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学びの特色とカリキュラム(国際政治経済学部)

CURRICULUM 学びの特色とカリキュラム

専門性×国際性を高める独自の学際教育で世界の課題を解決へと導く実践力を養成

本学部は国際社会への貢献を掲げ、国際系学部の草分けとして創設されました。3学科×5コース体制のもと、専門性と国際性、現場感覚を重視した学びを実践しています。グローバルレベルの課題への理解を深め、エビデンスにもとづいて議論・討論するスキルを養成します。世界の多様な人々と協働し、新たな価値を創造する実践力を育みます。

コース制

国際政治学科に政治外交・安全保障コース、グローバル・ガバナンスコース、国際経済学科には国際経済政策コース、国際ビジネスコースには、国際コミュニケーション学科には、国際コミュニケーションコースを設けています。

  • グローバル・ガバナンスコース

    グローバル・ガバナンスコースは、環境問題などを国家や政府単位ではなくもっと広い視点から考え、問題を解決しようという21世紀の政治学を学ぶコースです。このコースでは、地球的な問題とは何か、どのような主体がこれに関わるのか、国際的な制度の果たす役割は何かを考察していきます。

    学びの目的
    グローバル・ガバナンスは、グローバル化する世界を秩序づけ、地球的規模の問題を解決するために生まれた実践的な学問分野です。通貨・金融、情報・通信の領域でのボーダレス化の進行、オゾンホールや温暖化などの地球環境問題への対処も、国家を中心に考える従来の国際政治学に限界があることは明らかです。そこで本コースは、国際社会全体を視野に入れ、各国政府に加えて国連、地域機関、NGO、企業などの主体が協力し合って、どのようにして問題に取り組むべきかを追究します。

    学びの特徴
    本コースの科目には、2年に「グローバル・ガバナンス概論」と「国際政治経済学」、3・4年にGATT/WTOやIMF体制を扱う「国際制度論」、地球環境について考える「国際環境論」、PKOやODAをテーマとする「国際平和協力論」、国連の役割を検討する「国際機構論」が配置されています。これらは、政治外交・安全保障コースの科目と組み合わされて、充実したカリキュラムを構成しています。さらに、本学の長い伝統である外国語教育を受け、国際経済学科が提供する公共経済学、国際金融、国際貿易、環境経済学等を組み合わせて学べば、それぞれの目的にあったユニークな学習プログラムが立てられるでしょう。

    将来のビジョン
    国連などの国際組織、官公庁、NGO、ジャーナリストとして、卒業生が活躍しています。本格的に学んだ専門家がまだまだ少ない分野なので、今後ますます注目されるでしょう。

  • 政治外交・安全保障コース

    政治外交・安全保障コースでは、政治学の伝統的なアプローチや国際政治学の理論的なアプローチを用いて、各国の政治外交の歴史と現状、安全保障の実態、国連諸機関の役割、国際法の体系などについて学び、紛争の予防・解決や平和の問題を総合的に追究します。

    学びの目的
    政治外交・安全保障コースは、国際関係を「国家と国家の関係」とみる視点を踏襲するもので、各国の政治体制と政策担当者の意思決定、および国と国との関係の分析を重視します。その意味で、本コースのカリキュラムは、国際政治学の正統かつ伝統的アプローチを採用しています。国際政治学の専門家である教員たちによる体系だった教育により、政治外交・安全保障のスペシャリストを育成します。

    学びの特徴
    具体的な科目として、政治学、国際政治学、外交史、国際関係史、国際法、国際安全保障論をはじめ、アジア、欧米、ロシア、中東、アフリカなどの地域研究科目を履修します。
    9.11以後の世界、EUの深化と拡大、東アジア共同体、日米関係の将来や日本の国際貢献を考える時、これらの科目を通じて学んだ事柄が、問題理解の重要な手掛かりを与えるはずです。

    将来のビジョン
    多くの卒業生が、国家公務員試験等に合格し、公務員・外交官・国際機関職員となって世界へ羽ばたいています。国際政治を基礎から応用まで体系的に学びたい人、国際社会で貢献したいと考えている学生は、絶好の環境に身を置くことができるでしょう。また、一般企業の国際的な部署での活躍を目指す学生にも適したプログラムです。

  • 国際経済政策コース

    国際経済政策コースでは、国際的な経済の相互依存関係を踏まえ、様々な経済問題のうち特に貿易、国際金融、経済開発に関わる諸問題に焦点を当て、これらを解決するための政策を提言する能力を養うことを目的としています。

    学びの目的
    経済活動の国際化により、ある国の経済活動が他の国々に及ぼす影響が益々大きくなっています。このため、ある国で直面している経済問題の解決策を立案する際、その国の経済活動を把握するのみならず、その国と他の国々との経済的な関係を理解することが必要不可欠になっています。本コースは、国や産業レベルでの経済問題のうち特に貿易、国際金融、経済開発に関わる諸問題に焦点をあて、解決策を提言する能力を養うことを目的としています。

    学びの特徴
    本コースでは貿易、国際金融、経済開発の基礎的な経済法則の学習に加え、実証分析の学習や世界の各地域の分析を行うためのカリキュラムを提供します。経済法則の学習には、「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」、「国際貿易」、「国際金融」、「開発経済学」など、実証分析の学習には「経済情報入門」、「社会科学のための統計学」、「社会科学のための数学」、「計量経済学」など、地域の分析には「中国経済」、その他各地の「地域研究」などの専門科目が配置されています。

    将来のビジョン
    本コースで学んだ者は、国際金融や途上国の経済開発等に携わることが期待されます。また、本コースのカリキュラムはアメリカなど海外の大学に沿った内容なので、これらの国の大学院に留学した場合、スムーズに対応できます。すでにアメリカやカナダの大学院で学位を取得し、日米の大学や企業で活躍している卒業生を輩出しています。

  • 国際ビジネスコース

    国際ビジネスコースは将来国際ビジネスの世界で活躍することを希望する人たちに適したコースです。本コースで学んでいくことを通して、経済学の基礎の上にたって国際ビジネス環境を捉える視座を獲得してもらうことを狙いとしています。

    学びの目的
    現代社会では、あらゆるビジネスが国際化しています。国内の消費者だけを相手にしたビジネスであっても、競争相手は輸入品であるかもしれませんし、部品の調達が海外でなされているかもしれません。今日、国際競争が激化している分野で、世界の強豪と渡り合える能力を持った人材育成が急務とされています。本コースでは、豊富な知識とスキルを持ち、国際ビジネスの現場で確固とした視座をもって物事にあたれる人物を養成することを目的としています。

    学びの特徴
    理論的な側面を「国際貿易」や「国際産業論」といった経済学の応用科目から、基礎的なビジネス・スキルを「会計学」や「国際ビジネス・コミュニケーションⅠ・Ⅱ」といったマネジメント系科目やコミュニケーション科目から学びます。さらに、ビジネス環境に関する知識を「アジア圏概論」、「ヨーロッパ圏概論」、「米洲圏概論」といった「海外地域圏研究科目」から学び、将来「際ビジネスの場裏で活躍するために不可欠な能力を養います。その他、「国際金融」「多国籍企業論」「情報と組織の経済学」「ビジネス・エコノミクス」「コーポレートファイナンス」「Intercultural Communication」など、専門的かつ実践的な科目が用意されています。

    将来のビジョン
    貿易会社や国際的に展開している商社、金融関係への就職を希望している人には最適のコースです。本コースで養った能力が、国際ビジネス舞台での活躍をサポートしてくれることでしょう。

  • 国際コミュニケーションコース

    国際コミュニケーションコースは、多様化・複雑化する国際社会の動向を、主に「言語」、「地域文化・比較文化」、「コミュニケーション」の3つの視点から研究・教育し、将来、国際的に活躍できる人材を育てることをめざすコースです。

    学びの目的
    今日しばしば叫ばれている「グローバル化」なる言葉は、国境に阻まれない市場と資金を求める、主に経済分野のニーズから発生したスローガンです。経済がボーダレスになると、それに政治が続こうとします。国内だけでは解決できない政治問題があまりにも多い現在の世界といえるでしょう。
    そして、わが国で最も国際化が遅れている分野が、「人の交流」といわれています。国際コミュニケーションコースでは、学際的な学部の5つのコースの中にあって、他学科・他コースと相互乗り入れしながら、「真の国際人の育成」をその目的としています。

    学びの特徴
    カリキュラムは、上述の3つの視点に沿って組まれています。言語関連分野では、2年次の「言語科学概論」にはじまり、「社会言語学」、「言語の仕組み」「英語発音の理論と演習」などの上級科目を履修できます。地域文化・比較文化の分野では、2年次の「比較文化概論」をスタートとして、「ヨーロッパ文化総論」、「アングロ・アメリカ文化論」、「中国文化論」など10以上の各国及び地域文化論を用意しています。コミュニケーション学については、1年・2年次で「国際コミュニケーション総論」からはじまって、「コミュニケーション論」でこの分野の理論と方法論を学び、3年次以降では「インターカルチュラル・リテラシー」「インターカルチュラル・トレーニング」などの応用科目を開講しています。また、「通訳の理論と実践」、「翻訳の理論と実践」、「国際ビジネス・コミュニケーション」などの実践科目も履修できます。
    さらに本コースの所定の科目を修得し、論文を仕上げることによって、「社会調査士」の資格を取得できます。
    また、学部の授業だけではもの足りない学生は、4年次から大学院の国際コミュニケーション専攻科目を履修できます。さらに、青山学院大学の協定校・認定校制度を利用して留学する学生も大勢います。
    充実した各種の学内制度を組み合わせて利用すると、例えば青学大の国際政治経済学部に3年、海外の大学に1年、大学院に1年、計5年間で留学もし、大学院も修了することが可能です。

    将来のビジョン
    本コースはこれまでに、放送局、新聞社、広告会社などマスコミ業界、商社、サービス業、運輸業、金融業はもちろんのこと、各種海外協力事業団、国際交流事業、通訳・翻訳業界で活躍する多くの人材を輩出してきました。今後もさまざまな分野での卒業生の活躍が期待されます。

国際政治経済学部での4年間

1年次

入門セミナー
本学部で学ぶ専門分野について、様々な角度から触れることによって、その概要を把握します。また、資料文献の読み方、レポートの書き方、プレゼンテーションやディスカッションの方法など、大学生として必要なスキルを演習形式の能動的な学習によって身に着けます。

新入生オリエンテーション
これから始まるキャンパスライフを充実させるために、また卒業後の進路について早くから思いをはせる機会として、入学直後に学部別の進路・就職オリエンテーションを実施しています。人口減少社会、外国人労働者の増加、IoTやAIのさらなる進歩、人生100年時代など、今後目まぐるしく変化する世界に対応していくには、学生時代をどう過ごせば良いのか、卒業後にはどのような仕事を選ぶのか、そんなヒントが満載の講座です。

2年次

プリゼミ
専門的な学びへの導入期間。少人数制のクラスで1年次に関心を持った分野の教員と密に接しながら、専門知識を築きます。研究・プレゼンテーション・ディスカッションなどを通して論理的思考力・表現力を培い、専門的な研究へつなげていきます。

海外留学
海外の大学で学びたい、という学生のために協定校留学や認定校留学、在学留学など幅広いプログラムを用意しています。夏期・春期を利用した短期海外語学・文化研修など多彩な留学システムと豊富なプログラムから各自の目的や留学先、期間、レベルに合わせて選択します。海外で学ぶ経験からグローバルな視点を養い、自分の目指す将来像の幅を広げることができます。

3・4年次

演習(ゼミ)
1、2年次の入門セミナーやプリゼミで学んだアカデミックリテラシーと、専門科目で学んだことを基礎として、同じ研究テーマに興味を持つ学生が集まります。演習(ゼミ)では、指導教員の指導のもと、ゼミ生同士が互いにアイデアを交換し、研究課題に対する理解を深め、自ら解法を探していくというプロセスを経験することで、社会に出た後、直面する様々な問題に対処する力を育てることができます。

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