7月1日（水）、教員のための英語研修プログラムを実施しました。
同プログラムは、昨年度より実施しており、今回で3回目となります。第1回目は「アカデミック・ライティング（導入）」、第2回目「講義とプレゼンテーション（導入）」と異なるプログラムを実施しました。
今回のプログラムは「ゼミとディスカッショングループ」。英語でゼミやグループでの討論で進行をコントロールし、参加するすべての学生の意見をきちんとくみ取れるような講義が行われました。また、各学生にフィードバックする際、的確な表現を用い、効果的にアドバイスする方法を身につけるプログラムでした。
講師には、英国の公的国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルからデイヴィッド・クルーズ先生を招き、8名の教員が受講、研修はすべて英語で実施しました。
ディスカッションに必要なスキル・レッスン内容で、「話題の決め方」、「始め方」から、「アイデアを紹介する」、「参加を促す」、「意見を聞く」といった基本からさらに進んで「丁寧に割り込む」、「中断や問題のある人の対処」、「ポジティブな意見を伝える」「ネガティブな意見を適切な表現で伝える」など、より実践的なプログラムとなりました。
受講生相互の練習は和気あいあいとした雰囲気の中で楽しく学ぶことでき、受講生からは、「デイヴィッド先生や意識の高い参加者に囲まれ、非常に質の高い英語トレーニングをすることができた。次回もぜひ参加したい」、「もっと回数を増やしていただけると幸いです」といった感想も聞かれました。なお次回は12月2日（水）に実施する予定です。初回から継続して参加している教員もいるため、これまでの研修内容と重複しないプログラムを検討しています。