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教育研究上の目的と3つのポリシー

教育研究上の目的と3つのポリシー

青山学院大学大学院文学研究科比較芸術学専攻の教育研究上の目的と教育方針と3つのポリシーをご紹介いたします。

教育研究上の目的

比較芸術学専攻では、本学の建学精神にのっとり、また文学研究科の一翼をになう人文科学的「知」の確立を基盤としつつ、美術、音楽、演劇映像という芸術系3領域にまたがる比較芸術学的教養や国際的な視野の充実によって、文化の進展に寄与する人物を養成することを目的とする。博士前期課程では、専門的及び学際的比較研究と演習等を通じて、芸術がもつ本来の意義や歴史・思想に関する専門的知識と研究者としての論文作成能力を習得し、博士後期課程では、専門分野に独自の知見を加え上記の芸術3領域の専門研究者としての道を切り拓くことはもとより、福祉・環境・情報など現代社会がもつさまざまな課題に専門的に貢献できる人材を養成する。

博士前期課程 3つのポリシー

  • ディプロマポリシー(修了認定・学位授与の方針)

    ■知識・技能
    古典芸術諸領域(美術・音楽・演劇映像)を研究する学問的な手続きを理解し、自ら課題を発見し、その解決のための高度な専門的知識と手法を習得している。さらに、芸術がもつ本来の意義や歴史・思想に関する豊かな知識に基づき、比較芸術学的教養や国際的な視野を身につけている。

    ■思考力・判断力・表現力
    古典芸術諸領域(美術・音楽・演劇映像)の専門的及び学際的比較研究をもとに、歴史的・批判的思考力を身につけ、修士論文などにおいてその内容を論理的に表現することができる。

    ■意欲・関心・態度
    古典芸術諸領域(美術・音楽・演劇映像)に広大な視野を獲得した上で、専門的及び学際的比較研究の方法を発揮し、技能や表現力を磨き、芸術文化に関する深い知識と能力を社会的に十分運用する意欲を有している。

  • カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

    ■知識・技能
    美術・音楽・演劇映像の各専門分野について領域を横断して学び、歴史的な専門知識を修得した上で、各自の専門とする芸術の諸領域をさらに深く追究する。さらに、人文科学系諸学(文学・宗教学・哲学・歴史学・民俗学・文化人類学等)との比較研究を通じて、学際的国際的視野を養う。

    ■思考力・判断力・表現力
    美術・音楽・演劇映像という芸術系3領域の専門的及び学際的比較研究と演習(原書講読、研究発表、ディスカッション)等を通じて、専門的知見を深化させ歴史的・批判的思考能力を習得し、その成果を研究論文として広く公表する能力を養う。

    ■意欲・関心・態度
    比較芸術学的教養や国際的な視野の充実によって美術・音楽・演劇映像という芸術3領域の専門研究者として学問的に寄与するとともに、芸術文化に関する知見を運用して、福祉・環境・情報など現代社会がもつ様々な課題に貢献することができる。

  • アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

    ■知識・技能
    ・美術史学・音楽学・演劇映像学という芸術学各領域の諸問題に関して大学卒業相当の専門的知識を有している。
    ・専攻分野で必要とされる言語や関連史・資料などを読解・分析する能力を有している。

    ■思考力・判断力・表現力
    研究論文(卒業論文など)において、古典芸術諸領域(美術・音楽・演劇映像)についての知見や関心を論理的に表現することができる。

    ■意欲・関心・態度
    日本・東洋・西洋の古典的芸術に対する探究心を持ち、研究を通じて個々の資質を高めるとともに、異なる文化的背景や生活体験を持つ人々を理解し、それらの人々と協働して社会や芸術文化の進展に貢献する意欲を有している。

博士後期課程 3つのポリシー

  • ディプロマポリシー(修了認定・学位授与の方針)

    ■知識・技能
    人文科学的「知」の確立を基盤としつつ、比較芸術学的教養や国際的な視野の充実によって、芸術がもつ本来の意義や歴史・思想に関する専門的知識と研究者としての論文作成能力を習得している。

    ■思考力・判断力・表現力
    研究状況を深く理解し、古典芸術諸領域(美術・音楽・演劇映像)の専門的及び学際的比較研究をもとに、歴史的・批判的思考力を身につけ、独創的な研究成果を博士学位論文として、公表することができる。

    ■意欲・関心・態度
    古典芸術諸領域(美術・音楽・演劇映像)において国際的学際的な視野を獲得した上で、新たな問題、研究手法、知見を探究し、それぞれの学問領域における専門研究者として学問的に寄与する意欲を有している。

  • カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

    ■知識・技能
    人文科学的「知」を基礎としつつ、美術・音楽・演劇映像の各専門分野の講義により領域を横断して学び、歴史的・思想的な知識を修得した上で、各自の専門とする芸術の諸領域をさらに深く追究し、高度に専門的な知見と学際的国際的視野を養う。

    ■思考力・判断力・表現力
    美術・音楽・演劇映像という芸術系3領域の専門的及び学際的比較研究と演習(原書講読、研究発表、ディスカッション等)を通じて、専門的知見を深化させ、研究手法や歴史的・批判的思考力を習得するとともに、その研究成果を博士学位論文として公表する能力を養う。

    ■意欲・関心・態度
    諸芸術の専門的及び学際的比較研究と演習を通じて培った高度な専門的知識や歴史的・批判的思考に基づき、自らの研究を独自の手法で探究し、その成果を論文として公表することで、新たな視座を切り拓き、新知見を世に問う積極的態度を養う。

  • アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

    ■知識・技能
    美術史学・音楽学・演劇映像学という芸術学各領域の諸問題に関して博士前期課程修了相当の専門的知識を有し、専攻分野で必要とされる言語や関連史・資料などを読解・分析する能力を有している。

    ■思考力・判断力・表現力
    研究論文(修士論文など)において、古典芸術諸領域(美術・音楽・演劇映像)についての知見や関心を論理的に表現することができる。

    ■意欲・関心・態度
    日本・東洋・西洋の古典的芸術に対する探究心を持ち、研究を通じて個々の資質を高めるとともに、変化する世界の情勢や文化、人間と社会についての理解を深め、専攻分野の研究を進める意欲を有している。