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学部概要

MESSAGE 学部長メッセージ

地球社会共生学部は、よく何をしているのか分かりにくい学部と言われます。本学部を簡潔に表せば、”地球規模の課題に向き合い、これからの明るい未来を創造していく”最先端の学部”ですと私は答えています。

地球規模の課題解決というと、将来NPOや国際機関に進むような人材を養成する学部なのかと思われがちですが、実は幅広く企業にも求められる人材を輩出する学部でもあります。私は、ビジネスコンサルタントとしてグローバルの経営者と事業戦略をアドバイスする仕事をしてきました。経営者からいつも出てくる言葉の一つがESGです。ESGは、環境(E: Environment)、社会(S: Social)、ガバナンス(G: Governance)を意味し、企業が長期的に成長するためにこの3つの観点が必須だという考え方がグローバルの経営者では常識になっています。本学部ではESGをカバーする専門家に加え、経営、最先端のテクノロジーの専門家がコラボレーションすることによって他大学にはないシナジーを生み出し、広く社会で活躍する人材を輩出しています。

また、本学部ではグローバルで活躍するための実践にも重点を置いています。まず実践で使える高いコミュニケーションのツールとしての英語が必要です。本学部では一年次から集中的かつ実践的な英語能力の強化を図っています。レベル別に英語力の向上を目指すプログラムを用意し、ネイティブスピーカーの教師による徹底的な英語でのディスカッションやプレゼンテーションを通じて高い英語力を身につけることができます。やる気があれば、誰でもグローバルで通用する英語を身につけることが可能です。さらに英語を活かし、地球規模の課題を解決する実践の場としてタイ・マレーシアへの半期の留学を通じ、現地で実践的な生の異文化体験を積み重ねることができます。

地球社会共生学部は、既成概念を超えてボーダレスにコラボレーションできる共生マインドがこれからの社会に重要になってくると考えています。人と人が、学歴、ジェンダー、年齢、国籍等に依らず共生マインドを持って共に共感するような世界になってほしい。そしてそんな世界を担う学生を育てていきたいのです。

——地球社会共生学部 学部長
松永 エリック・匡史 [Eric Masanobu Matsunaga]

ABOUT US 地球社会共生学部について

教育研究上の目的

地球社会共生学部の教育研究目的は、キリスト教信仰に基づく教育を根底に置き、地球規模の広い視野を持つとともに将来社会の姿を見据え、調和のとれた持続的社会の発展に寄与し、時代を切り開いてゆく人材を育成することである。
具体的には、国や地域、人種、性別、文化の違いを超えて世界の人々と積極的に協力し、差別、貧困、争い、環境破壊などの地球課題の克服に挑戦し常に学び続け、高い倫理観と社会奉仕の精神を持ち、地球上のどの地域にあっても「地の塩、世の光」の精神を体現し、感謝される仕事ができる地球市民を育成することである。
この目的を実現するために、本学部は、語学力に裏打ちされたコミュニケーション能力の養成、主体性、積極性、協調性、リーダーシップ等のコンピテンシーの養成、そして自己アイデンティティを土台とした異文化共感力を養成する学部共通科目群を設定すると同時に、経済、政治、文化、社会の各領域にわたる幅広いディシプリンの学修と体験学習、さらには世界の学生との交流を有機的に組み合わせて多角的視野を会得させ、共生マインドを培うためのプログラムを設置する。

GSC’s Mission: より良い地球社会のために

ダイナミックに変貌するグローバル社会では、あらゆる「境堺(ボーダー)」を越える新たな「つながり」が生まれています。グローバルな人の流れ、自在に展開するメディアや文化。このような「つながり」は世界の光景を一変させ、新たな可能性を生み出す一方で、グローバルな規模でさまざまな課題を顕在化させています。世界的な問題でありつつ、私たちの日常にも影響を及ぼす環境問題や紛争、経済や情報の格差などの問題を理解し、要因をさぐり、解決策を見出していくには、何が必要なのでしょうか。地球社会共生学部では、政治学、経済学・経営学、メディア・空間情報学、社会学の4つの領域を複合させた学びを提供し、専門的な学問分野の垣根を越えて学際的に学ぶことで、多様な視点から私たちが生きる複雑な社会の姿をとらえる力を身につけていきます。

地球社会共生学部(GSC)とは

・地球社会のさまざまな課題に挑戦し、調和のとれた持続的発展に寄与したいという高い志
・世界の人々と共に学び、共に働き、共に創るという共生マインド
・世界の現在と未来を捉える地球規模の視野と多角的な視点
・社会科学の幅広い素養に基づく理解力・構想力
・語学力に裏打ちされたコミュニケーション能力
地球社会共生学部は、地球規模の課題に向き合い、より良い地球社会の創出に貢献する学生を養成する学部です。
本学部の教育研究は国家を基礎とする国際社会ではなく「地球」社会を対象としています。 また、本学部が養成する人材には、世界の人々と共に生き、共に価値を見出し、より良い社会を共同で創造していってほしいと願っています。 そのような人材が、地球規模の視野と多角的な視点をもってグローバルな課題に積極的に取り組むとき、さまざまな課題が乗り越えられ、人々が互いを尊重しあいながら生きる共生社会に近づくことができるのではないでしょうか。
地球社会共生学部。この名前にはそのような「想い」が込められています。
(GSCとは、英語の学部名:School of Global Studies and Collaborationの略称です。)

学部構成 1学部1学科
日本語学部名 地球社会共生学部
英語学部名 School of Global Studies and Collaboration
入学定員 190名
就学キャンパス 1年次~4年次 相模原キャンパス
学位 学士(学術)

PUBLICATIONS 刊行物