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ICT活用教育 FD・SDプログラム
人材育成の一翼を担うICT活用教育の質向上を実現する研修プログラムの開発と普及

ICT活用教育 FD・SDプログラム
人材育成の一翼を担うICT活用教育の質向上を実現する研修プログラムの開発と普及

※本取組は、2007年度から2009年度まで文部科学省の支援により、青山学院大学社会連携機構ヒューマン・イノベーション研究センター(HiRC)で展開され、その後も学内取組として事業を継続しています。

プログラム概要

本取組では、ICT活用教育に取り組んでいる大学教員の教育力および職員の教育支援能力を向上させる研修プログラムを提供し、教育の質向上を図ります。青山学院大学では、現代GPの別事業として全学生を対象としたeラーニング専門家育成プログラムを実施しており、本取組ではこの過程を通して蓄積されたノウハウを活用して本研修プログラムを開発し、大学におけるICT活用教育で役立てることを目指します。

具体的には、大学教職員およびICT活用教育を支援するTAに対して、ICT活用教育の質向上を目的とするファカルティ・ディベロップメント(FD)、スタッフ・ディベロップメント(SD)の機会を継続的に提供していきます。プログラムは、受講者の利便性やニーズに配慮し、ICTを活用したコースのほか、集合研修、ワークショップ等を組み合わせたブレンディッド・ラーニング形式で実施します。

プログラム実施報告

研修プログラムは、全教職員を対象にした「共通プログラム」、教職員の個々のニーズに応じたプログラムを個別選択受講できる「専門プログラム」、実践を重視した「実践プログラム」に分かれます。参加する教職員、ICTAは、どのプログラムからでも参加できます。

プログラム成果

本プログラムは、ICT活用に関する相談窓口の実施、eラーニング教材の配信、実践プログラムの提供という3つの異なる形式で展開しました。2007年度および2008年度は研修プログラムの開発を主に進め、実際の運用は主に2009年度に行いました。

それぞれのプログラムに対して、ニーズ分析、先行事例や関連研究における知見との比較検討や、各プログラム自体の評価を実施しました。その結果、実践プログラムに対する評価については、多くの利用者が有益だったと回答しており、大学教職員のニーズにあった質の高いプログラムが開発できたと思われます。