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ゼミナール紹介(現代経済デザイン学科)

SEMINAR LIST 研究テーマと内容

公共分野(パブリック・デザイン)

地域分野(リージョナル・デザイン)

RESEARCH THEMES 学生の研究テーマ例

  • 2010年南アフリカ共和国開催W杯の経済効果展望
  • 京都メカニズムと排出権取引の有効性:日本はどうすべきか
  • インドにおける基礎教育の所得水準・貧困度への影響:州別データによる実証分析
  • ASEANの航空自由化とLCC躍進が意味するもの
  • 日本人は経済的に豊かなわりになぜ幸福度がそれほど高くないのか
  • 主要観光立国から得られる日本への政策含意
  • 米国のIT関連産業に関する実証分析〜経済指標の現実とITインパクトに対する期待には乖離がある〜
  • 日本はなぜキャッシュレス化で出遅れているのか:心理的側面の考察
  • 箱根駅伝の戦績と大学志願度についての分析

MESSAGE 受験生へ

市場の働きについて必修の講義を通じて学び・考える

公共経済学Ⅰ:西川 雅史 教授

現代経済デザイン学科には、多くの必修科目があります。特に1年次には経済学理論の基礎となるミクロ経済学に関する必修科目が集中しており、公共経済学Ⅰはそのひとつにあたります。当該講義では市場の働きを理解した上で「市場の失敗」の原因、さらには政府による介入を通じた「市場の失敗」の解決法などについて学びます。
ただし経済学の中からミクロ経済学(あるいは公共経済学)だけを抜き出して説明することはあまり適当ではありません。そもそも経済学は制約条件の下で幸せを最大にすることについて考える学問であると説明されることがあります。ここでの「制約」とは文化や歴史、あるいは社会制度や自然環境などを指しており、非常に広範な教養が当然のように求められています。教養科目を含む多様な講義群で学ぶすべての知識が、経済学を学ぶ上で連結していくことになります。

GISを学ぶ仲間が集まるゼミでゼミ長としてリーダーシップを発揮

髙橋ゼミ:GISを用いての地域分析 髙橋 朋一 教授
■ 学生 現代経済デザイン学科 4年 神奈川県出身

髙橋先生のゼミではGIS(地理情報システム)を用いて多くの事象を分析し、フィールドワークを通じて市街調査なども行います。最初は一から丁寧に教えてもらい、徐々にスキルを身につけることで、自主的な課題分析を行えるようになります。先生は優しく学生思いで、ゼミの雰囲気もとても和やかです。僕もゼミ長としてその雰囲気を崩さぬよう心がけました。ゼミで修得した「着実なデータ収集を行い、仮説を立て、分析を行い、考察する」という思考の流れは、今後もきっと活かせると思います。