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学部概要(社会情報学部)

MESSAGE 学部長メッセージ

社会×人間×情報を融合し、イノベーションを創出

政府が構想を掲げるSociety5.0の社会では、科学技術の発達によってさまざまな業界の連携が進むと考えられています。異なる領域の知見を応用し、これまでにない価値を生み出すには、専門性にとらわれない多様な視点と知識が欠かせません。

社会情報学部では、文系の「社会科学」「人間科学」と理系の「情報科学」を融合させた学びにより、各専門分野をつないで新たな発想へと導く力を培います。入学後早い段階からコア科目で3分野の概要を学び、2年次以降は学際領域のリエゾン科目や専門分野のエリア科目などを履修することで、次第に専門性を高めていきます。さらに、プロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)を通じて、創造的協調作業の中で課題を解決する方法を模索。修得した知識やスキルを生かして実際の問題について考える経験は、確かな実践力を育んでくれます。また、国際的な活躍を意識した学部独自の英語教育に加えて、データにもとづいた論理的思考力を養う統計学、プログラミングの授業を必修化。

このような文理の枠を超えた本学部の学びは産業界で広く受け入れられ、卒業生は情報通信をはじめ、金融、サービス、卸売・小売、製造、その他幅広い業種への進路を切り拓いています。これから入学される皆さんにも、ここ相模原キャンパスで多彩な領域の融合知を学び、世界を明るくするイノベーションの創出に挑戦してほしいと思います。

——社会情報学部 学部長
宮川 裕之 [Hiroyuki Miyagawa]

ABOUT US 社会情報学部について

教育研究上の目的

青山学院大学社会情報学部の教育研究上の目的をご紹介いたします。

社会情報学部は、人文科学、社会科学と情報科学を融合させ、従来の文系、理系の枠に捉われない多角的な視点から現代社会の問題点をえぐり、その問題解決を自らが図ることのできる高度な人材養成を目的とする。 すなわち、従来の専門領域が対象とする人間・社会・情報の各分野に対して、それらが複雑に絡み合う分野を専門領域とし、これら三分野に共通する基盤教育と、①社会・情報、②社会・人間、③人間・情報という新しい3種類の専門領域における問題解決への新たな取り組みを目指すものである。

本学部では、これら3つの専門領域に対応させた社会・情報コース、社会・人間コース、人間・情報コースを設置することで、以下のような人材を育成する。
人と人、社会と人のコミュニケーションのあり方や組織の設計、組織における意思決定や知識の有効な活用法、経済活動そのものやそれがもたらす人間社会への問題の解明、経済活動と直結した人間心理の解明、企業や政策そのものやそこにおける人的要素の解明、そして知識基盤社会やそれが人間に及ぼす影響の解明ができる人材を養成する。
理論と実践に基づく情報技術を駆使して大量データの分析を行うことができ、論理的な取り組みや理論的背景を理解することによって、人や社会に内在する「なぜ?」に対して説明ができる人材の養成を行う。

ここで養成される能力は、現代の複雑な社会におけるあらゆる分野で「地の塩、世の光」となり活躍しようとする人々にとって必要不可欠なものである。
以上の目的を達成するために、社会情報学部においては、教育研究の両面で専門領域の深化を目指すだけでなく、他の専門領域をも意識した取り組みを実践していく。

LABORATORY 社会情報学部附置社会情報学研究センター

理系や文系といった従来の枠組みにとらわれず、社会システムの諸問題を実際に解決していくために、社会科学、人間科学、情報科学、数理科学などの多角的な視点から学問研究を推進することを目的に社会情報学研究センターが相模原キャンパスに設立されました。

社会情報学研究センター