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在学生&卒業生からのメッセージ
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MESSAGE FROM GRADUATES 卒業生からのメッセージ
卒業生インタビュー 水谷 勇貴
東京・私立淑徳巣鴨高等学校出身
進学先 Imperial College London(イギリス)
-第一期生として過ごされた4年間ですが、入学当時、どのような学部生活を過ごしたいと思っていましたか? また、それが実現できたと思いますか。
とにかく真面目に勉強をして、多くの人と関わり、自分の視野とネットワークを広げる大学生活にしたいと考えていました。今、振り返ると自分のめざしていた学生生活をしっかり実現できたと感じます。それは成績などの定量的な成果に加え、人間関係の構築やボランティア活動、海外インターン、留学、産学共同プロジェクト、学会発表など、さまざまな経験も含めての実感です。
-在学中に夢中になって取り組んだことはありましたか。
学生団体(アイセック)の活動と、3~4年次の外部企業との共同研究が印象に残っています。アイセックでは3年次まで、海外インターンのプロモーション活動や団体メンバーのための英語力向上プログラムの設計・管理などに携わりました。部活動とも異なる大学生だからこそできた得難い経験でした。また、共同研究ではゼミの岡部篤行先生のご指導の元、統計学や GIS(地理情報システム)の学習に励み、立地選定をテーマとしたマーケティング研究に1年以上従事し、非常に多くのことを学びました。
-学部での学びの柱になっている学部留学についてお聞きします。なぜ、その留学先を選んだのかを教えてください。また、留学で何を学び、何を身につけたいと思いましたか? 成長を感じる点もお答えください。
留学先:マラヤ大学(マレーシア)
マラヤ大学を選んだ理由は、一流大学に留学することで優秀な仲間と切磋琢磨し合いながら、成長できると考えたからです。また、それまでGSCで学んだ国際関係の専攻を途上国の視点から学び、その違いを知り、より国際関係がどうあるべきかを考えたいと思ったためです。留学先では国際関係論、外交政策、途上国の政治などを履修しました。日本での学習ではODAやボランティアの役割など、援助的な視点から学びましたが、マレーシアではASEANやEUなどの地域共同体の役割、また、宗教的な面からのアプローチがより多くあり、そうした意味で違いを理解することができました。留学で一番良かったことは、ネットワークを広げられたことです。多くの現地学生や他国からの留学生と話し、交流できたことが大きな財産となりました。今でも多くの友人と連絡を取り合い、お互いのことを共有し合い、刺激となっています。
-進学先大学院をめざされた動機や経緯、また、大学院ではどのような研究テーマを探究されるご予定なのかを教えてください。
大学院をめざした理由は大きくふたつあります。まず、自分の将来のキャリア、目標実現のためです。将来はコンサルティング業界に進み、特にヘルスケア産業に対してテクノロジーを活かしたサービスマネジメントを促進する仕事に就き、人々の健康をより追求した社会の実現の一翼を担いたいと考えています。その実現のために、ビジネスマネジメントとヘルスケアの勉強をする必要があると考えました。ふたつ目の理由はマラヤ大学への留学で得た成長が大きかったからです。より高いレベル、そして厳しい環境に自分を置くことで、人間的に成長できると考えたため、海外の一流大学への進学を決意しました。主にイギリスのヘルスケアシステムについて学び、また、それをどのように日本あるいは他のアジア圏の国々に適用できるのかを探究していきたいと思っています。
-GSCでの4年間の学びとご自身の成長を振り返り、1~4年次ごとに成長を実感された(できた)ことと、その理由をお書きください。
▼1年次
夏休みと春休みの長期休暇を利用して、海外ボランティアと海外インターンに参加しました。夏休みにはマレーシアの動物保護のNGO団体でボランティアをし、英語力の向上や異文化理解を深めました。20ヵ国を超える国からボランティア生が集結し、互いを尊重し合い、共に過ごした経験は大学生活の原点になっています。春休みには米国ワシントンDCのインターナショナルスクールにマネジメントチームの一員としてインターンし、学生たちの滞在先手配や放課後のアクティビティプランニング、試験監督、市内の他スクールの競合分析を担当しました。
▼2年次
後期の学部留学に備え、前期にかなりの単位数を登録し、忙しい日々でした。授業以外にもアルバイトと週4回のサークル活動、留学準備を行った4ヵ月間はスケジュールマネジメントの良い練習になりました。