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研究科長あいさつ

総合文化政策学研究科長 堀内 正博の写真

総合文化政策学研究科長
堀内 正博 [Masahiro Horiuchi]

総合文化政策学研究科は、総合文化政策学部を母体とする大学院です。総合文化政策学研究科には、研究者養成を目的とした「博士課程」と社会へのフィードバックを目的とした「修士課程」があります。これにより、学部レベル(undergraduate level)から大学院レベル(graduate level)まで総合文化政策学という新しい学問を一貫して教育研究できる充実した体制が整っています。

博士課程-総合文化政策学専攻
2008年4月、青山学院大学に新しい学部として総合文化政策学部が誕生しましたが、この学部創設と同時に、「総合文化政策学専攻博士課程」が開設されました。これは研究者の養成を基本的な目的とした5年一貫制の博士課程です。博士前期課程の上に博士後期課程という2段階の積み上げ方式ではなく、最初から研究者を志望する人を対象として5年間で研究者を養成しようとする試みです。

「総合文化政策学」は若い学問領域ですが、2012年3月に最初の博士号取得者(博士(総合文化政策学))が誕生しました。「総合文化政策学」が固有の研究領域になるためには研究者がどんどん育っていく必要があります。「総合文化政策学」という新しい学問領域を開拓したいという意欲をお持ちの方はぜひ我々と一緒にやっていきましょう。

修士課程-文化創造マネジメント専攻
総合文化政策学部が誕生した翌年の2009年4月、社会と直結した高度な専門人の養成を目指して「文化創造マネジメント専攻修士課程」を設立しました。以降、毎年15名程度の修士学位を取得した卒業生を輩出しています。まだまだ若葉ですが、着実に実績を積み重ねてきています。

総合文化政策学部では、「文化を創造的にマネジメントできる能力」を備えた人材を育成することが学部の使命であると謳っています。この基本的使命は、文化創造マネジメント専攻修士課程でも同じです。違いは、高度な能力を持った専門人として社会へのフィードバックが可能なレベルかどうかです。

修士課程の学生には、学部教育などで芸術・文化を学んだ経験を持つ‘アート系’ともいえる人たちと、経済・経営・法律などの社会科学を学部教育で学んだり、社会で企業を経営したり企業で働くビジネスマンであったりするような‘ビジネス系’とも言える人たちがいます。「文化を創造的にマネジメントできる能力」という学部の使命で言えば、「文化を創造」するのに強い人たちと「マネジメント」するのに強い人たちです。これらは総合文化政策学にとって車の両輪です。これらの人たちが相互に響きあうことによって優れた成果を生みだしています。

研究の場としてのACL
2010年4月、青山学院の文化発信拠点であるアスタジオに青山コミュニティラボ(ACL)が設置されました。ACLは、青山の先端的文化のアカデミック・コモンズであり、プロレベルの作業にも対応できるさまざまな機材や設備(ハード)と、これらを使いこなすためのスタッフ(ソフト)が準備されています。大学院生はこれらのハードとソフトを活用しながら、それぞれの研究を進めることができます。2013年度からはACLの研究機能の強化を目指し、研究プロジェクトによる研究体制の充実をはかっています。大学院生はこれらの研究プロジェクトに参画することにより、いっそう研究を進展させることが可能になってきています。

多様な人材が集まる-違いから研究を進める
総合文化政策学は伝統的な学問分野に縛られません。自由な発想を重視し、創造的に考えることを大事にします。総合文化政策学研究科に集う学生は非常に多様です。過去に学習した学問分野も違えば、年齢も違えば、国籍もさまざまです。違いがあれば衝突もあります。しかしこの衝突こそが新しいものを生み出す原動力だと考えています。青山という地の利を生かし、多様性という環境を活かしながら、文化創造を考えていきませんか。



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