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論文審査基準
【修士学位論文審査基準】
修士学位申請論文の審査基準
審査委員会は、以下の審査基準によって、修士学位申請論文を審査する。
<論文の形式>
1 論文構成の適切性
研究テーマに関する立論に基づいて適切な論点を摘出したうえで、目次・章立による論文構成が適切になされていること。
2 引用等の適切性
研究テーマに関する先行研究をふまえ、論文の立論に必要な関係資料等の引用および付注が公正、適切になされていること。
3 論述展開等の適切性
論文が設定テーマに関して適切・妥当な文章表現によって論述され、また、明確かつ的確にその論旨の展開がなされていること。
<論文の内容>
1 研究テーマ・問題設定の適切性
研究目的・対象が明確で、テーマの選択および設定が適切になされ、学術的および社会的意義が認められること。
2 リサーチの適切性
立論に対し、関係する先行研究はもとより法制度、判例、データその他の資料の収集が適切になされていること。
3 研究方法の適切性
選択したテーマに関する先行研究に対する理解と知見を有し、研究目的を達成するためにとられた法制度、判例、
データその他の資料の利用・分析・解釈を適切に行って立論を展開できていること。
4 論旨の一貫性・説得性
先行研究等の結論や判断基準等に対し、これに対峙しうる見方や観点から論旨が一貫して論理的に主張され、説得的に論証されていること。
5 外国法・外国文献等に基づく研究の適切性
外国法の比較法研究を織り込んだ修士学位申請論文を執筆するときは、当該対象外国法に関する法制度や文献・資料等を収集し、これらを適切に利用・分析・検討していること。
【博士学位論文審査基準】
※2018年度より学生募集停止
博士学位申請論文の審査基準
審査委員会は、以下の審査基準によって、博士学位申請論文を審査する。
<論文の形式>
1 論文構成の適切性
研究テーマに関する立論に基づいて適切な論点を摘出したうえで、目次・章立による論文構成が適切になされていること。
2 引用等の適切性
研究テーマに関する国内外の先行研究を十分にふまえ、論文の立論に必要な関係資料等の引用および付注が公正、適切になされていること。
3 論述展開等の適切性
論文が設定テーマに関して適切・妥当な文章表現によって論述され、また、明確かつ的確に、その論旨の展開がなされていること。
<論文の内容>
1 研究テーマ・問題設定の適切性
研究目的・対象が明確で、研究テーマの選択および設定が適切になされていること。
2 新規性・創造性
テーマに関して新たな知見および創造性(オリジナリティ)が認められること。
3 高度な学術的意義
当該研究領域の発展に寄与する高度の学術的、社会的価値が認められること。
4 リサーチの適切性
選択したテーマに関し、先行研究はもとより、法制度、判例、データその他の資料の収集が十分になされていること。
5 研究方法の適切性
テーマに関し、関係する国内外の先行研究に対する十分な理解と知見を有し、研究目的を達成するために収集された資料を十分に利用・分析・解釈して立論が展開できており、かつ、研究倫理を遵守して執筆がなされていること。
6 論旨の一貫性・説得性
先行研究等の結論や判断基準等に対し、これに対峙しうる見方や観点から論旨が一貫して論理的に主張され、十分説得的に論証されていること。
7 外国法・外国文献等に基づく研究の適切性
外国法・外国文献・資料等に基づく研究を織り込み、これら外国文献・資料等を適切に利用・分析・検討していること。