中央銀行のあり方を考えるために、政策、制度の両面から幾つかのテーマを取り上げる。その際、前期で取り上げたような様々な事例についてある程度の具体的知識がないと、講義内容を実感を持って理解することは難しいと思われるので、出来れば前期の講座も受講することが望ましい。

講座申し込み

目標、重点を置く学習内容

中央銀行のあり方を金融政策だけでなく、決済システム、金融規制監督、国際通貨制度等、中央銀行が係わる幅広い分野について理解する。

受講対象者

経済や金融の出来事を深く理解したいと考えている意欲的な受講生を期待している。ある程度の経済・金融の基礎知識を前提にした説明とならざるを得ないので、出来れば大学でマクロ経済学や金融論を学んだ経験や企業で経営企画等の仕事に従事した経験がある方が望ましいが、必須ではない。最も大事な要件は学習への強い意欲である。

必須テキスト・参考図書

◆参考図書(講師推薦図書・購入は任意)・・・
『中央銀行　セントラルバンカーの経験した39年』（東洋経済新報社、2018年）

講座スケジュール（各回の講義予定）

講師紹介

白川 方明　青山学院大学特別招聘教授
1972年に日本銀行に入行。2002年 日本銀行理事。2006年京都大学公共政策大学院教授。2008年３月日本銀行副総裁、同年４月日本銀行総裁。