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履修モデル・主要科目の特長

履修モデル・主要科目の特長

文学研究科英米文学専攻の履修モデルと主要科目の特長をご紹介いたします。

履修モデル

※ここで紹介する履修モデルは、あくまでも一例です。

主要科目の特長

博士前期課程
科目名 特長
イギリス詩A演習Ⅰ/Ⅱ John Miltonの叙事詩 Paradise Regained を深く味わって得られる感動を核にしながら、主観を客観化する知的作業としての論文を書くことを目標とする。同時に、イギリスがルネサンスから近代へと移行する時代の精神を知る。
アメリカ小説C研究Ⅰ/Ⅱ 1820年代アメリカでは、歴史小説が、19世紀中葉に隆盛を極めるアメリカ・ロマン主義文学の先駆ジャンルとして、広く、その重要性が認められているが、James Fenimore Cooperによる歴史小説を題材にして、この時代の歴史小説のジャンル的意図に考察を加える。
英語統語論演習Ⅰ/Ⅱ 生成文法の理論の基本的な枠組みを概観した後で、関係節に関する現在の論争点をまとめた論文を読み、それをもとに、現在の関係節に関する枠組みの問題点を克服するようなより優れた関係節の理論を考える。
英語教育論演習Ⅰ/Ⅱ Successful Learners の研究は1970年代に始まるが、これは第2言語習得研究の成果、とりわけ学習に成功する学習者の用いる「学習方略」研究と「自律した学習者」研究、の成果に負うところが大きい。ここでは、Successful Learnersと他の要素との関連を確認しながら、実際の教育現場での対応を考える。
博士後期課程
科目名 特長
研究指導演習Ⅴ~Ⅹ 大学院レベルでの英文学研究を持続的に続けていくために必要と思われる事項のすべてについて指導する。新しい文学理論の中から自分に合うものを探しだし、ともかくそれを体得できるようにする。それと同時に、文学以外の資料も読み、それを活用する方法を身につけるようにする。
研究指導演習Ⅴ~Ⅹ 博士前期課程における研究成果を踏まえ、より広範な批評的視野に立った研究課題の設定、資料の調査、テクスト分析を通じて、研究対象についての高度な専門知識を習得すること、および、自身の見解を学術論文として効果的に発信するための技術を身につけることを目指す。
研究指導演習Ⅴ~Ⅹ 英語学に関し、博士前期課程等において養われた当該分野の専門的知識と大いなる知的探求心を基盤としてより高度な専門的研究を目指す者を対象に、博士学位申請論文の作成指導を行う。
研究指導演習Ⅴ~Ⅹ 英語教育学に関して、博士前期課程における教育および研究の基礎の上に更に一層高度な専門的学術を研究し、精深な学識と研究能力を養い、今後の英語教育分野における指導的研究者又は高度に専門的な知識を持った教員となるべく、英語教育の観点から、博士学位申請論文の作成指導を行う。

※科目名が同一名称ですが、それぞれ英文学や米文学、あるいは英語学、英語教育学・コミュニケーションなど、分野別に開講しております。