインタラクションという。iPhoneの画面をフリックする、クリック音がする、などがインタラクションの例である。使いやすい・分かりやすい・使っていて楽しいシステムを作るためにはどのようなインタラクションが必要なのか、コンピュータをどう介在させたら良いのか、を考えていく。また考えるだけでなく、実際にプログラミングを行いプロトタイプを作成し、手で確かめながら進めて行きたい。対象とするのは狭い意味での機械に限らない。ソフトウェア、Webページ、玩具、映像などが含まれる。

  5. Marketing as Communication 教員:川又 啓子

    マーケティングや広告、消費者行動に関する知識をさまざまな方法で習得し、外部企画への挑戦や研究レポートの作成を通して、成果としてまとめることを目的とします。
    《前期》マーケティング・消費者行動の専門書の輪読、外部企画への応募
    《後期》各自のテーマに関する研究に取り組み、学期末に10000字の研究レポートを作成

  6. 西洋哲学研究 教員:茂 牧人

    本演習では、西洋哲学に関する基礎的著作を読解することによって、西洋哲学の基本的な問題を発見して、思索し、討議して、考え方の道筋を理解し、レポートにまとめていく作業を行う。また卒論に向けて、準備を行う。参加者は、原則として、卒論を執筆することを条件とする。

  7. アイドル表象文化論 教員:竹内 孝宏

    文化的表象としての「アイドル」を研究する。「文化における表象の生産・流通・消費」という表象文化論の基本を踏まえ、ひとまず生産(演劇性)・流通(メディア)・消費(ヲタ)を3つの柱としてスタートすることにする。
    リンク(Facebook):https://www.facebook.com/gekidanminazuki/

  8. 都市学演習としてのフィールド調査研究及び演習課題 教員:團 紀彦

    このゼミは通常大学の理系の専門分野として知られている都市工学とは異なり生活者と計画者の双方の視点に立って都市を総合的に研究する「都市学」の実践的な演習として位置付けられるものである。文化現象の総体としての都市と人間の文明の粋を集約した都市についての基礎知識を学び、その理解を深めることは生活環境としての都市への視野を広げるだけでなくより積極的に都市や自然環境がどうあるべきかといった政策的な議論に参加する能力を高めひいてはそれに対する計画的なヴィジョンを養うことにつながるものと考える。世界最大の都市圏東京の中心部に位置する青山学院大学の学生として必要な東京に関する知識と教養を身につけるだけでなく将来都市に関する様々な分野での活躍を希望する学生を行動力と判断力があり即戦力となる人材に育てることを目的としている。

  9. 音・都市文化論演習 教員:鳥越 けい子

    音楽を含めた「音の風景(サウンドスケープ)」から都市をとらえるということには、都市環境の一要素としての音に注意を喚起し、「聴覚」を手がかりに五感さらには全身感覚によって景観をとらえることの大切さを説くことに加え「土地の記憶を発掘・発信・発信する」等の意味があります。
    この演習では、そうした活動の基本コンセプトとなる「サウンドスケープ研究」とそのための「フィールドワーク(野外調査)」に関する文献を講読すると共に、青山キャンパス周辺をはじめとする特定の地域をフィールドに各種の調査を実施しながら、その成果を都市のデザインや「次代を担う価値観に根ざしたまちづくり」に生かす方法を体験・実践的に学びます。

  10. 共生のための政治・経済・社会理論 教員:中野 昌宏

    政治に関心をもたない若者が多いと言われています。「学校で習ったことがないから、どこに投票したらよいかわからない」、「わからない者が投票してはいけない気がする」、などという声もしばしば耳にします。確かに日本の高校までの教育には「主権者教育」が十分なされているとは言えませんし、日本史も近代まで進まず、政治・経済もきちんと学んでいるとは言えないようです。とはいえ、わからないなら自ら学ぶべきでしょう。
    本ゼミでは、一人前の主権者を育てるべく、現代日本や他国の歴史と現状認識、政治経済の理論的知識、政策立案や日常生活のための指針となる思想や哲学、それを取り巻く教養全般について学ぶことを目的とします。文献やデータの収集や読解、説明・提示・議論、ディベートなどができるための素地をつくっていきます。

  11. 生命観と文化・文明・現代 教員:福岡 伸一

    わたくしのゼミでは、生命観と文化・文明をめぐる諸問題について、研究テーマを設定し、それぞれが調査を行い、その成果を発表し、議論する形式で、考察を深めています。
    本ゼミでは、基礎ゼミでの成果を踏まえて、生命をめぐる現代的な問題についてさらに考察を深めていきたいと思います。題材としては、生と死の問題の他、男性と女性、食の安心・安全、遺伝子組み換え技術など生命操作の是非、出生前診断、臓器移植、iPS細胞、ES細胞、あるいは科学研究における捏造の問題などいろいろなテーマを提案していただき、その中からいくつかを選んで研究してみたいと思います。

  12. 精神分析からみた文学/芸術読解 教員:福田 大輔

    芸術作品を参照しながら、精神分析の基本概念(欲動、無意識、転移、反復)の把握をめざす。フロイトの理論の細やかさ・柔らかさを具体的に実感できるようにしたい。
    そのためにはフロイト理論をきちんと学んでいく必要もあるが、多くの文芸作品や芸術作品に触れる必要があるため、普段から(自分の好みに合わない作品も含めて)多くの作品に触れる努力をする。

  13. 物語について考えを深める 教員:宮澤 淳一

    現代作家の小説を読み、「物語」について考えを深め、論じる力を鍛えます。
    「物語」は、世の中のあちこちにあります。大学生活、交友・恋愛、就職活動、会社の仕事、結婚、子育て、各種のイベント、社会の仕組みや国際問題にも、みな「物語」が見え隠れしていて、あなたをあと押しもすれば、束縛や翻弄したりもします。
    そうした「物語」のあり方に疑問を感じ、小説や詩といった新しい「物語」の創作を通してそれを検証し、自分の立ち位置を考えているのが、作家や詩人です。
    そこで、作家や詩人たちの「物語」と向き合ってみませんか?文学は「物語」の基礎なので、演劇、映画、音楽などを理解するためのヒントも得られましょう。
    「物語」や「語り(ナラティヴ)」とは何かを確かめつつ、川上弘美、川上未映子、村田沙耶香、村上春樹、マーガレット・アトウッド、アリス・マンローなどを扱います。特にジェンダーやセクシャリティの問題(女性だけではなく、男性も意識を深めておくべき問題)を重視します。また、なるべく多く、外国の作品(翻訳)を読むことを心がけてもらいます。

  14. 地域社会における生活文化を考える 教員:矢野 晋吾

    地域社会(主として日本及び東アジア)を対象に、そこで受け継がれてきた生活の仕組みや自然環境の利用など、人々が培ってきた生活文化について検討しながら、今後の地域における社会・文化のあり方について考えてゆきます。
    受講者は、自ら課題を設定し、手足を使ってデータ収集・分析を行いながら、それぞれの視点から理解を深めていきます。従って、受講者の主体的な参加が望まれます。
    担当教員は、主として日本の地域社会におけるフィールドワークを通じて、「人(社会)」と「自然環境」との関係性と生活文化について社会学・民俗学の視点から考えて参りました。本演習も基本的にそのような視点から議論を進めていきます。

  15. 企業経営とイノベーション・マネジメント 教員:高 永才

    本演習の目的は、経営学の学問を学びそのものの見方で、世の中の変化を見る、ということは、どういうことであるかを学連文献や事例を読むことで理解することにある。
    授業は以下三つの方法で実施する。1.経営学の発展レベル(戦略論、組織論、イノベーション・マネジメント関連)の書籍を丁寧に読解し、レジュメを作成する。さらに、2.口頭で教員と他の学生の前で発表し、みんなと議論をする。最後に3.レポートや小論文を作成する。経営学の視点ベーシックな文献を読み、分析する。

  16. 哲学文献研究 教員:関根 小織

    本演習は、西欧文化の思想的骨格をなす哲学諸思想を、哲学書原典ないしそれに準ずる基本文献の精読的研究を通じて、その問題意識や背景などまで含めた深い理解に到達することを、目指すものである。
    次の哲学者の古典的な哲学文献やその重要解釈書から、数点を精読する。
    プラトン、アリストテレスなど古代の哲学著作。ハイデガー、フッサールなどの現象学の著作。デカルト、ベルグソン、メルローポンティ、レヴィナス、デリダ、ドゥルーズ、リクール、アンリ、マリオンなどの、近現代フランス哲学の重要著作。

  17. 近代日本の文化と社会 教員:森島 豊

    日本の文化・社会が何故現在のような姿になったのか知っていますか?森島ゼミでは、近代日本文化の形成過程を思想史的に深く掘り下げ、討議し、思索を重ね、新しい社会の在り方を創造的に考えていただきたいと願っています。特に現代の政治・社会問題の本質を思想と政策に注目してとらえます。具体的には、政治、宗教、法、文化、芸術、芸能、教育、メディア、科学、差別、等それぞれの関心のある主題を通して調べて行きます。

RESEARCH THEMES 学生の研究テーマ例

  • 多文化社会オーストラリアの先住民族アート―アーティストの主体性と神話化された「アボリジナリティー」
  • スマートフォンゲームにおけるインタラクションデザイン
  • 被災地のコミュニティについて「役割」と「生きがい」から考える
  • デジタル広告から見るデジタルマーケティングの概要
  • キルコゲールの宗教性への突破と逆説的情熱について
  • 渋谷ミニシアター研究―ユーロスペースを事例として
  • 日本版NCAA―UNIVASとアメリカNCAAの比較から考えるUNIVASの展開
  • 川上未映子『夏物語』から考察する結婚と出産