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教育研究上の目的と3つのポリシー

教育研究上の目的と3つのポリシー

青山学院大学大学院法学研究科ビジネス法務専攻の教育研究上の目的と3つのポリシーをご紹介いたします。
※博士後期課程は2018年度より学生募集停止

教育研究上の目的

ビジネス法務専攻では、主に有職者を対象として、税法務の分野を中心としたビジネスローリテラシーを修得させるとともに、その分野における諸問題について、法律とビジネス、理論と実務の双方の観点から研究指導を行うことにより、法律学の理論をビジネスの実務に適用する応用能力を養い、もって高度な法的思考力・実践力を身に付けた専門家を育成することを目的とする。

修士課程 3つのポリシー

  • ディプロマポリシー(修了認定・学位授与の方針)

    ■知識・技能
    ・ビジネス法務分野に関する基礎概念および基礎理論を修得している。
    ・ビジネス法務分野に関する各法分野の法理または比較法研究手法を体系的に修得している。

    ■思考力・判断力・表現力
    専攻領域を中心に、ビジネス法務分野に関する理論や実務についての十分な分析・検討・応用をすることができる力を修得している。

    ■意欲・関心・態度
    専門教育における研鑽を通じて法学に必要とされる合理的思考力を身につけ、法実務においては合理的判断をすることができ、研究においては課題を見出して積極的に取り組むことができる。

  • カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

    高度な専門的知識を備え、法実務を担うことができる社会人の育成を目指して、技術・方法論をはじめとした基礎力を養うために必要なことを学ぶための「基礎科目」、各法分野の法理等を学ぶための「専門科目」および「関連科目」を配置する。これに加え、論文作成を通じて、ビジネス法務分野に関する理論や実務を分析・検討・応用することができる能力を養うための「演習科目」を配置する。

  • アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

    ■知識・技能
    ・「法学」の基礎知識を備えている。
    ・「法実務」に関する問題を把握している。

    ■思考力・判断力・表現力
    「ビジネスロー」に関する専門的能力を獲得し、法実務において活躍することが期待できる。

    ■意欲・関心・態度
    「研究計画の具体性」「志望動機の明確性」「希望専攻分野についての研究遂行能力」がある。

博士後期課程 3つのポリシー

※2018年度より学生募集停止

  • ディプロマポリシー(修了認定・学位授与の方針)

    ■知識・技能
    ・ビジネス法務分野に関する基礎概念または基礎理論の応用の仕方を修得している。
    ・ビジネス法務分野に関する新機軸となる先駆的な研究に挑戦し、所定の成果を収めている。
    ・研究の基礎として、ビジネス法務分野に関するインターンシップにて経験した知見を修得している。

    ■思考力・判断力・表現力
    ビジネス法務分野における基礎概念、基礎理論、重要な諸制度の制度趣旨、先行業績や判例理論、他国の立法例等を踏まえつつ、要となる個々の点または理論全体について、自己の論理的合理的思考を駆使して検討を加え、その成果を論理的・説得的に外部に表明できる。

    ■意欲・関心・態度
    ・本学が基礎とするキリスト教精神に基づいて、日常生活においては、他者のおかれた状況や心情に理解と思いやりを示すことができる。
    ・自らの研究および日常生活においては、常に課題を見出して、真摯に取り組むことができる。

  • カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

    ■知識・技能
    ビジネスロードクター養成プログラム、リーガルリスクマネジメントドクター養成プログラム、知財クリニックドクター養成プログラム、金融ロードクター養成プログラムに基づくプログラムを組む。いずれのドクター養成プログラムでも、各養成目的に必要なインターンシップおよび研究指導を設ける。
    【特色】
    各プログラムは、学年次ごとのインターンシップおよび研究指導の単位を修得することによって、段階的に博士学位授与プロセスで必要とされる学位取得要件を充足できるようにする。

    ■思考力・判断力・表現力
    博士後期課程では、博士論文の提出如何にかかわらず、毎年、自らの研究についての中間報告会における報告を課す。その報告に向けて、ビジネス法務分野における基礎概念、基礎理論、先行業績や判例理論、他国の立法例等を踏まえつつ、要となる個々の点または理論全体について、自己の論理的合理的思考を駆使して検討を加えることができるように、研究領域を中心に、国内外を問わず、多くの関連文献にあたるように努めるよう指導する。

    ■意欲・関心・態度
    先行業績および他者の理論を尊重し、十分に理解したうえで、個々の点について、自己の論理的合理的見解を、矛盾なく外部に表明できる姿勢。

  • アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

    ■知識・技能
    ・「リーガル」の観点を十分に踏まえている。
    ・「経営戦略」の観点を十分に踏まえている。 
    ・ビジネスローリテラシーを有する。

    ■思考力・判断力・表現力
    「ビジネスロー」に関する高度専門的能力を有しており、ビジネス法実務で活躍が期待できる。

    ■意欲・関心・態度
    「研究計画の綿密さ」「志望動機の確かさ」「人格・意欲」「希望専攻科目についての研究遂行能力」「これまでの職務経歴・その遂行能力」がある。