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地球社会共生のためのシャローム
編著者 | 藤原淳賀、真鍋一史、高橋良輔 |
刊行年月日 | 2020年3月 |
出版社 | ミネルヴァ書房 |
価 格 | 3,000円 |
プロジェクト名 | 多元共生の思想と動態:現代世界におけるエイレーネーの探求 |
所属研究部 | キリスト教文化研究部 |
目 次 | まえがき
第Ⅰ部 シャロームの理論
第1章シャロームについて(藤原淳賀) 1 キリスト教社会倫理学 2 キリスト教社会倫理と平和主義 3 シャローム(平和) 4 まとめ
コラム シャローム・モデル(東方敬信)
第2章ポスト・グローバル時代の空間秩序像 高橋良輔 1 ポスト-ポスト冷戦期をめぐる言説パターン 2 ポスト冷戦秩序のグローバリティ 3 「ポスト・アメリカ」から地域主義へ) 4 地政学への回帰 5 未来としての過去?
第3章インターネットによる口語化と平和(樺島榮一郎) 1 戦争とメディア 2 口語文化とは何か 3 インターネットは口語化しているのか 4 口語化とシャローム(平和)
第Ⅱ部 シャロームの実証
第4章宗教多元主義の方向と平和の探求(真鍋一史) 1 西洋社会における宗教と道徳の変化 2 欧米の宗教社会学における理論と仮説 3 宗教意識の変化に関する諸仮説の実証的なテストの方法 4 データ分析の結果の読み取り 5 道徳の変化に関する理論・仮説とその実証的なテスト 6 「経験理論」から「規範理論」へ
第5章タイにおける仏教団体への信頼とその変化(小堀 真) 1 タイ社会と宗教 2 世界価値観調査データを用いた計量的アプローチ 3 「信頼する団体」における規定構造の変化(2007~13年) 4 タイ社会の分断とタイの仏教のこれから
第6章メディア教育と共生(菊池尚代) 1 エンパワーメント:メディアの有効活用 2 プロテクション:メディアの危険性 3 グローバルな視点で
第Ⅲ部 シャロームの実践
第7章人間の安全保障の視座からの地球共生(福島安紀子) 1 地球社会の分断と共生 2 人間の安全保障と共生 3 共生への道 4 共生への共通言語としての文化・芸術・スポーツ 5 地球社会の共生と人間の安全保障
第8章現実の中で「生きる」ための実践(齋藤大輔) 1 問題意識 2 内なる他者としての山地民 3 変化する環境,変化しない周縁性 4 現実に「生きる」ために 5 実践から学ぶことの意義
第9章教育と共生(橋本彩花) 1 シャロームとの関わり 2 国際的動向 3 日本における共生と教育 4 日本における共生と教育の実践 5 教育の役割
あとがき
索引 |