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相模原事務部 研究推進課 Sagamihara Campus Administration Department Research Support Division

相模原事務部 研究推進課の概要
研究推進課は、相模原キャンパスの研究推進に係る業務と、3つの研究施設における研究及び運営の支援業務を行います。中でも、主に科研費、受託・共同研究費、指定寄付金等の外部資金を取り扱っています。
教員が外部から獲得した研究費を適切に管理・ 執行し、教員が研究活動に専念できる環境を構築することが主な仕事の一つです。
2017年よりスタートしたリエゾンプロジェクト(現リエゾンセンター)では、URA(University Research Administrator)を通して外部資金獲得や企業との受託・共同研究を促進し、本学の組織的な研究支援体制を強化し、産学官連携を推進しています。

相模原事務部 研究推進課の1日
【9:00】科研費 執行処理 科研費で購入した物品や学会参加に係る旅費等、提出された証憑書類をもとに執行・処理を行う。 | |
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【11:00】分担金 配分・受入処理 他大学等、外部の研究機関とやり取りをし、交付申請書に基づいた分担金の受入・配分処理を行う。 | |
【12:30】計画調書 内容確認 科研費公募の時期では、提出された計画調書の内容を確認し、誤字脱字のチェックや記載内容に不備がないかを慎重に確認する。 | |
【14:00】「研究要覧」作成 教員の研究内容を掲載した「研究要覧」製本のための取りまとめ、業者とのやり取り。 | |
【16:00】公的研究費を原資とするパートタイム職員の雇用手続き 公的研究費を原資とするパートタイム職員の雇用に係る書類の取りまとめ、稟議書の作成、承認後のコンプライアンス研修対応等。 |
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14時(研究要覧作成)
科学研究費業務
業務概要・業務の流れ
①計画調書の取りまとめ・提出
②交付申請書の取りまとめ・提出
③分担金の配分、受入処理
④執行の確認、処理
⑤実績報告書の取りまとめ、提出
チャレンジしていること
・研究費の正確、迅速な執行対応
・各種研究活動に係る制度の設計、運用
・研究倫理研修、コンプライアンス研修等による研究不正の防止
科研費採択率向上のための取組事例① 科研費獲得支援説明会
毎年科研費公募の時期には、科研費説明会を実施しています。公募締切や計画調書作成の事務手続き、前年度からの変更点について説明しています。
また、科研費を審査した経験のある教員から、計画調書作成の際の注意点について講演をお願いしています。
審査する側からの視点での解説は、特に若手の先生にとっては有意義な話を聞ける場となっています。
科研費採択率向上のための取組事例② 研究計画調書レビュー(理工学部)
科研費を審査した経験のある先生に、計画調書を事前にチェックしてもらえる制度を行っています。
第三者の視点、それも計画調書の作成に慣れている教員のチェックを受けることで、計画調書の完成度を高め、科研費採択率の向上に繋がっています。
科研費採択率向上のための取組事例③ 採択課題の計画調書公開
過去採択された計画調書を閲覧し、自身の計画調書作成に役立てることができます。
実際の計画調書を見ることで、より具体的にイメージがしやすくなり、完成度の高い計画調書に仕上がります。
科研費採択率向上のための取組事例④ 基盤研究支援プログラム
科研費に応募したものの不採択となった研究課題の中で、A評価であった研究課題の研究代表者に対して、次年度の科研費獲得のために研究費を支援するプログラムです。
こちらのプログラムは科研費だけでなく不採用となった特別研究員に対しても支援を行っており、多くの方に利用いただいています。
担当者の声
【心掛けていること】
科研費は国民からの税金を原資とする公的研究費であるため研究費の支出には様々な部分で制約があります。
その制約の中でもできる限り教員の負担を減らし、研究に集中できるような環境整備に努めています。
【期待されていること】
・教員の外部資金獲得の支援体制を整えること
・外部資金獲得後は教員の事務負担を減らし、研究活動に専念できる環境の構築すること
・民間企業等産業界との橋渡しとして機能し、産学連携を実現すること