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MESSAGE センター長メッセージ

「市民協働」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この市民とは、渋谷区民や相模原市民などのように、住んでいるところを示したものではありません。この市民とは、その社会の構成員であることを意味しています。古代ギリシャ時代から、人間は社会の構成員である市民に憧れ、なることを切望していました。つまり、市民になることは、とても名誉なことだったのです。そして、他の構成員と協働で、活動することが求められていました。

困っている人を助けるというボランティアは、社会への貢献を示す、市民として重要な活動です。ある意味、市民協働の第一歩でもあります。今、コロナ禍の中、対面して行う活動や海外へ行く活動は、延期あるいは中止を余儀なくされています。今までの社会的弱者はより困り果て、さらに新たな困りごとはどんどん増え、そうした困りごとを抱える人は増大の一途にあります。

米国スタンフォード大学では、Webサイトに「スタンフォード大学の学者や研究者は新型コロナウィルスに対抗するために力を貸します」というページを設け、約70のプロジェクトが公開しています。この中には、医療や創薬に関するもののほか、リモートワークや遠隔学習、データプライバシー、社会への影響調査などプロジェクトは多岐に渡っており、学生のボランティア活動も盛んなようです。

青山学院大学シビックエンゲージメントセンターは、青山キャンパス、相模原キャンパス、それぞれに設置され、国際貢献から地域社会貢献まで様々な活動が行われています。また、このセンターには専属のコーディネーターがおり、様々なボランティア活動を企画、実施し、相談に乗っております。そうした施設やサービスを活用して、ボランティア活動、社会への貢献活動、市民協働を実現して、豊かなキャンパスライフを送っていってください。
今こそ、青山学院は、知的市民として、社会へ貢献しようではありませんか。「地の塩、世の光」となるように。

シビックエンゲージメントセンター長 飯島泰裕(社会情報学部 教授)

ABOUT US シビックエンゲージメントセンターについて

設立の経緯

青山学院大学シビックエンゲージメントセンターは2022年4月に開設しました。
青山学院のスクール・モットーである「地の塩、世の光」を体現する人物、サーバント・リーダーの育成に向け策定されたAOYAMA VISIONに基づき、前進であるボランティアセンターを改組した組織です。

2011年の東日本大震災以降、青学生が主体的に展開してきたボランティア活動を発展させつつ正課との接続を強化させ、サーバント・リーダーシップ教育に取り組みます。

ミッション

01.大学と社会の繋がりをつくる
   学生・教職員の自発的な社会貢献活動への参画を促進すること
02.より良い社会をつくっていく
   大学の持つ専門性や強みを活用してボランティアや市民協働活動の社会的効果を向上すること
03.社会から学び、自分の力へ
   社会貢献活動への参加に伴う教育的効果を向上させること

FACILITIES 施設紹介

  1. 青山キャンパス

    開室期間:夏期および冬期休業期間を除く通年
    開室時間:月~金 10:00~11:30 / 12:30~18:00
    所在地:1号館1階
    フリースペース定員:20名程度
    資機材:
    ・40インチテレビモニター
    ・液晶プロジェククター
    ・iPad
    ・スピーカーフォン
    ・ウェブカメラ
    ・イーゼル(3脚)
    ・可動式ホワイトボード(3台)
    ・非接触型体温計

  2. 相模原キャンパス

    開室期間:夏期および冬期休業期間を除く通年
    開室時間:月~金 10:00~11:30 / 12:30~18:00
    所在地:F棟2階
    フリースペース定員:10名程度
    資機材:
    ・40インチテレビモニター
    ・液晶プロジェククター
    ・iPad
    ・スピーカーフォン
    ・ウェブカメラ
    ・イーゼル
    ・可動式ホワイトボード(2台)
    ・非接触型体温計
    ・トランシーバー(4台)

刊行物一覧

VOLUNTEER GUIDE(デジタル冊子)

取り扱いグッズ一覧

  • 紙製コースター

    OUTSIDER ART PROJECTオリジナルコースター

    OUTSIDER ART PROJECTオリジナルコースター

    ¥1,100円(税込)

    金沢市では、優れた芸術的な才能を持つ、障害のある方への支援の一環として「アウトサイダー・アート・プロジェクト」を実施しています。
    ボランティアセンターでは、オリジナルコースターの販売を通して、アーティストの創作活動と彼らが自立できる仕組みの構築を支援しています。

  • 小物

    地産ガチャ

    地産ガチャ

    ¥200円(税込)

    神奈川県相模原市緑区の地域活性化支援の一環として藤野地区の特産品をガチャに詰めて販売しています。

  • バック

    青学オリジナルBLUE SEED BAG

    青学オリジナルBLUE SEED BAG

    ¥3,900円(税込)

    2016年に起きた熊本地震の被災地で実際に使われていたブルーシートを再利用した「ブルーシードバッグ」に青山学院大学の校章を入れたオリジナルバックを販売しています。売上金額の20%が熊本地震の被災地支援に役立てられます。