2022年10月17日
学生　各位
青山学院大学
学長　阪本　浩

後期授業が開始され1か月が経ちました。
皆さんの協力により、前期に引き続き大きな混乱もなく授業を継続できていることに感謝します。
さて、秋を迎えて、社会は徐々にではありますが、コロナ前へと戻る方向へと舵を切りつつあります。本学においても、相模原祭を実に4年ぶりに一般来場者をお迎えして開催することができました。参加した皆さんは、仲間と協力して、あるいは個々に、相模原祭の開催という共通の目標の実現に向け、様々な「border-壁や境界-」を乗り越えようと準備に奮闘されたことでしょう。伝統のナイトハイクも無事に行われ、達成感を伴う忘れられない思い出となったことと思います。
そして今月末には、青山祭も3年ぶりの対面での開催となり、人数制限を行うという条件付きながら、一般来場者をお迎えする予定です。学生の皆さんの日頃の活動の成果や多彩なアイデアをひろく披露できる機会となることを、大変喜ばしく思います。

しかし、皆さんもよくご存じのとおり、新型コロナウイルス感染症は完全に収束したわけではありません。症状としては比較的軽い方が多いと言われる反面、重い後遺症に悩む方が多いのも事実です。引き続き、不織布マスクの適切な着用、手洗いやうがい、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保などの基本的な感染防止対策を行っていきましょう。
特に飲食の場など、複数人で密に集まる場面で、マスクを外して大きな声で会話をするなどの行為は、慎んでください。
皆さんには、本学の学生として、自覚と節度ある行動を心がけていただくようお願いします。

キャンパスが皆さんの活気と青春の「煌めき」に満たされ、素晴らしい学園祭となることを心から願っています。