AGU RESEARCH ～世界を解き明かすコラム～「お金に関する人々の行動メカニズムを紐解き、金融市場の安定化へ」を公開しました。

今回は、社会情報学部 社会情報学科の伏屋広隆教授です。

金融市場では、時として他者の売買を模倣し追随する行動が広がります。すると株価が適正範囲を超えて大きく変動し、市場の不安定化を招きます。
伏屋広隆教授は、金融市場の動きを長期的な傾向と短期的な不確実性に分けて考察し、追随行動などにより広がる不確実性を適性範囲内に抑え、金融市場の安定化に寄与すべく研究を続けています。そこで活用されるのが確率微分方程式。金融に限らずさまざまな社会現象、自然現象の動向予測への応用が期待されます。

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