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2023.12.22
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産学連携イベント「Meet up in AGU 2023@AOYAMA」を開催しました
2023年12月6日(水)に、産学連携イベント『Meet up in AGU 2023』を本学青山キャンパスにて開催し、多くの企業関係者にご来場いただきました。初の全学的な規模での開催となる今回は「AI時代の人に寄り添う力」と題し、4つの講演からなるプレナリーセッションと、研究者が自身の研究について直接紹介するポスター発表セッションを行いました。
プレナリーセッションでは、本学のデータサイエンスの取組を紹介すると共に、昨今注目を浴びているディープフェイク画像の検出技術についての研究成果発表や、「ビジネススクールと企業」をテーマとした本学の取組に、企業側でテクノロジー分野での連携に長く関わってきた有識者の知見を交え、モノづくりとサービス(“コト”)が一体化した産業発展や社会課題解決のための複合領域研究(総合知)の重要性など、これからの産学連携の多様な視座からの内容となりました。
ポスターセッションでは、情報テクノロジー、工学、生命科学、物理学といった理工・情報学分野から、サステナブルファイナンス、オペレーションズマネジメント、マーケティング、人口統計、認知心理学、犯罪心理学、スポーツ科学などの人文社会科学分野まで多様な分野の教員が参加し、来場者から多くの関心が寄せられ、活発な議論を交わすなど大盛況となりました。最後に場所を移して行われた交流会では、本学研究者と多くの企業関係者との間で更なる情報交換がなされ、今後の産学連携の進展を予感させました。
◆プレナリーセッション
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学長補佐・経営学部 荒木万寿夫教授
「青山学院大学のデータサイエンスへの取り組み」 -
講演① 国際マネジメント研究科 中里宗敬教授
「ビジネススクール × 企業 :社会人教育と共同研究の現状」 -
講演② 理工学部 鷲見和彦教授
「偽情報の防御技術 --- 人工合成された顔や動作を識別する」 -
講演③ 元三菱電機(株)開発本部技術統括 田中健一氏
「これからの産学連携に必要なコト」
◆ポスターセッション
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教育人間科学部 繁桝江里教授「上司のフィードバックの仕方で何が変わるのかー部下の主体的行動・心理的安全性との関連、および、研修による介入効果の検討ー」
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経済学部 井上孝教授
「町丁・字単位で数十年先の人口を予測する」 -
経営学部 矢澤憲一教授
「ネコでも使える!会計テキストマイニング」 -
理工学部 野澤昭雄教授
「顔画像に基づく非接触バイタルセンシング」 -
社会情報学部 伊藤一成教授
「青山学院大学ピクトグラム研究所」 -
国際マネジメント研究科 伊藤晴祥教授「サステナブル・ファイナンス」ほか全4件、中塚昭宏准教授「食品ロス削減を目的とした日配品の需要予測手法に関する事例研究」