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政策・企画部 大学広報課 University Public Relations Division

大学広報課の概要
広報とは、「情報等の相互発信によって、お互いの間にいい関係=信頼関係をつくっていくこと」であり、大学広報の仕事は「ステークホルダーの目線と学内の目線をつなぎ合わせること」です。(出典:公益社団法人 日本広報協会)
その実現に向けて、大学広報課は2018年4月にできた比較的新しい課で、ステークホルダーの心を動かすために、ターゲットに応じたコミュニケーション企画を考え、青学らしいトーン&マナーで継続して発信しています。


大学広報課の業務
現在は、「公式ウェブサイト」「AGU NEWS」「AGU LiFE」「AGU RESEARCH」「公式SNS」「青学TV」など、本学の資産として蓄積が可能なオウンドメディア(大学でコントロールできるメディア)を中心に、各メディア別の戦略・立案から実施までをトータルに行っています。
そのほか、「新聞広告」「雑誌広告」「インターネット広告」などのペイドメディア(有料広告)や、「取材対応、ロケーション撮影によるメディア掲載」「大学プレスセンター」などのアーンドメディア(PRで掲載を獲得するメディア)に関する検討・実施も行っています。

大学広報課員の1日
【9:00】メールチェック、新聞チェック、メディア掲載チェック
新聞やSNS上での本学に関する掲載状況や、公式SNSの投稿に関する反応などを確認する。 本学の危機管理に関連するものは、学内に共有し、対応する。 |
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【9:30】ロケーション撮影 ロケハン
メディアの担当者とロケーション撮影に向けたロケハン。 撮影希望場所、当日の流れなどについて確認する。 |
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【10:00】課内朝礼 当日の予定や分担等課内で共有・把握し、直近の課題等を確認する。 | |
【10:30】広報担当副学長定例(オンライン)
担当業務について、副学長に共有し、課題について検討する。 定例の議事メモはwordにて作成。定例終了後にTeams内で共有し、課員で同時に確認、編集する。 |
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【12:30】取材依頼対応
メディアからの取材依頼を、本学の各取材対象者に連絡する。 取材にともなう入構手続き、掲載媒体の確認し、学内外に共有する。 |
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【13:00】公式ウェブサイト編集
公式ウェブサイト上のページ編集・更新。 各部署・学部からの依頼で、ニュース・イベント作成も行う。 |
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【14:30】公式SNSの予約投稿
公式SNSに投稿する文案の作成、予約投稿。 確認依頼や投稿日時の共有などはTeams上で行う。 |
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【15:00】AGU LiFE、AGU RESEARCH 制作進行
Teams上で、課内での取材原稿の確認、修正。 word原稿を同時に確認し、修正する。 |
ウェブサイト改善とコンテンツ充実の取り組み

業務概要・業務の流れ
オウンドメディアの企画運営をしています。2021年度は8つの施策を実行しました。
▼青山学院大学のオウンドメディア

チャレンジしていること
・あるべき論からの戦略設計(ユーザーの視点からゼロベースで)
・戦略に基づくコンテンツ制作(オウンドメディアシフト)
・費用対効果に基づくコンテンツ制作体制の構築(デジタル化・システム化)
特に、広報担当副学長のもと、オウンドメディアシフトを進めています。
事例① 公式サイトの運営
青山学院大学の公式サイトは年間100万人以上が訪れ、500万ページビュー(PV)を超える非常に集客力のあるサイトです。さらに複数の個別サイトを運営しています。
事例② ウェブサイト統合
統一のサイト構造によるユーザビリティ&ブランディングの向上を目指し、副学長主導のもと実施。
①ページ構造がシンプルにすることに加え、②スマホを意識した導線設計、③学部・学科の特色、進路就職、カリキュラム情報の充実、④AGU LiFE等のインタビューや動画コンテンツが、学部・学科サイトと連携、⑤授業要覧のデジタルパンフレットのリンクにより、ページ数と管理工数を大幅に削減の実施、⑥新モジュール導入によるデザインバリエーションの豊富化などを実施しました。
事例② ユーザビリティ改善
サイト構造の見直しや、フッターヘッターの整理、ページの整理統合(削減)を実施しています。
その結果、スマホユーザビリティ調査で2021年度は、前年235位から6位へと改善しました。
事例③ AGU LiFE のキーコンテンツ化
社会で活躍する卒業生、在学生の学生生活を通して、サーバント・リーダーとしての姿勢、本学の学びや学生生活を紹介しています。一方的に大学が伝えたいことを代弁してもらうことはせず、学生の学び、学生生活等を多方面から切り取り、質にこだわっています。
事例④ AGU NEWS メールマガジン ウェブ化
印刷物としては、継続的な予算削減から年5回から年3回まで発行頻度を落としていました。特に、発送・印刷コスト 制作費の約75%を占めていました。オウンドメディア強化に向けて、大学広報誌をウェブ&メールマガジン化を図り、保護者等向けメールマガジン<AGU NEWS>の発信を2021年4月スタート。
これにより、発信頻度が約3倍(2020年度3回⇒2022年度10回)に拡大し、動画等のコンテンツ配信により、1号当たりのコンテンツ数が2倍超に、臨時号として、ワクチン接種関連等重要なお知らせをすぐにお届けすることが可能になりました。さらには、対象者別配信として、新入生、在学生別に配信したり、任意の希望者に向けての配信を実施したりしています。
特集コンテンツを格納する、AGU NEWSの特集サイトを作成し、ウェブコンテンツの充実に寄与しています。
担当者の声
【期待されていること】
広報の専門チームである大学広報課の課員として付加価値を提供すること。
つまり、ユーザー視点で今求められていることを提供すること。
広報戦略策定にあたっては、執行部の考えのベースとなるような選択肢を課として提案できるようにすること。
【心がけていること】
各担当としても、執行部や他部署からの依頼の際、「どうしたらいいですか」と聞くのではなく、依頼の意図や背景を把握し、担当として考えた選択肢を作成し、推奨案とその裏付けを述べること。
自分のアタマで一度考えてから行動!
受験生や学生目線も意識し、自分ならではの視点や意見を述べること。
依頼に対して、より効果的な広報の視点から、アイデアや意見をお伝えすること。