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災害時の対応について

災害時の対応について

キャンパス内で地震や火災等の災害に遭うかもしれません。災害時、授業中やキャンパス内で、独力での避難が困難な障がいのある学生が身近にいる場合は、声をかけて安全を確かめてください。避難を行う際には、特に視覚障がいのある者、運動機能に障がいのある者に対しては、まず災害時第1避難場所へ安全に移動できるよう手助けをお願いします。その際は、周囲にいる者に声をかけて、支援者を募ってください。

障がい別の避難の留意点

視覚障がいのある学生
  • 支援者は、避難の手順、避難経路、周囲の状況などについて、障がいのある学生に適切に口頭で情報提供してください。
  • 避難時は、段差、亀裂、障害物(足元頭上、張り出しなど)に注意しながら誘導してください。
  • 視覚障がいのある学生を誘導する際は、支援者のひじの少し上を当該学生に掴んでもらって歩くか、支援者が視覚障がいのある学生の前を歩いてください。
運動機能に障がいのある学生
  • 車いすを利用する学生については、2名の支援者で前後を抱え避難させてください。
  • 基本的に2名以上の支援者で移動してください。
  • 支援者が1名しかいない場合は、背負って移動させてください。
  • 車いすは別の支援者がたたんで運ぶ、無理なら運ばないで障がいのある学生本人のみの移動を優先させてください。
  • 階段での避難は、緊急避難用マットレス「エスケーププラス」をご使用ください。
  • 1階に担架等がある場合、これによる移動を検討してください。
聴覚障がいのある学生
  • 支援者は授業担当教員からの説明や学内放送等の音声情報を、目に見える形で聴覚障がいのある学生に的確に伝達してください。たとえば、音声(口話)、スマートフォン、タブレット等へのテキスト入力、板書、手のひらに書く、身振りなどの方法を使うことなどです。
  • 第一避難場所に筆談ボード等を置いて、避難後も聴覚障がいのある学生に情報提供を行ってください。
発達障がいのある学生
  • 全体に避難指示をする場合、避難経路や避難場所について、具体的に視覚的な情報と口頭の短い指示によって、はっきりと簡潔に伝えてください。
  • 全体指示が伝わってない学生がいる場合は、個別に伝えてください。
  • 独力での避難が困難な場合は、職員や近くにいる学生と一緒に避難するように指示してください。