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LABORATORY LIST ラボ(ラボ・アトリエ実習)紹介
本学部では「ラボ」と通称される演習授業があります。正式名を「ラボ・アトリエ実習」と言い、他大学・他学部にはない、本学部独自の授業形態です。本学部の附置研究所である「青山コミュニティラボ(ACL)」を拠点に、ときにはキャンパスを出て、地域のコミュニティ、企業や官公庁など外部の機関と連携して活動する、インターンシップ型・不定期の演習授業です。通常の演習とは異なり、学生でありながら企業の「仕事の現場」に参加することができます。

渋谷・軽井沢メディアマネジメント(MM)ラボ
担当者:井口 典夫
キラキラ創造都市・文化都市としての渋谷と軽井沢を取り上げ、代表的なメディアのマネジメントを学生が行うというラボ。具体的には下記2つのプロジェクトに取り組んでいます。
A.渋谷にある著名なメディアの番組枠(月2本)を確保し、その企画・取材・番組出演を行う。
B.上記を土台に、軽井沢のメディアにて渋谷Z世代の感性で番組の企画・取材・出演を行う。
※担当教員は青山キャンパス近くに生まれ育ち1993年から本学に勤務。2008年の総文の立ち上げに参画し、ラボ実習、青学アスタジオ、青学TVのコンセプトを提案。これまでゼミやラボを通じ毎年約100名の総文生を世に輩出。本ラボについては、2024年度末の定年退職後もしばらく続ける予定です。


クラシック音楽のコンサート制作と広報、ファン・マネジメントについて(通称「音楽マネジメント・ラボ」)
担当者:板垣 千佳子
①「角野隼斗 アップライトピアノ・プロジェクト」に音楽マネジメント・ラボとして参画。2025年12月上旬に実施する。
② 2025年10月に開催されるショパン国際ピアノ・コンクールは今までに多くのスター・ピアニストを輩出してきたが、実際にコンクールがどのように運営されているかを学びつつ、コンクールのメリット・デメリットなどもみながら、音楽家のキャリア形成について考察する。
③ 保育園や高齢者施設でのコンサートを企画・実践、もしくはタワーレコードのストア・イベントへの協力


(映像)ビジネス・プロデューサー育成ラボ
担当者:内山 隆
(趣味ではなく)ビジネスとしての映像”製作”を行うにあたっての、開発から、プリプロダクション、”制作”、ポストプロダクション、流通、マルチユースといった一連のプロセスのなかで、毎年、実技的なことを取り上げて実習します(年度によってやる内容や領域は変わります)。都度、適切な機会や専門家を招聘します。


デジタルストーリーテリング
担当者:大島 正嗣
メタバースの世界へようこそ! デジタルストーリーテリングラボでは、VRやARなどを活用した、次世代の体験の創造に取り組んでいます。
3Dモデリングやゲームエンジンを各自で学んで作品を制作したり、企業や公共機関との協働プロジェクトに参加することもできます。例えば、「Whale Research VR」でザトウクジラが観察できるワールドを作成したり、「Veatsall」で音楽レーベルとメタバースを活用したライブ体験作りに挑戦したり、VRを活用した授業での演劇プログラムやオンラインの子供の居場所作りにも注目しています。学外のコンテストに挑戦することで、将来に向けてアピール力を高めていくことも応援しています。
あなたの情熱とアイデアで、より良い社会につながる、新たな体験の場を一緒に創りましょう!


映画製作ラボ
担当者:木ノ内 輝
「資金ゼロ・経験ゼロ・人脈ゼロ」から、映画を通して企画・制作・PRを学ぶラボです。
1. 企画(映画鑑賞/分析、企画作成、クラウドファンディング含む資金調達)
2. 制作(ショートフィルム制作、撮影現場体験など)
3. PR(芸能事務やプレス対応、試写会、上映、SNS、宣伝活動)
ワークショップ、研修、業界人を招いた講演会も予定しています。


−青山都市デザインラボ−
担当者:團 紀彦
青山-渋谷を対象とした都市デザイン実習。青山三角地帯と呼ぶ青山通り、表参道、明治通りの3本の主要街路に囲まれた約50ヘクタールの街区とその周辺領域についてのフィールドリサーチと分析及び都市デザインの提案を行いながら渋谷-青山周辺の都市領域のアイデンディディーと未来像についての考察とデザインを検討する。團紀彦(ラボマスター)の建築設計と都市デザインの経験と視点を踏まえ、ラボを一つの都市デザインチームと捉え、いくつかのグループによる組織編成を行い、様々なリサーチを行いながら後期には計画提案をまとめる。具体的には以下の方法によって進める。
(1) 対象区域のフィールド調査を行い都市と建築の関係を理解する観察眼と知識を身につける。
(2) 地図及び分析図の作成を行い、青山都市領域のアイデンティティーを理解した上でこれまでにない分析ツールを作成する。
(3) 上記の都市認識ツールを作成したのちに特定区域の都市デザイン提案を行う。
(4) 過去にこのエリアで優れた提案を行ったゼミ生からの積極的なTAの起用と適宜外部講師によるレクチュアと指導を行う。


音楽専門ウェブメディアの研究と実践
担当者:東海林 修
音楽専門のウェブメディア(http://uncannyzine.com/)の運営を行います。企画、編集、取材などの制作に加えて、プロモーションなどのマーケティング活動も含め、運営に関わるさまざまな実務に取り組みます。特に企画を立案するにあたって、作品やアーティストの背景を探る文化研究を実施し、基本的な知識の習得に加え、思考の方法や他者に自身の考えを伝える力を身につけていきます。また、毎年、主に音楽業界の企業からゲストスピーカーを招き、実際の仕事の現場について直接学んでいます。


「言葉の力」ラボ
担当者:本田 英郎
言葉はどこからやってくるのでしょう? 不思議なことに、パソコンや紙を前にして探し求めていた言葉からふと意識をそらし、外の柔らかい空気や木漏れ陽に触れたとき、ふいに言葉が「向こうからやってくる」こともあるのです。しかし、言葉が向こうからやってくるためには屈折した独りの時間が失われてしまわないようにしなければなりません。
書き言葉においては、複数の事実を丹念に調べ上げ、書きながら思考し、その思考をいったん脇に置いて寄り道をし、異なる思考の筋道を想像し、忘却し、考え直し、当初は予想もしなかった細部の輝きをともなって変化していく……そのようにして言葉の力は磨かれていくのです。
本ラボでは、論稿・エッセイ・取材記事・時評など様々なライティングや編集の方法について学びます。おおいに書き、思考を揺るがせ、創造・発信してください。


映像翻訳を通じて世界と関わる(通称「映像翻訳ラボ」)
担当者:宮澤 淳一
「映像翻訳」(主に字幕作成)を実践し、自主上映会を開催します。
映像作品を鑑賞する態度を学び、映像翻訳の意義を理解するとともに、外国文化や世界の諸問題(特に難民問題や社会的差別の問題)への関心を深めます。同時に、自主上映会の実践を通して、「プロジェクト・マネジメント」とチームワークの本質を知ります。
例年どおり、協力団体(日本映像翻訳アカデミー、略称JVTA)が携わる映画祭の出品作の字幕作成に参加する予定(ショートショート・フィルムフェスティバル&アジア、国連UNHCR協会の主催する難民映画祭など)です。


フェアトレード・ラボ
担当者:森島 豊
フェアトレードやSDGs(持続可能な開発目標)の理念を理解したうえで、学生が主体となって、 学内での実践を企画しフェアトレードの啓発活動を実行します。
例年は以下の企画を実行しています。
1. フェアトレード・ウィークを前期後期に設定し、学内でコーヒー等フェアトレード商品を広めます。
2. 学生による企画。企画班でフェアトレードを広める方法を企画し、学食・購買や企業とコラボしています。
3. 他大学や中高、他団体にフェアトレード・ラボの取り組みを紹介しています。
特集:総合文化政策学部 コラボ企画が学内外で話題に! 「フェアトレード・ラボ」


クリエイティブ・ラボ
担当者:山﨑 里恵
総合文化政策学部の1期生であり、PRプランナー/マーケターとして活動する講師の指導のもと、先端的な企業やクリエイターとともにプロジェクトを立ち上げ実践するラボです。企業や同世代の課題に対して、学生ならではの視点と感性でアイデアを考え、具体的な企画を立ち上げます。プロジェクトワークを通じて、社会課題や世間のインサイトを汲み取り、社会情勢やトレンドをウォッチ・分析することで、世の中に求められる企画を立案する力を養います。
プロのクリエイターや社会人と関わることで、これまでの経験や考え方が、如何に自身の小さな枠組みの中に囚われているかを痛感するはずです。現実社会を体感することで自分自身を知り、将来目指すことややりたいことを見つけるきっかけにしてほしいと思います。

院生プロジェクト
担当者:大島 正嗣
時の流れも忘れるほどに創造活動に没頭する時間。そんな時間を経験することは、人を成長させ、人生のwell-being(幸せ)を高め、周囲の人々や社会に貢献することにもつながると考えています。本プロジェクトでは、そんな風にイキイキと創造の実践活動に取り組む人々の集団がつくりだす「創造的な文化」についての調査を行っています。実際の企業やコミュニティなどでフィールドワークを行い、創造性と組織文化の相互作用についての調査・研究を行うことで、「創造的文化」を醸成することに貢献していくことを目指します。