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ラボ紹介

LABORATORY LIST ラボ(ラボ・アトリエ実習)紹介

本学部では「ラボ」と通称される演習授業があります。正式名を「ラボ・アトリエ実習」と言い、他大学・他学部にはない、本学部独自の授業形態です。本学部の附置研究所である「青山コミュニティラボ(ACL)」を拠点に、ときにはキャンパスを出て、地域のコミュニティ、企業や官公庁など外部の機関と連携して活動する、インターンシップ型・不定期の演習授業です。通常の演習とは異なり、学生でありながら企業の「仕事の現場」に参加することができます。

クリエイティブ・ラボ 教員:井口 典夫

渋谷・原宿・青山地域でプロデューサーとして活動する代表教員と協力教員の指導のもと、先端的な企業やクリエイターとともにプロジェクトを立ち上げ実践するラボです。企業・ 地域の課題に対して学生ならではの視点と感性でアイデアを考え、具体的な企画を立ち上げます。

研究者情報

メディアステーション活性化ラボ 教員:井口 典夫

青学アスタジオ2階メディアステーション(舞台付スタジオ)の様々な活用法について実験・発信するラボ。学生のアイデアでメディアステーションを様々に活用し、その価値・発信力を高め、アスタジオや周辺のエリア・コミュニティにも貢献する。番組制作や演劇活動などに興味を持ち、発信・表現の場を求める学生に向けたラボ。

研究者情報

コロナ禍でのイベント開催の危機を経て、あらたな気持ちでイベントを成功させよう(通称「音楽マネジメント・ラボ」) 教員:板垣 千佳子

もともとこの音楽マネジメント・ラボはクラシック音楽のイベントへの参画(ラ・フォル・ジュルネ音楽祭など)をしながら、音楽マネジメントの世界を知り、その苦労とやりがいの両面を学ぶという内容でした。ところが世界的なコロナ禍でコンサートが次々と中止になり、コンサート業界はかつてない窮地を迎えました。このような状況でどのような工夫をしながらイベントを行ったかを考察しながら、イベントが再開される中、可能な限り実際に参画していきたいと思います。

(映像)ビジネス・プロデューサー育成ラボ 教員:内山 隆

(趣味ではなく)ビジネスとしての映像”製作”を行うにあたっての、開発から、プリプロダクション、”制作”、ポストプロダクション、流通、マルチユースといった一連のプロセスのなかで、毎年、実技的なことを取り上げて実習します(年度によってやる内容や領域は変わります)。都度、適切な機会や専門家を招聘します。

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えぐちりかラボ 教員:えぐちりか

インスタレーション、絵本、ポスター、CM、プロダクトなど、アイデアとそれを形にする実現力があれば何でも作ることが可能です。本ラボはボーダーレスに活動するクリエイターえぐちりかと共に、ワークショップやイベントを通じてアイデアを形にするまでのプロセスと、トライ&エラーの中で、誰にも教えてもらえない自分の強みとその活かし方を学びます。

映画・映像制作ラボ 教員:木ノ内 輝

「資金ゼロ・経験ゼロ・人脈ゼロ」からの映画・映像制作を学ぶラボです。
1. 映画・CMの企画活動(名作映画鑑賞/分析、企画提案、書類作成、クラウドファンディング含む資金調達)
2. 映画・CMの制作活動(ショートフィルム制作、撮影現場体験など)
3. 配給・宣伝・広告活動(芸能事務やプレスへの対応、試写会、上映、SNS、宣伝活動)
ワークショップ、研修、映画人を招いた学生向けの講演会も予定しています。

市民目線に立つ都市と地域の連携まちづくりを実践・提案する 教員:黒石 いずみ

都市や地域を構成する人々の社会的活動と生活に焦点を当て、そのサステナブルで人間的なあり方を提案する企画を実践します。場とするのは渋谷、下北沢、神奈川県大和市、また山形新庄市、被災地の福島市や気仙沼市です。地域コミュニティ団体やユネスコ、企業、区や市の行政、大学や高校の学生たちと共同で、多様な地域社会や文化とその問題を、調査やインタビュー、文献研究から学びます。そして平和で活力のある安全な居住環境の形成と多世代交流支援のあり方を、さまざまな当事者と議論して、新しい技術や文化資源を活用した企画を実践します。

俳優座ラボ 教員:竹内 孝宏

日本を代表する新劇団の一つである「劇団俳優座」、1 年間の企画制作業務に携わりながら、「仕事の現場」を学びます。また新しい風として様々なアイデアを提案し、古⺠家を お洒落なカフェに生まれ変わらせるように、老舗劇団をリノベーションしていきます。

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渋谷 − 青山都市デザインラボ 教員:團 紀彦

渋谷 - 青山 - 表参道を対象とした都市領域調査実習。建築家・團紀彦と都市建築史家・伊藤毅との緊密なコラボレーションのもと、いままさに形成途上にある渋谷 - 青山 - 表参道のダイナミックな都市領域の過去・現在・未来を総合的にとらえるための実習を行い、その成果を広く公表し地域に貢献することを目的とする。
いま世界的にも注目を集めている地域における実践的な演習をとおして、流動的な都市や建築が織りなす文化のポリエドール(多面体)を理解・発信する総合文化政策学部ならではの創造力を養う。

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音楽専門ウェブメディアの研究と実践 教員:東海林 修

音楽専門のウェブメディア(http://uncannyzine.com/)の運営を行います。企画、編集、取材等の制作のほか、プロモーション等のマーケティング活動など、運営に関わるさまざまな実務に取り組みます。特に企画を立案するにあたり作品やアーティストの背景を探る文化研究を実施し、基本的な知識の習得に加え、思考の方法や他者に自身の考えを伝えるちからを身につけていきます。また毎年、主に音楽業界の企業からゲストスピーカーを招き、実際の仕事の現場について直接学んでいます。

「言葉の力」ラボ 教員:本田 英郎

言葉はどこからやってくるのでしょう? 不思議なことに、パソコンや紙を前にして探し求めていた言葉からふと意識をそらし、外の柔らかい空気や木漏れ陽に触れたとき、ふいに言葉が「向こうからやってくる」こともあるのです。しかし、言葉が向こうからやってくるためには屈折した独りの時間が失われてしまわないようにしなければなりません。
書き言葉においては、複数の事実を丹念に調べ上げ、書きながら思考し、その思考をいったん脇に置いて寄り道をし、異なる思考の筋道を想像し、忘却し、考え直し、当初は予想もしなかった細部の輝きをともなって変化していく……そのようにして言葉の力は磨かれていくのです。
本ラボでは、論稿・エッセイ・取材記事・時評など様々なライティングや編集の方法について学びます。おおいに書き、思考を揺るがせ、創造・発信してください。

映像翻訳を通じて世界と関わる(通称「映像翻訳ラボ」) 教員:宮澤 淳一

「映像翻訳」(主に字幕作成)を実践し、自主上映会を開催します。

映像作品を鑑賞する態度を学び、映像翻訳の意義を理解するとともに、外国文化や世界の諸問題(特に難民問題や社会的差別の問題)への関心を深めます。同時に、自主上映会の実践を通して、「プロジェクト・マネジメント」とチームワークの本質を知ります。

例年どおり、協力団体(日本映像翻訳アカデミー、略称JVTA)が携わる 2 つの映画祭の出品作の字幕作成に参加する予定(ショートショート・フィルムフェスティバル、国連UNHCR協会のいわゆる“難民映画祭”)です。

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デジタルストーリーテリングラボ 教員:宮田 和樹

メタバースの世界へようこそ! デジタルストーリーテリングラボで、VRやARを駆使し、次世代の体験を創造しましょう。

3Dモデリングやゲームエンジンを各自で学び、オリジナル作品を制作したり、企業や公共機関と協力したプロジェクトにも参加できます。例えば、「Whale Research VR」でザトウクジラが観察できるワールドを作成、音楽レーベルと協働し生成AIなどを活用した音楽体験の提案、メタバースを活用した演劇やカウンセリング手法の検討も行っています。学外のコンテストへの挑戦も応援するので、将来に向けてアピール力を磨きましょう。

あなたの情熱とアイデアで、メタバースの世界で新たな体験を創造し、新たな可能性を描く場を一緒に創り上げましょう。

フェアトレード・ラボ 教員:森島 豊

フェアトレードやSDGs(持続可能な開発目標)の理念を理解したうえで、学生が主体となって、 学内での実践を企画しフェアトレードの啓発活動を実行します。 

例年は以下の企画を実行しています。
1. フェアトレード・ウィークを前期後期に設定し、学内でコーヒー等フェアトレード商品を広めます。
2. 学生による企画。企画班でフェアトレードを広める方法を企画し、学食・購買や企業とコラボしています。
3. 他大学や中高、他団体にフェアトレード・ラボの取り組みを紹介しています。

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