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2022.10.04

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CEATEC 2022に理工学部から4名の研究者が出展します。

2022年10月18日(火)~21日(金)に幕張メッセで開催されるCEATEC 2022に理工学部から4名の研究者が出展します。
3年ぶりの幕張メッセ開催となる今回の展示会には、理工学部電気電子工学科より野澤 昭雄教授、松本 洋和准教授、伊丹 琢助教、情報テクノロジー学科より楽 詠灝准教授が最新の研究成果を出展し、産学官連携の強化による先端テクノロジーの発展を目指します。

野澤研究室では、心臓活動や血行動態等の自律神経系活動を反映する生体情報を計測して、
人間の「心と身体の状態」を可視化およびモデル化する技術について研究しています。
本展示会では、自律神経系指標として人間の顔面に焦点を当て、赤外光、近赤外光、可視光に亘る多波長画像計測による「顔画像バイタルセンシング」をテーマに展示を行う予定です。
顔画像から体調、血圧、ストレス等を推定する技術の社会実装を目指して独自開発した実機プロトタイプも公開予定です。


松本研究室では、パワーエレクトロニクス回路やそのシステムに関する研究・開発をおこなっています。
本展示会では、AGV用三相ワイヤレス給電システム、Array型ワイヤレス送電コイル用システム、円筒型ワイヤレス送電システムの3つの給電システムの紹介をします。


伊丹研究グループでは、高齢者や障害者等の長期的なQOL向上のために機能解剖学や人間工学の観点から、日常生活において「本当に使えるモノづくり」を目的とした研究をしています。
具体的には、正常な歩行へ誘導可能なインソール型装着ロボットの開発や、腰痛ゼロ社会を目標とした腰部負担計測用スマートデバイスの開発等をおこなっており、本展示会で展示しますので、ぜひご覧ください。


楽研究室では、モノの見え方や動きを予測する技術や設計手法を開発しており、映像制作やものづくりに応用しています。具体的には、物体間での光の相互反射や、媒質中での光の多重散乱を考慮した高精度かつ高効率な光学シミュレーション手法、クリームなどの非ニュートン流体や粉体を扱える物質点法のシミュレーション手法、また、設計問題として、目的の画像に集光できるレンズ形状の設計法や、アーティストの筆致表現を反映した絵画調アニメーションを自動で合成できる手法を開発してきました。当日はこれらの技術の一部を展示します。

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