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EVENT(学外講座)
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2025.09.20 - 2025.12.13
TITLE
【ジェンダー研究センター】織ワークショップD-足踏み織機で平織の平面効果とノッティングなどのレリーフ効果を学ぶ
 
                                  
                  ジェンダー研究センターは、ジェンダー平等、性の多様性の尊重を目的に掲げて、性別にかかわらず人々が生き生きと能力を発揮する社会の実現のためにさまざまな活動を行なっています。その一つとして、社会貢献事業「エンパワーメントプログラム」で生涯教育に取り組んでおり、「ジェンダーと表現」というプログラムを設けています。表現することは、生涯を通じた人間の自己意識の基本であり、表現の受け手・送り手ともに、その精神をエンパワーする働きがあります。その中で本講座は、女子短期大学において行われていた造形表現教育の教育資産を活かしたユニークなプログラムとなっています。ジェンダー問題について直接学ぶ内容ではありませんが、表現をとおして自分自身を見つめ直す時間になることが期待されます。
人間が糸を紡ぎ、布をつくりだしたのは紀元前7000年以前、紀元前5000年には「織」という技術が生み出されていたと考えられています。結ぶ、組む、編むといった織機を使わない技術の数々や、経糸を固定してつくる織物は世界中に見られ、その地域ごとの気候風土と素材により、美しい繊維製品として発展をとげ現代に受け継がれています。さらにアートにおける繊維表現としても大変興味深い分野といえます。造形表現の中でも「織」は、もともと⾐服などの「⽤」の⽬的で誕⽣したことから、素材や技法がベースにあります。講座では素材に触れ、技法を学ぶことから始まり、それらに色彩の効果を組み合わせることで表現の可能性が無限に広がる「織」の世界を体験します。
ワークショップDでは本格的な足踏み織機を使って、平織で緯糸の色による平面効果とノッティングやスマック技法によるレリーフ効果を学びます。幅22ccm、長さ約90cmの範囲で試し織と作品制作を行います。                
 
                                               
                                  目標、重点を置く学習内容
                  ①織と織機の構造を知る         
②緯密度の平織による効果とノッティングやスマック技法によるレリーフ効果の習得         
③整経~機ごしらえ~製織~経糸の始末・仕上げまでを学ぶ         
④素材と密度の関係を体験、考える                  
 
                                              受講料
                  社会人・・・20,000円
学生以下・・・10,000円                
受講対象者
高校生以上で、これまでジェンダー研究センターの織ワークショップ(講座の種類、回数は問いません)を受講された方、または織の経験者
受講場所
                  青山学院大学 青山キャンパス スクーンメーカー記念館(旧女子短期大学図書館)
織工房(2階)                
受講に際しての注意事項など
                  ・足踏み織機のためのスリッパ等内履きと、糸くずなどが気になる場合はエプロンをお持ちください。
・制作の進み具合によって時間がオーバーすることがあります。時間に余裕をもって参加されることをお勧めします。
・本ワークショップで制作された作品を、次年度、「織・版画ワークショップ作品展」としてジェンダー研究センターギャラリーで展示する予定です。展示参加はご自由です。作品展のイメージはこちらのオンラインギャラリーをご覧ください。
                
| 1 | 9月20日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 解説:○織とは ○平織による平面効果とレリーフ効果について ○使用する織機(4枚綜絖ミニルーム)について 実習:○経糸(網糸) ○整経(必要な長さ・本数の経糸を整える) | |
| 2 | 10月4日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 実習:○機ごしらえ(織機に経糸をセッティングする作業) ○緯糸準備 | |
| 3 | 10月18日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 実習:○織り出し ○製織(平織による無地、ストライプ、色糸効果の理解) | |
| 4 | 11月22日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 実習:○製織(ノッティング、スマック技法の理解) | |
| (自習日) | 11月29日 | 製織作業が遅れている方は工房を使用できます(指導はありません)。 | |
| 5 | 12月13日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 実習:○織り終わりと経糸をカットして織機から外す ○経糸の始末・仕上げについて  ○織機から全ての残糸を取り除き終了 講評会:○講師による寸評 ○感想のシェアリング | |
| 1 | 9月20日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 解説:○織とは ○平織による平面効果とレリーフ効果について ○使用する織機(4枚綜絖ミニルーム)について 実習:○経糸(網糸) ○整経(必要な長さ・本数の経糸を整える) | |
| 2 | 10月4日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 実習:○機ごしらえ(織機に経糸をセッティングする作業) ○緯糸準備 | |
| 3 | 10月18日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 実習:○織り出し ○製織(平織による無地、ストライプ、色糸効果の理解) | |
| 4 | 11月22日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 実習:○製織(ノッティング、スマック技法の理解) | |
| (自習日) | 11月29日 | 製織作業が遅れている方は工房を使用できます(指導はありません)。 | |
| 5 | 12月13日 10:00~15:00(昼休み1時間) | 実習:○織り終わりと経糸をカットして織機から外す ○経糸の始末・仕上げについて  ○織機から全ての残糸を取り除き終了 講評会:○講師による寸評 ○感想のシェアリング | |
補講日は12月20日を予定しております。
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  	            お問い合わせ先 青山学院大学社会連携部社会連携課 〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 
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