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2026.08.27
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【経営学部×米国農務省】2026年度前期「マーケティング・ワークショップB」の講義にて最終発表会を開催
2026年7月10日(金)、芳賀康浩教授(経営学部 マーケティング学科)の講義「マーケティング・ワークショップB」にて、3ヶ月に渡るプロジェクトの最終発表会を行いました。
「マーケティング・ワークショップB」は企業や団体の協力の下、現実的なマーケティング課題に取り組むPBL(project based learning)形式の授業です。今回は世界最大のアーモンド加工販売会社である、ブルーダイヤモンド アーモンド グロワーズ社のアーモンドミルク「アーモンド・ブリーズ」(日本ではカゴメ株式会社が生産)のマーケティング課題に4〜5人構成の7グループで取り組みました。講義では、元ブルーダイヤモンド グロワーズ日本史社長の渡邊貴雄氏(現メジャーリーダー合資会社代表)とカゴメ株式会社の山口貴之氏、西澤侃氏、佐古田雄馬氏に課題オリエンテーション、2回の中間発表でのコメント、最終発表の講評をいただきました。
日本のアーモンドミルク市場は欧米に比べるとまだまだ小さく、1人あたり年間消費量で見ると米国2,675mlに対して日本はわずか150mlに過ぎません。しかし、カフェではアーモンドミルク・ラテが販売されているように存在は認知されています。成熟した飲料市場にあって伸び代のある商品ということで、参加学生の取り組み意欲も高く、授業の時間以外も使って議論や調査を重ね、論理的かつ独創的なマーケティング・プランの提案がありました。
教員からのコメント
芳賀康浩教授(経営学部 マーケティング学科)
アメリカ農務省(USDA)アメリカ農産物貿易事務所(ATO)の北田真介さんのご尽力のおかげで、非常に充実した講義内容となりました。北田さんは経営学部の卒業生(2012年卒)で、卒業後は商社勤務を経て、2022年からATOでマーケティング・スペシャリストとして活躍しています。また、経営学部学生リーダーズ(SBSL)の初期メンバーの一人でもあり、後輩たちの学びに貢献したいとの思いから、本授業にご協力いただきました。
さらに、北田さんには渡邊貴雄さんをご紹介いただいたほか、授業ではアメリカからの輸入食品の日本市場での動向などに関する講義、中間発表でのコメント、最終発表の講評など、多方面から学生の学びを支えていただきました。また、ATOからオリエンテーションに際してライアン・ベッドフォード所長に、最終発表時にはステファニー・スワインハート氏にご挨拶いただきました。
経営学部で学んだ学生が社会に出て活躍し、そこで身につけた力、築き上げた人間関係を生かして後輩の学業に貢献するという理想的なサイクルが実現したことを大変嬉しく感じた授業でもありました。こうした取り組みの輪がさらに広がり、学生たちの成長につながっていくことを期待しています。
学生受賞チーム「モハメド・レオ」からのコメント
辻本妃真里さん(経営学科3年)、重光宏亮さん(経営学科2年)、グリフィツ ハンナ茉莉花さん(マーケティング学科2年)、星川光輝さん(マーケティング学科2年)
企業が実際に抱える課題に向き合い、企業の方から直接フィードバックをいただきながらマーケティング戦略を考えられたことは、非常に貴重な経験でした。何が課題なのか、どうすれば解決につなげることができるのかをチームで何度も議論し、アンケート調査や店頭調査を通して「なぜ」を重ねながら検討することで、課題を多角的かつ深く捉える力が身についたと感じています。また、大学生ならではの視点から新たな気付きや提案ができたことにも大きな意義を感じました。
全3回の発表を通して、提案内容をより良いものへと磨き上げていく過程に、マーケティングの面白さを実感するとともに、自身の視野を広げることができました。今回の経験を、今後の学びや成長に生かしていきたいと思います。
ライアン・ベッドフォード所長 協力機関からのコメント
ライアン・ベッドフォード所長(米国大使館 アメリカ農産物貿易事務所)、ステファニー・スワインハート副所長(米国大使館 アメリカ農産物貿易事務所)
在日米国大使館 農産物貿易事務所(ATO)は、マーケティングおよびプロモーション活動を通じて、米国産食品・飲料・農産物の対日輸出促進に取り組んでいます。青山学院大学との産学連携プログラムも今年で3年目を迎え、このような意義深い取り組みに継続して参画できることを大変光栄に思います。本プログラムが、学生の皆さんの実践的な学びの場として、そして日米の食文化やビジネスをつなぐ架け橋として、今後も末永く発展していくことを心より期待しています。
ライアン・ベッドフォード所長
ステファニー・スワインハート副所長
ステファニー・スワインハート副所長
北田真介氏(米国大使館 アメリカ農産物貿易事務所)
このたびは、米国農務省の代表として、また青山学院大学の卒業生として、本年も本プログラムに携わることができたことを大変光栄に思います。
今年度は昨年度に引き続き、米国産アーモンドミルクブランドを題材に、「20代の常飲飲料にするには」をテーマとしたマーケティング戦略の立案に取り組んでいただきました。各チームは市場分析に基づいた説得力のある戦略を構築し、完成度の高いプレゼンテーションを披露してくれました。どの提案からも、学生の皆さんが議論を重ね、試行錯誤を繰り返しながらアイデアを磨き上げてきたことが伝わり、大変感銘を受けました。
本プログラムを通じて最もお伝えしたかったのは、「常に消費者の視点で考える」という姿勢の大切さです。これはマーケティングだけでなく、あらゆる仕事に共通する重要な考え方であり、人々のニーズや行動を理解する力は、将来どのような分野でも大きな財産になるはずです。本プログラムで得た学びを今後さまざまな場面で生かし、学生の皆さんが社会で新たな価値を生み出していくことを心より期待しています。
渡邉貴雄氏(メジャーリーダー合資会社)
社会に出てから、自分らしくイキイキと活躍するためには、「学ぶ力(Learning)」だけでなく、学んだことを現実の課題に生かす「実践する力(Application)」が欠かせません。芳賀教授の本講議は、マーケティングを体系的に学ぶだけでなく、アメリカ農産物貿易事務所やカゴメ株式会社といった実際の企業事例を通じて、「学びを社会でどのように実践するか」を考えることができる、大変意義深い内容でした。
この講座で得た学びと経験を糧に、皆さん一人ひとりが自分らしいキャリアを切り拓き、世界を舞台に活躍されることを心から期待しています。
山口貴之氏(カゴメ株式会社)
このたびは、このような貴重で刺激的な機会をいただき、ありがとうございました。産官学の多様な視点に触れ、国内のみならず海外の事例や考え方も交えながら、イノベーションが生まれる瞬間を体感できたことは、私にとって大変貴重な経験となりました。
今回得た学びやつながりを今後の活動に生かし、より魅力的な日本のマーケットをつくっていきたいと思います。そして将来、皆さんと一緒にその実現に挑戦できることを楽しみにしています。改めて、心より感謝申し上げます。
佐古田雄馬氏(カゴメ株式会社)
「アーモンド・ブリーズ」のブランド担当として、青山学院大学の学生の皆さまによるビジネス提案会に参加させていただき、今年も学生の皆さまの成長を強く感じる機会となりました。どの提案も個性にあふれ、緻密な調査と自由な発想が融合した内容で、私自身も多くの学びと刺激をいただきました。
このような貴重な機会を創出してくださった青山学院大学の関係者の皆さま、アメリカ農務省(USDA)の皆さま、そして熱意ある提案を届けてくださった学生の皆さまに心より感謝申し上げます。
皆さまの挑戦する姿勢と創造力が未来を切り拓く力になると確信しています。これからも自分らしい発想を大切に、多くの挑戦を重ねていってください。

