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PICK UP SEMINAR ゼミナール紹介
髙橋郁夫ゼミ
Q:大学のゼミに入るとは、どういうことなのですか?
A:本学では、2年生までは専門基礎科目や教養系の科目を幅広く学習し、3年生以降に個別の専門領域に学習内容を絞り込んでいけるカリキュラムになっています。ゼミというのは、教員の指導のもと、特定の専門分野に絞り込んだ研究を自主的に行う学びの場です。最終的には卒業論文に挑むわけですが、例えばある特定の領域を専門にする教員のゼミに入っていたとしても、自分の卒論では、さらにその中で最も関心のあるテーマにフォーカスして研究を行い、その成果をとりまとめます。また、専門的な知識を得るだけではなく、社会に出てから、長い目で見て役立つ課題解決能力を養う場だと、私は考えています。
Q:どのように、ゼミを選べばいいのでしょう?
A:2年生まで幅広い授業を履修し、その中で関心の高い研究領域について学ぶことができるゼミを選ぶのが良いと思います。とはいえ卒論を書くレベルの関心が2年生の段階で絞り込まれていることは、あまりないかもしれません。経営学部では、マーケティング学科の学生でも経営学科のゼミに入れるし、その逆も可能です。だから研究領域の中身を理解し、自分とゼミの相性をよく考えることが大切です。そのゼミの普段の活動内容がどのようなものか、説明会やオープンゼミなどの機会を使ってその相性をできるだけ具体的に探ってみてください。
Q:ゼミでの学びとは?
A:ゼミによって多様です。例えば私のゼミでは3年時には1つのテーマをグループで研究しながら、専門知識の習得や統計解析などのスキルを磨きます。4年生ではそれらを用いて卒論研究にあたります。ゼミの時間は週に2時限しかないので、データ収集などは時間外にすることになります。また企業とのワークショップでは、実務的課題を学術的な視点に基づき、理論ベースの分析を行って提言にまとめることが求められます。その際、英語でプレゼンすることもあり、国際的なコミュニケーション能力を高める場ともなります。ゼミでの学びは、社会で通用する人材となるための自分磨きの2年間だと捉えています。
Q:これから青学に入る皆さんに向けて
A:大学卒業後は、企業で働く人たちが多いでしょう。経営学部は、経営学、マーケティング論、会計学とそれらに関連した学問を通じて会社の経営や相手にする顧客のこと、お金の流れや会社がうまくまわる仕組みなどについて学びます。つまり、近い将来、自分が関わることになるビジネスを対象にした学問に取り組むことになります。青学の経営学部の教員たちは、それぞれ異なる専門領域のスペシャリストばかり。立地的にも恵まれていて、学びの環境としては贅沢すぎるくらいです。ぜひ「良き師、良き友、良き学問」に出会い、充実した大学生活を送って欲しいと願っています。
髙橋 郁夫 Ikuo Takahashi
マーケティング学科教授
専門分野:マーケティング論、流通論、消費者行動論
SEMINAR LIST 研究テーマ
教員名 | 研究テーマ |
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東 伸一 | 流通モードから世界をみる |
安 廷苑 | 東アジアの地域研究 |
稲葉 由之 | 企業経営における統計調査の活用 |
薄上 二郎 | グローバリゼーションと企業経営/異文化マネジメント |
大道 千穂 | 国際社会と異文化理解 |
小野 譲司 |
マーケティング,マーケティング・リサーチ カスタマーエクスペリエンス(顧客経験CX) |
鹿島 浩之 | 問題発見・解決とビジネス |
久保田 進彦 | マーケティング(ブランド・広告コミュニケーション) |
佐藤 亨 | 文化・地域研究 |
島田 淳二 | 現代の金融と経済 |
髙砂 民宣 | 経営倫理とリーダーシップ |
髙橋 郁夫 | 流通論・マーケティング論・消費者行動論 |
DUFF,Brian R. | International Business Transactions(国際ビジネス取引) |
千葉 優子 | 社会の多様性とマイノリティ |
土橋 治子 | 消費者行動とマーケティング戦略 |
當間 麗 | ファッション&イメージマネジメント |
永井 忠孝 | ことば 経営 インタビュー |
芳賀 康浩 | マーケティング戦略研究 |
服部 圭介 | 行動実験で「選択」を科学する |
宮崎 純一 | スポーツマネジメントの実践研究 |
横山 暁 | マーケティングデータ分析,データドリブンマーケティング |