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2025.06.14
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織ワークショップB-平織の基礎を学ぶ

ジェンダー研究センターは、ジェンダー平等、性の多様性の尊重を目的に掲げて、性別にかかわらず人々が生き生きと能力を発揮する社会の実現のためにさまざまな活動を行なっています。その一つとして、社会貢献事業「エンパワーメントプログラム」で生涯教育に取り組んでおり、「ジェンダーと表現」というプログラムを設けています。表現することは、生涯を通じた人間の自己意識の基本であり、表現の受け手・送り手ともに、その精神をエンパワーする働きがあります。その中で本講座は、女子短期大学において行われていた造形表現教育の教育資産を活かしたユニークなプログラムとなっています。ジェンダー問題について直接学ぶ内容ではありませんが、表現をとおして自分自身を見つめ直す時間になることが期待されます。
人間が糸を紡ぎ、布をつくりだしたのは紀元前7000年以前、紀元前5000年には「織」という技術が生み出されていたと考えられています。結ぶ、組む、編むといった織機を使わない技術の数々や、経糸を固定してつくる織物は世界中に見られ、その地域ごとの気候風土と素材により、美しい繊維製品として発展をとげ現代に受け継がれています。さらにアートにおける繊維表現としても大変興味深い分野といえます。造形表現の中でも「織」は、もともと⾐服などの「⽤」の⽬的で誕⽣したことから、素材や技法がベースにあります。ワークショップでは素材に触れ、技法を学ぶことから始まり、それらに色彩の効果を組み合わせることで表現の可能性が無限に広がる「織」の世界を体験します。
ワークショップBでは木枠を使って織の基本を学びます。木枠に張った経糸と緯糸の素材や入れ方で表現に変化をもたせ、幅5cm、長さ約30cmのタペストリーオーナメントを制作します。

目標、重点を置く学習内容
①織の基本的な構造と技法を理解する
②いろいろな糸や素材を用いて織り出される表現のおもしろさを体験する
受講料
社会人・・・3,800円
学生以下・・・1,800円
受講対象者
小学生以上(小学生低学年は付き添いが必要)
受講場所
青山学院大学 青山キャンパス スクーンメーカー記念館(旧女子短期大学図書館)
多目的ルーム(2階)
受講に際しての注意事項など
・糸くずなどが気になる場合はエプロンをお持ちください。
・織り込んでみたいリボンや紐、ボタン(緯糸に通して使用しますので、2mm以上の穴が空いているボタン推奨)がありましたらお持ちください。無くても大丈夫です。
・制作の進み具合によって時間がオーバーすることがあります。時間に余裕をもって参加されることをお勧めします。
・本ワークショップで制作された作品を、次年度、「織・版画ワークショップ作品展」としてジェンダー研究センターギャラリーで展示する予定です。展示参加はご自由です。作品展のイメージはこちらのオンラインギャラリーをご覧ください。
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6月14日 10:00~15:00(昼休み1時間) |
①経糸の色を選ぶ ②経糸を木枠にセッティングする ③緯糸を選び、持参した素材なども組み合わせて織る ④織り終わったら経糸を切って上下の始末をする ⑤織り上げた作品の仕上げをする |
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6月14日 10:00~15:00(昼休み1時間) |
①経糸の色を選ぶ ②経糸を木枠にセッティングする ③緯糸を選び、持参した素材なども組み合わせて織る ④織り終わったら経糸を切って上下の始末をする ⑤織り上げた作品の仕上げをする |
補講日は7月12日を予定しております。
CONTACT
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お問い合わせ先
青山学院大学社会連携部社会連携課
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
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TEL / MAIL
03-3409-6366
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受付時間
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