TOP

国際センター基本方針

本学は、1874年の建学以来、幼稚園から大学院までの一貫教育体制の下で、自然・社会科学系の総合大学として英語教育を基礎に普遍的価値観を共有できる人間教育を進めてきた。本学の国際センターの役割は、大学の国際化に関わる教育支援と国際人育成をサポートすることにある。主な業務は、海外協定・認定校を対象とする「学生派遣」と「留学生の受入れ」、短期語学研修などのプログラムやイベント等の企画・運営、および青山学院中・高等部など大学間のグローバル化に関わる一貫教育体制のサポートなどを担います。世界的なグローバル化の潮流は、企業活動や国家間の関係のみならず、大学教育の仕組みやカリキュラム体系にも大きな影響を与えつつある。それらも視野に入れ、国際センターでは、国々の多様な文化や慣習および学生の異なる価値観を尊重しながら、海外大学と本学との連携をさらに強化・拡充していきます。

所長・副所長挨拶

国際センター所長 文学部教授 小松 靖彦

青山学院大学(AGU)国際センターにようこそ。
AGU国際センターは、AGUで学びたい海外の学生と、海外で学びたいAGUの学生の支援を行っています。今、世界では、戦争、自然災害、環境破壊、貧困、迫害、人権侵害などによって、いたるところで分断が進んでいます。そのような状況であるからこそ、異なる文化を「自分の目と心」で学ぶことが重要です。
AGUは、東京のなかでも、文化の先端を行く渋谷に位置しています。日本文化にアクセスしやすい大学です。また、開学以来、海外の人々との文化交流に力を入れてきました。私の専門は日本文学ですが、AGUが日本の文学や文化について最新の情報が集まり、幅広く学べる場であることを実感しています。
海外の学生の皆さんには、このAGUで、日本について深く学び、さらに日本を通じて世界を見る目を養ってほしいと思います。AGUの学生の皆さんには、AGUを足場に、広く世界を捉える力を海外で身に付けてほしいと思います。そして、海外の学生の皆さんとAGUの学生の皆さんが、手を携えて、世界の困難な問題を乗り越えていってほしいと強く願っています。

国際センター副所長 総合文化政策学部教授 メルクレイン イヴォナ

皆さん
青山学院大学へようこそ。渋谷から歩いてわずか十分の青山キャンパスで、新しい発見と出会いが待っています。この街を歩きながら芸術と音楽、デザインとファッション、ポップカルチャーとスポーツ、広い意味での現代日本文化を学ぶことができます。このキャンパスを包む国際的な雰囲気で充実した時間を過ごしください。

国際センター副所長 理工学部教授 水山 元

小さなきっかけで世界の見え方が変わり、新しい興味が見つかる、そしてそれを追求することで成長し、将来の活躍の場が広がる、留学や短期の海外研修を始めとする、学生時代に経験する国際交流は、そんな可能性を秘めています。自分の中に芽生えた世界への興味に気づいたら、ぜひ国際センターの門を叩いてみてください。自分にあった世界への第一歩がきっと見つかるでしょう。多くの学生諸氏に有意義で楽しい国際交流を経験してもらえたら嬉しいです。そして、それを支える環境を整えることが我々国際センターの役割です。そのためにぜひ微力を尽くしたいと思います。