2024年1月31日（水）10時より、相模原キャンパスD棟にて、2023年度卒業研究発表会が開催されました。2019年度に開設された本学部の卒業研究発表会は、昨年度が第1回、今回は第2回となります。

今年度は23のゼミが1階から3階まで20の教室に分かれ、午前または午後、あるいは昼休みを挟んで午前午後にまたがって、計233件の発表が行われました。各教室では、発表する4年生どうしに加え、同じ担当者の専門演習を履修する3年生が発表を聴きました。1発表ごと、あるいは3〜4の発表後に質疑応答の時間を設けるなど、発表時間、進行方法もゼミごとに異なり、また2つのゼミでペアを組むケースもあるなど、本学部のゼミの研究分野の多様さと同様に、発表スタイルもさまざまでした。
自分のゼミの発表以外の時間に、他のゼミに所属するサークルの先輩の発表を聴く3年生もいました。2年生以下は自由参加でしたが、4月から自分が選択するゼミの発表に参加する者、論文題目に対する興味関心で聴く発表を決める者もいて、各フロアに置かれたホワイトボード、教室のドアに掲示された発表会スケジュールを確認する姿が見られました。

本学部は卒業研究を必修としており、4年間の学びの集大成となる卒業論文の発表会は、学生にとってはもちろんのこと、指導する担当者にとっても重要な意味をもちます。一つ一つの発表時間は短いものの、そこに至るプロセスが凝縮されており、密度の濃い1日となりました。