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NEWS(総合プロジェクト研究所)

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2019.03.15

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3月14日開催 シンギュラリティを見据えて働く AIが変えたもの、変えていくもの、変えられないもの

2019年3月14日(木)にシンギュラリティ研究所主催の公開イベント、「シンギュラリティを見据えて働くーAIが変えたもの、変えていくもの、変えられないもの」が開催されました。春休み期間中にもかかわらず、青山学院大学はもちろんのこと、都内だけでなく遠方の他大学からの大学生にも参加していただきました。

詳しくは下記の研究所Webサイトよりご覧ください。

  • イベント概要

    青山学院大学シンギュラリティ研究所では、高度なAIを使ったビジネス、AIによって変容した時の私たちの生活について、主に金融とコンサルティングの分野から専門家をお招きし、お話を伺います。人工知能はビジネスと生活を劇的に変える可能性があることは言うまでもありませんが、シンギュラリティに近づく世界に対し、私たちはどのように準備していく必要があるのでしょうか。イベント後半では、本学出身でフリーアナウンサーの福田成美さんに加わっていただき、議論してみたいと思います。

    将来、人工知能が高度に発達すると、わたしたちの仕事はどうなるのでしょうか。実は、2019年5月に、英国の王立国際問題研究所(Royal Institute of International Affairs, called as the Chatham House)では「Future of Work 2019-Wage against the machine?」と題するカンファレンスが開かれます。世界有数のシンクタンクでも、将来の仕事や労働の在り方は真剣に議論すべき課題の1つになっています。

    シンギュラリティとは、技術的特異点のことで、人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、人々の生活に大きな変化が起こりうることを指しています。
    青山学院大学では、2018年にシンギュラリティ研究所を開設しました。同研究所では、「人工知能」が飛躍的に進化する近未来において人間がどう生きるのか、などについて研究を進めています。

    2018年度はその活動の一環として、「AIリベラルアーツ塾」を開講しました。"AI"時代と言われ、現在はデジタル・テクノロジーなくしては仕事も生活も勉強も成り立たちません。これからの未来を一緒に考え、真剣に向き合うために全16回の講義を9月から実施しました。単位等のインセンティブがまったくないにもかかわらず、比較的多くの学生が参加してくれましたが、課題も残されました。学生からは、理論だけでなくさらに現場よりの話題について将来を見据えて聞いてみたい、という反応がありました。同塾のおかげで、理論や研究と実務を橋渡しして、相互に見つめなおす機会を設けられれば、学生にとっても教員にとっても貴重な機会になるのではないか、と考えさせられました。

    そこで今回のイベントでは、主に学生を対象として、人工知能が高度に発達していくときに、ビジネスを含めて人々の生活がどう変わっていくのか、そのような世界でどのように働き、生きていけるのかについて議論したいと思っています。まだ見えない世界、しかも、実際に到来するかもわからないシンギュラリティを研究対象とするにあたり、人工知能と隣り合わせで、ビジネスの現場において日々活躍している方々をお招きし、議論を深めることからスタートします。

    今回のイベントを通じて、シンギュラリティ研究所でのさまざまな研究を社会に還元する契機を、そして教育の面では学生のマインドを卒業後や将来に向けさせる契機を生み出したいと思います。

日時 2019年3月14日(木) 16:30~18:00(16:00開場)
場所 青山学院大学渋谷キャンパス内17号館(17410教室)
対象 大学生、教職員の方々など
参加費 無料 ※事前登録が必要です。
言語 日本語
お問い合わせ先 青山学院大学 シンギュラリティ研究所
Eメール:event@agusi.jp

プログラム概要

  • 開会の挨拶 三木義一(青山学院大学 学長)
  • ご講演(敬称略、講演順、15分ずつ)
     塩野誠(株式会社経営共創基盤(IGPI) 取締役マネージングディレクター、株式会社ニューズピックス 社外取締役)
     岡田洋隆(アルファダイン・アセットマネジメント・ホールディングス・リミテッド 日本における代表者)
  • パネルディスカッション(敬称略、50音順)
     岡田洋隆、塩野誠、福田成美(フリーアナウンサー)
     モデレーター:佐藤智晶(青山学院大学法学部 准教授)