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電気電子工学科

DEPARTMENT OF ELECTRICAL ENGINEERING AND ELECTRONICS

SAGAMIHARA CAMPUS

世界的な技術イノベーションも、
その第一歩は、身近な機器が動く原理を学ぶことから始まる

MOVIES 動画で知る電気電子工学科

PICK UP LECTURES 授業紹介

電気電子工学概論

1年次前期の導入として、各教員が専門の分野を順番で分かり易く、かつ面白く解説します。基礎から応用、材料から回路・システムまで、学科の広範囲の研究内容を実感できる構成となっています。

電気電子工学基礎実験Ⅰ・Ⅱ

電気電子工学基礎実験Iでは、ダイオードや非線形抵抗などの解析を通した電気・電子回路の基礎的な実験や、ハンダごてを用いてLEDを含む電気回路の自主製作を行います。また、Basicやアセンブリなどのプログラミング言語の習得も行います。電気電子工学基礎実験Ⅱでは、電気電子工学における基礎的な法則や知識を、実際に実験を行って体験し、それらを修得する。共振回路、誘電体、電界効果トランジスタ、磁性体など11の実験項目に取り組み、実験の進め方、データ処理の方法、レポートの書き方などを学びます。

卒業研究Ⅰ・Ⅱ

希望にある程度従いながら4年次に11研究室に配属され、各研究室のテーマに沿って進められます。広範囲の研究分野から研究室が選択でき、その面白さを体感できるため、この後半数以上の学生は大学院に進学します。

LABORATORIES 研究室紹介

光量子エレクトロニクス研究室(外林 秀之研究室)

21世紀は情報・知識の時代と考えられ、時間と距離を縮める発明、そしてそれらが誰でも当たり前に利用できる環境は、人類社会を大きく変革してきました。それと同じように時間と距離を超えて、誰もが情報にアクセスできる、ユビキタスネットワーク技術の発展・拡大が望まれています。ユビキタスネットワーク社会実現のためには、情報通信技術(ICT)の研究開発が不可欠ですが、あらゆるものの中で最も速度の速い「光」の超高速性を駆使する光量子エレクトロニクス技術は、中核の技術の一つとなっています。「光」の属性を極限まで活用する超高速光量子エレクトロニクスの研究開発により、情報通信やセンシングへの応用を通じて、社会へ貢献していきたいと考えています。

先端素子材料工学研究室(黄 晋二研究室)

グラフェンなどのナノ炭素材料を用いた新規デバイスを開発しています。2次元ナノ炭素材料であるグラフェンは、わずか1原子層という厚さにもかかわらず、優れた電気伝導特性、高い光学的透過率、優れた機械的・熱的特性を持っており、かつ、シート状物質であるため既存の半導体デバイスプロセスを活用することができます。このため、ナノメートルオーダーの制御性と高い再現性をもってデバイスを作製することが可能です。本研究室では、グラフェンを活用した透明アンテナ、電気化学センサ、バイオ燃料電池などのデバイスを実現するために必要となる、高品質グラフェンの結晶成長、グラフェンインク印刷エレクトロニクス技術、物性評価、デバイス作製・評価技術について研究を進めています。

パワーエレクトロニクス研究室(松本 洋和研究室)

パワーエレクトロニクスとは電気の質(交流/直流、電圧、周波数、位相等)を変換する技術のことです。パワーエレクトロニクス技術は皆さんの身の回りのあらゆる電気製品(携帯電話、冷蔵庫、電車や自動車等)で使われており、現代生活を支える上で必要不可欠なテクノロジーです。本研究室ではパワーエレクトロニクス技術を基に電気自動車の充電に転用可能なワイヤレス送電システムや、地球環境に優しいソーラーカー、ロボット用の薄型アクチュエータなどの研究開発を進めています。

INTERVIEW 学生・卒業生・教員インタビュー