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研究科長あいさつ

教育人間科学研究科長 鈴木 眞理の写真

教育人間科学研究科長
鈴木 眞理 [Makoto Suzuki]

教育人間科学研究科は、2009年4月に発足しました。それ以前は、文学研究科教育学専攻・心理学専攻として存在し、その2専攻が独立して新研究科の発足に至っています。これは、学部レベルでの教育人間科学部教育学科・心理学科の発足と軌を一にした動きでした。新しい研究科ですが、それに至るまでの長い伝統を引き継ぐ組織であることを自負しつつ、活動を展開しています。

新研究科では、修士課程の初の修了者を2011年3月に出し、2011年度には、博士後期課程3年生までが揃いました。その後も入学者がコンスタントに続き、学生の研究活動が、教員の密接な指導の下で展開されています。しばらくすると、新研究科としても課程博士が、次々に誕生することになるのだろうと思われます。

大学院での研究は、研究科としてまとまってというより、専攻での研究、もっといえば学生個人での研究、が中心ということになってきます。そのことを理解しないで大学院へ入って来ると悲劇になります。教員は、学生の研究を支援する立場です。決して、モラトリアム期間として大学院は存在しているわけではないのです。必修の単位を取得しつつ、自らのテーマを、指導教員をはじめとする関係の深い教員の支援を得て、追究するということです。もちろん、そのための研究テーマの設定、研究方法の確立、等の支援については、カリキュラム上でもキチンとした配慮がなされています。非常勤講師を含めた教員の質について私どもが自信を持っていることは、調べていただければすぐに分かることです。

一旦、学習や研究から遠ざかっていた方に大学院レベルの研究をしてもらうことにも配意しています。大学等の研究機関での研究者を目指す学生だけでなく、高度な専門性を持って職業生活に入ることを考える学生、さらに、大学院での研究を職業面でのキャリア・アップや職業的専門性の向上に繋げることを考えている人、あるいは一市民として何らかの社会貢献をめざして高度な研究を行いたいと考える人の研究機会になることも、私どもの大学院が想定していることです。大学院が世の中に定着して来ていますが、単に修士や博士の学位を付与する機関としてではなく、充実した質の高い修了者を社会のさまざまな場面に送り出し、その後も私どもの研究科と連携しながら「研究者」として生活していくことを支援できる機関がめざされていると考えてください。

社会に対して大学院がどのような貢献をできるのかを考えつつ、教育人間科学研究科の研究活動は展開していきます。



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