青山学院創立150周年、そしてオーストリアの作曲家ヨーゼフ・ラスカ没後60年の節目にあたる今年、2024年10月19日（土）に、「《青山学院行進曲》作曲者ヨーゼフ・ラスカ 没後60周年記念レクチャーコンサート」（主催：青山学院大学、後援：オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム）を開催します。

1935年にラスカが作曲した《青山学院行進曲第1番、第2番》は、長年誰にもその存在を知られず、アントン・ブルックナー私立大学（オーストリア・リンツ）の資料館に眠っていましたが、根岸一美氏によって、90年ぶりに自筆譜（ピアノ譜）が発見されました。今回、レクチャーでは宝塚音楽歌劇学校等でも教鞭をとっていたラスカの日本時代と共に《青山学院行進曲》の原譜の初演を、そして、コンサートでは日本に関わりの深い作品を中心に取り上げ、《青山学院行進曲》作曲の背景に迫ります。

数奇な運命をたどった作曲者ラスカ。なぜ彼は《青山学院行進曲》を作曲するに至ったのか。世界が激動する時代、極東で生きた1人のオーストリア人作曲家によって生み出された珠玉の作品を、どうぞお楽しみください！

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