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教育人間科学部
教育人間科学研究科
中長期計画

「教育」と「心理」の連携により「人間」を総合的に探究

教育人間科学部長・教育人間科学研究科長 杉本 卓

他者との豊かで共生的なかかわりに貢献することができる教育学と心理学の特性を活かした4領域「臨床」「発達」「情報」「身体」を中心に、理論・実践を融合した研究・教育を、より高度に、より多彩に推進していきます。

教育人間科学部長・教育人間科学研究科長 杉本 卓

他者との豊かで共生的なかかわりに貢献することができる教育学と心理学の特性を活かした4領域「臨床」「発達」「情報」「身体」を中心に、理論・実践を融合した研究・教育を、より高度に、より多彩に推進していきます。

MESSAGE 教育人間科学部長・教育人間科学研究科長メッセージ

教育人間科学部・教育人間科学研究科の現状

研究

(1) 各教員(学内外との共同研究を含む)による個別的テーマの追究
(2) 学部内の複数教員による共同・学際研究の遂行(主に学部附置教育人間科学研究所において)

  共同研究の例 
  ・研究題目:「認知処理様式と日常行動の関係に関する研究」
  ・メンバー:田中里実,北村文昭,薬師神玲子,中鉢路子,横山舜,綿引一貴
  ・研究成果:田中ほか(2020)「心理教育的アセスメントにおける視線解析の有効性」『青山心理学研究』vol.20, pp.1-8. など

(3) 学部紀要および各学科紀要『教育研究』『青山心理学研究』の刊行

教育

(1) 「教育×心理」による人間の多様な側面を総合的に学修

教育学科

(2) 興味や進路にあわせて選択できる「人間形成」「臨床教育・生涯発達」「教育情報・メディア」「幼児教育学」「児童教育学」の5つの履修コースによって幅広い視野と深い専門性を持った人材を育成

(3) 幼稚園、小学校、中学校(国語・英語・社会)、 高等学校(国語・英語・地歴・公民)の各教員免許、司書教諭、司書、社会教育主事、学校司書の各資格を取得可能

心理学科

(4) 「認知」「発達」「社会」「臨床」の4領域と「一般心理コース」「臨床心理コース」の2コースによって人間の心の問題を実践的に解決する「心の専門家」を育成

(5) 公認心理師・臨床心理士の受験資格を取得可能

教育人間科学部・教育人間科学研究科の目標

(メトリックス)
  • 附置研究所による共同研究プロジェクトの推進

    プロジェクト構成員および研究所運営委員会等による達成度などの総合的評価を3段階評価(A〜C)でB以上に。

    【準備中】

  • 附置研究所における業務の遂行

    業務・プロジェクト遂行に必要な教職員や大学院生・学外研究者の人員に対するポスト数の比を1以上に。

    【準備中】

  • 大学院改革への対応

    定員に対する大学院入学者の比を1前後以上に。

    【進行中】
    入試改革を検討中。

  • 授業改革への対応

    英語科目のクラスサイズ(定員)を25名以下に。他科目は適正人数に対する定員の比を1以下に。

    【準備中】

  • 入試改革への対応

    一般選抜の各入試区分において、受験者数は前年度比1前後以上に、入学者数は定員に対する比を1前後に。

    【準備中】
    2023年度入試の最終数値確定後に数値を算出予定。

  • 教職・資格課程および公認心理師カリキュラムの維持・推進

    法令等に照らして必要な教員数に対する実際の教員数の比を1超に。

    【進行中】
    不測の事態に対応し、十分な教育環境を整備するには不十分。教育学専攻では入試改革を検討中。

  • 教育方法の妥当性

    学部自己点検・評価委員会による総合的評価を「妥当」に相当するものに。

    【達成】
    年度末の評価で問題のないことを確認。

  • 国際化への対応

    自己点検・評価委員会による総合的評価を「妥当」に相当するものに。

    【準備中】

  • リカレント教育への対応

    社会人に対応したプログラム等の検討を進めていること。

    【準備中】

教育人間科学部・教育人間科学研究科の中長期計画

  • 「教育と心理の連携」「理論と実践の融合」によって定評ある研究・教育のさらなる拡充

    【研究】
    (1) 附置研究所を中心とした研究活動の活性化‥‥学部附置教育人間科学研究所を研究拠点として拡充し、特に共同研究の活性化をめざします。研究センターの設置、大規模共同研究プロジェクトの企画・実施などを進めます。

    (2) 外部・院生を含む人材の確保・活用‥‥(1)を可能とする運営体制の構築・維持、とりわけ人員・人材の拡充をはかります。研究所専属・専従の教員確保、客員などの仕組みを使った外部人材の活用、院生助手などを含めた大学院生の活用などを進めます。

    【教育】
    (1) 授業改革への対応‥‥教育環境のさらなる充実をめざします。とりわけ、1クラス40名前後となっている英語科目を中心にクラスサイズの適正化をはかります。また、特に資格・免許の扱いを慎重・丁寧に検討しつつ、科目再編を含むカリキュラムの見直しを進めていきます。

    (2) 入試改革への対応‥‥2021年度の変更の結果を分析しつつ、優秀かつ多様な学生の確保に向けた調整を進めていきます。また、積極的な広報活動も行なっていきます。

    (3) 教育課程改革への対応‥‥両学科学生の交流に向けて学部として「教育人間科学」のカリキュラムを検討していきます(学部共通科目の設置など)。教育学科においては教職・資格課程の安定的な保持、心理学科においては公認心理師資格カリキュラムの効果的な運用に向けて、必要な人員確保をめざします。