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経営学研究科長 久保田 進彦[Yukihiko Kubota]
研究科長あいさつ
現代の経営学は、きわめて高度で専門的なものとなっています。また、企業をはじめとする組織の経営にたずさわる人にも、そうした知識が求められるようになっています。このような時代背景のもとで、青山学院大学大学院経営学研究科は、優れた研究者の育成とともに、高度な専門的知識や能力をもった経営人材を育成することを目指しています。
青山学院大学大学院経営学研究科には、経営、会計、マーケティングの3つの分野があります。大学院生はそれぞれの分野の専門家である教員から直接指導を受けることで、自らの研究テーマに沿った最先端の理論や知識を学ぶとともに、統計分析をはじめとする研究手法を身につけていきます。そして広く社会に貢献する経営学のプロフェッショナルへと成長していきます。
青山学院大学大学院経営学研究科のもう1つの魅力は、多様な入試制度を設定することで、さまざまな人に高度な経営学を学ぶ機会を提供していることです。大学卒業生を対象とした一般入試、外国人留学生を対象とした留学生入試、そして社会人を対象とした社会人入試制度があり、社会人には1年制の修士課程も用意されています。さらに、世界税関機構と連携した英語のみを用いた学位取得プログラムSMIPRP(Strategic Management and Intellectual Property Rights Program) があり、これまで世界50ケ国を超える留学生に学びの場を提供しています。多様な学生が交流することで互いに学びを深めることができるのは、経営学研究科の魅力の1つです。
キリスト教に基づいた指導も青山学院大学大学院経営学研究科の魅力です。「地の塩、世の光」というスクールモットーのとおり、大学院生一人ひとりを大切にする教育が実践されています。青山学院大学大学院経営学研究科は、高度な専門家を育成するための豊かなカリキュラムと、少人数できめ細やかな指導により、時代を先導する研究力と教育力をもつ研究科であり続けています。
ところでこのページをご覧になっている方の多くは、大学院に興味がある人でしょう。みなさんは、なぜ大学院に興味を持たれたのでしょうか。専門的な学びを深めたいと思っている方もいれば、将来研究者になりたいと思っている方もいるでしょう。きっと、いろいろな理由があるはずです。
その理由がどのようなものでも、青山学院大学経営学研究科はみなさんの可能性を大きく広げます。研究科という名前からも分かるように、大学院は自ら進んで研究をするところです。そして、みなさんが努力をするほど、世界が広がっていきます。たとえば、まだ読んだことのない本や論文を読んでみる。あるいは、まだ経験したことのない分析手法に挑んでみる。さらには、自分と少し異なる領域の学生と真剣に議論をするのも良いはずです。青山学院大学経営学研究科の本当の魅力は、こうした新しいことにチャレンジする環境が提供されていることかもしれません。
新しいことにチャレンジするというのは、新しい世界に触れることです。新しい世界に触れると、自分の世界も広がります。青山学院大学経営学研究科での学びは、みなさんにとって、自分を大きくするチャンスに満ちあふれています。私たちは、みなさんが自ら進んで研究に取り組み、自分の世界を広げていくサポーターになるはずです。