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青山学院大学図書館概要
大学図書館は、青山キャンパスの本館、相模原キャンパスの万代記念図書館の2館があり、180万冊の蔵書があります。
本学の蔵書目録AURORA-OPACはインターネットを通じて広く学内外に公開されており、自宅のパソコンや携帯電話からもアクセス可能です。また、2館の蔵書は相互協力により、どちらの図書館でも利用でき、予約や延長の基本的サービスはインターネットで手続できます。
さらに学術情報を効率よく探すためのデータベースや、電子ジャーナル・電子ブック、多くのコンテンツが図書館サイトを介して利用できるように整備されています。また、各種オリエンテーション、他大学からの資料の取寄せ、レファレンスカウンターでの利用案内など学習・研究を支援する多角的なサービスを行なっています。
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本館(青山キャンパス)
2024年4月、青山キャンパスに18号館「マクレイ記念館」(地上6階地下1階)が完成、2~6階部分が図書館です。社会科学・人文系の図書・雑誌を中心に収蔵冊数約103万2千冊を備え、座席数約1,500席、学生の多様なニーズに応える設えの異なった閲覧スペース、ラーニングコモンズ、グループ学習室、研究個室、プレゼンテーションルーム等が配され、個人の学習・研究活動から共同学習までをサポートします。館内でAV資料の視聴も可能です。
本学図書館以外にも、学生証の提示により、山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム加盟8校(学習院・國學院・専修・東洋・法政・明治・明治学院・立教)、日本赤十字看護大学、国際連合大学、実践女子大学・実践女子大学短期大学部、聖心女子大学の図書館の利用ができます。 -
万代記念図書館(相模原キャンパス)
2003年の相模原キャンパスの開学にともなって開館した万代記念図書館は、キャンパスのほぼ中央に位置するB棟メディアセンターの1階から3階部分にあります。
大きな吹き抜けを中心に、15万冊の開架書架と1000席の閲覧席がゆったりと配置され、窓から緑豊かなキャンパスの風景を眺めながら、落ち着いた雰囲気で利用することができます。また、OPAC検索端末と連動し、約80万冊を効率的に収納・提供することができる自動書庫システムを地下部分に備えています。
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ようこそ マクレイ記念館へ
想像を広げ、創造を育む“知のプラットフォーム”を学生たちはどのように活用しているのか――青学生が登場するムービーとインタビューコメントで紹介します。
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「マクレイ記念館」 建築を振り返る
2024年4月に開館した図書館棟「マクレイ記念館」。従来の図書館機能に加え、情報メディアセンターやアカデミックライティングセンターの機能も集約した、新たな「知の拠点」ともいえる施設です。今回は、マクレイ記念館における設計上の工夫や館内の見どころなどについて、建設プロジェクトを中心となって支えた担当者に語っていただきました。
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「マクレイ記念館」に思いを込めて
青山学院は今年で創立150周年、青山学院大学は開校75周年を迎えます。図書館棟建築を学院創立150周年記念事業の一環として位置づけ、この記念すべき年に、図書館棟「マクレイ記念館」がオープンしました。施設の名称は、青山学院の3つの源流の一つである「美會神学校」を設立した初代院長ロバート・S・マクレイを記念してその名を冠しています。
大学図書館・情報メディアセンター施設紹介MOVIE
青学生たちが登場するドラマ仕立ての映像です。
図書館長あいさつ

青山学院大学図書館は、学術情報の中核拠点として、本学の教育・研究活動を支える礎であり続けてまいりました。2024年、青山キャンパスに新設されたマクレイ記念館は、知の蓄積にとどまらず、創造的な学びと対話を育む場として、多くの学生・教職員に親しまれております。相模原キャンパスの万代記念図書館と連携し、より一層の発展を目指しています。
図書館は「本を収蔵し貸し出をする静かな学習空間」というイメージを持っている学生も少なくありません。しかし大学図書館の真価は、それを超えています。私たちは学問の深化と新たな知の創造を支える知的基盤として、専門研究と教養の双方を育む重要な使命を担っております。当館では、専門分野の垣根を越えた多様な資料の体系的な整備を通じ、一人ひとりの学術的探究と幅広い教養の涵養に応える環境づくりに取り組んでおります。
公立図書館が地域文化の普及や生涯学習の支援を主眼とするのに対し、大学図書館は高度な専門知識と豊かな教養を育む知の宝庫です。本学の教育・研究活動の深化に寄与するため、質の高い学術リソースを充実させるとともに、人文・社会・自然科学を横断する教養書コレクションを拡充し、知的好奇心を刺激する場を提供しております。
当館では、先進の自動書架システムやAIを活用した資料探索支援ツールにより、膨大な情報資源への迅速かつ的確なアクセスを実現しています。また、電子ジャーナルや学術データベースなどのデジタルリソースも充実し、世界の最新研究成果に時間と場所を問わずアクセスできる環境を整えています。これにより、専門性の深化と教養の広がりを支える柔軟で創造的な学びの場となっています。
さらに、静謐な閲覧空間と活発な対話を促すラーニングスペースを併設し、個人の深い思索からグループでの協働創造まで、多様な学びのスタイルに対応しています。情報リテラシー教育も重視し、情報の収集・評価・活用・発信という一連の能力の育成に力を注いでおります。
図書館は単なる情報の保管庫ではなく、専門性と教養が交わる知の交差点であり、新たな発見と創造を促す知的広場です。今後も、皆様の学術的探究と教養を深める知的営みを力強く支え続けていきます。
図書館長 杉本 卓
(副学長、教育人間科学部教育学科教授)
