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サービス・ラーニング科目

サービス・ラーニング科目について

サービス・ラーニング科目は、青山スタンダードの科目として開講されています。大学での学びと社会貢献とを結び付けながら、NPO・NGOや地域の市民活動団体、多様な人々と関わり、主体的な活動と学びに発展させていきます。

授業では、子どもたちの学びの支援、身近な地域のまちづくり、食を通した多世代交流、防災、様々なルーツを持つ人たちとの公正な社会づくり、ビジネスからの社会課題解決などについて理解を深め、各フィールドへの活動参加から、リーダーシップや社会性を高める実践を行います。

取り組み紹介(アオガクプラス)

LECTURES 2023 2023年度実施科目

青山キャンパス

「サービス・ラーニングⅠ」(前期 火曜1限)

「サービスとは何か?」を問い直す-

社会(地域コミュニティ)のニーズに取り組むサービス活動について、知ること、体験すること、感じること、考えること、伝えることを実践的に学ぶ授業です。NPO(非営利組織)として社会で活動している三つの団体の方をゲスト・スピーカーとしてお招きして、どのような社会の課題にどのように取り組んでいるのかを知り、実際に活動を体験し、感じ、考え、それらをまとめて教室での発表で伝えます。今年度はアジア・アフリカからの研修生に農村指導者研修を行うアジア学院、難民の住まいや暮らしを支援する施設を運営するアルペなんみんセンター、渋谷区で活動している子どもテーブルを予定しています。

「サービス・ラーニングⅠ」(前期 金曜4限)

グローバル時代の社会課題-国際協力の取り組みから体得する-

グローバル時代に噴出している国際社会課題への取組をテーマにします。グローバリズムは国境(ボーダー)を超えた人とモノの行き来を拡大(ボーダーレス化)していきます。そのような「世界のグローバル化」のもたらす課題に向き合い、いわゆる途上国の人・子どもに寄り添い支援している国際協力NGO/NPO等を実習先とし、実際の支援活動に参加させていただきます(5〜6月)。予定している実習先は、チャイルド・ファンド・ジャパン、ACEF(アジアキリスト教教育基金)、グローブジャングル、JVC(日本国際ボランティアセンター)の4団体です。

「サービス・ラーニングⅡ」(後期 火曜2限)

ソーシャルビジネスの実践から学ぶ-

社会(地域コミュニティ)のニーズに取り組むサービス活動について、知ること、体験すること、感じること、考えること、伝えることを実践的に学ぶ授業です。ソーシャル・ビジネス(社会的企業)として社会で活動している企業の方をゲスト・スピーカーとしてお招きして、どのような社会の課題にどのように取り組んでいるのかを知り、実際に活動を体験し、感じ、考え、それらをまとめて教室での発表で伝えます。今年度は、貧困、難民、過疎化、人種差別など様々な国内外の課題に取り組むボーダレス・ジャパン・グループ、マイノリティの雇用問題に取り組むゼネラルパートナーズにご協力いただく予定です。

「サービス・ラーニングとしてのボランティア活動」(前期 木曜4限)

グローバル時代の社会課題-外国につながる子どもたち支援の取り組みから体得する-

日本社会における「多文化共生」という課題をテーマにします。「世界のグローバル化」の進展とともに日本に在住する外国人も増加していますが、多様なルーツを持った仲間と共に生きる社会(多文化共生社会)がどこまで実現できているでしょうか。この授業では、外国につながる子どもたちを中心に支援している団体を実習先とし、学生はいずれか一つの団体で、実際の支援活動に参加させていただきます(5〜6月)。予定している実習先は、さぽうと21、みんなのおうち、そしてエベレストインターナショナルスクールジャパンです。

「サービス・ラーニングⅢ」(金曜6限+夏期休業期間の実習)

カンボジア・サービス・ラーニング・ツアーを通してサービスを学ぶ

グローバル社会課題への取組実践をテーマにして、海外での現場に実際に立ち、現地での活動を通してサービスとは何かということを考え学びます。8月末から約10日間程度の海外実習では、カンボジアの子どもや女性の支援に取り組んでいるNPOグローブジャングルの活動現場に赴きます。その他、経済発展や開発が盛んな都市や地域社会の現状、日本での就労や進学を目指す若者たちとの交流、内戦の歴史についても現場から学びます。事前学習として、学期中金曜6限に授業を行い、カンボジアについての学びと共に、現地での活動の企画・準備を行います。

相模原キャンパス

「サービス・ラーニングⅠ」(相模原 夏期休業期間の実習)

被災地に学び・繋がる

この科目では東日本大震災での被災後、青山学院大学および学院各部がボランティア活動を継続し、青山学院大学と「包括連携に関する協定」を締結している岩手県宮古市を中心に、岩手・宮城・福島「被災3県」の現状と課題と問題解決へのアブローチを研修、交流、協働を通して学び、実践します。福島県広野町・宮城県気仙沼市・岩手県宮古市での現地研修と活動を予定しています。事前学習および現地企画準備等は受講者と打ち合わせのうえ日時設定します。(状況によってオンライン等での実施となる可能性もあります)

「サービス・ラーニングⅡ」(相模原 春期休業期間の実習)

被災地に学び・繋がる

この科目では東日本大震災での被災後、青山学院大学および学院各部がボランティア活動を継続し、青山学院大学と「包括連携に関する協定」を締結している岩手県宮古市を中心に、岩手・宮城・福島「被災3県」の現状と課題と問題解決へのアブローチを研修、交流、協働を通して学び、実践します。福島県広野町・宮城県気仙沼市・岩手県宮古市での現地研修と活動を予定しています。事前学習および現地企画準備等は受講者と打ち合わせのうえ日時設定します。(状況によってオンライン等での実施となる可能性もあります)

インタビュー