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学科関連書籍(日本文学科)

講演録目次

トークィル・ダシー『『万葉集』における帝国的世界と「感動」』

編者:青山学院大学文学部日本文学科
企画:小川靖彦
A5判、60頁
笠間書院、2017年3月31日

[目次]
Ⅰ はじめに
Ⅱ 『万葉集』の世界のありよう
Ⅲ 『万葉集』における「感動」の世界
Ⅳ おわりに
講演を聴いて―コメントとレスポンス(トークィル・ダシー×小川靖彦)……文学研究の基礎にある「感動」 /創られたものとしての〈感情〉 /枕詞の翻訳の難しさ /「帝国」ということばについて /古代と近代における〈天皇を中心とする世界〉 /『古今和歌集』をどう捉えるか /『万葉集』の「君」という呼称
■会場からの質問への回答……(1)『万葉集』の歌を英訳する時に、特に重視していることは何か。 (2)柿本人麻呂「泣血哀慟歌」と潘岳「悼亡詩」の違いは、帝国的世界と関係するのか。 (3)『万葉集』の歌に女性的な印象を受けたが、それはどこから生まれているのか。 (4)柿本人麻呂「泣血哀慟歌」の、死者が山中に居るという死生観をどう受け止めているか。
「泣血哀慟歌」全文(トークィル・ダシー英訳)

李愛淑『色彩から見た王朝文学 韓国『ハンジュンロク』と『源氏物語』の色』

編者:青山学院大学文学部日本文学科
企画:高田祐彦、小川靖彦
A5判、56ページ
笠間書院、2015年3月31日

[目次]
Ⅰ はじめに
Ⅱ 韓国の伝統色
Ⅲ 韓国の王朝文学
Ⅳ 『ハンジュンロク』とは
Ⅴ 『ハンジュンロク』と色
Ⅵ 『源氏物語』の白衣
講演を聴いて―コメントとレスポンス
■コメント(高田祐彦)……東アジアの伝統色と王朝文学 /『ハンジュンロク』と日本古典文学 /『源氏物語』の白一色の世界 /二つの質問
■レスポンス(李愛淑)……感覚的色彩意識 /韓国・日本を通じての「王朝の色彩」 /韓国の〈白〉・日本の〈白〉 
■会場からの質問への回答…(1)韓国では青はどのように考えられているのか (2)韓国では鮮やかな色彩で表現することについての法的規制はあったのか

ディヴィッド・ルーリー『世界の文字史と『万葉集』』

編者:青山学院大学文学部日本文学科
企画:小川靖彦
A5判、64頁
笠間書院、2013年3月31日

[目次]
Ⅰ はじめに
Ⅱ 世界の文字史の伝統的な史観における〈表語〉と〈表音〉の関係
Ⅲ 表音への〈進化〉とその〈干渉〉という概念が日本に当てはめられる
Ⅳ 『万葉集』と世界の文字史
Ⅴ おわりに
講演を聴いて―コメントとレスポンス
■コメント(小川靖彦)……講演から想起されたこと―日本語の文字の諸相 /研究史における講演の位置 /三つの質問
■レスポンス(ディヴィッド・ルーリー)……西洋と東洋では反対方向となる文字の神話化 /書く行為と読む行為のさまざまなバランス /文字を使ったパフォーマンス
■会場からの質問への回答……(1)①韓国・朝鮮語のハングルのように制定者が明らかな場合には文字は神話化しないのか ②現代韓国語が漢字でなく、表音文字のハングルを使っていることをどう考えるか (2)資料①ⓐⓑのように同じ歌が別の巻に重複して掲載されているのは、編集ミスによるものか (3)『万葉集』の表音文字主体の歌と表語文字主体の歌とでは、英訳する際に違いはあるのか

教科書

『留学生のための日本文学入門』

編者:青山学院大学文学部日本文学科
A4判、104頁
和泉書院、2021年3月30日

[目次]
日本文学への招待
日本の文字
 コラム:戦後日本と国字
日本語の歴史
  コラム:歴史的仮名遣いの読み方
日本語の特徴
  コラム:方言
  コラム:漢文訓読
  コラム:日本の書
日本文学の種類Ⅰ(和歌・連歌・俳句)
日本文学の種類Ⅱ(漢詩・新体詩)
日本文学の種類Ⅲ(神話・説話・歴史文学)
日本文学の種類Ⅳ(物語・近世小説)
日本文学の種類Ⅴ(芸能、能狂言・浄瑠璃・歌舞伎)
日本の歴史と文学Ⅰ(上代・中古)
日本の歴史と文学Ⅱ(中世・近世)
日本の歴史と文学Ⅲ(近・現代)
  コラム:漢文訓読体の文学
  コラム・翻訳語・翻訳文学
日本人の一生
日本人の宗教
日本の民家の暮し
日本の伝統的建物
  コラム:歳時記
日本の庭
日本の季節と行事Ⅰ(1月から6月まで)
日本の季節と行事Ⅱ(7月から12月まで)
日本の民話・日本の遊び
日本の音楽
日本の絵画
「百人一首」を楽しもう
(付録)古文を読むために―古典文法の学び方―
    日本古典文学史略年表

書籍

『日本と〈異国〉の合戦と文学―日本人にとって「異国」とは、合戦とは何か』

青山学院大学 文学部 日本文学科編
2012年10月 笠間書院
定価1500円(税別)

[目次]
第1部 趣旨説明
日本人にとって「異国」とは、合戦とは何か(佐伯真一)
第2部 シンポジウム
琉球侵略の歴史叙述―日本の対外意識と「薩琉軍記」(目黒将史)
敗将の異域渡航伝承を巡って―朝夷名義秀・源義経を中心に(徳竹由明)
古代・中世における仮想敵国としての新羅(松本真輔)
太閤記・朝鮮軍記物の近代―活字化・近代太閤記・再興記(金時徳)
第3部 討議

『異郷の日本語』

青山学院大学 文学部 日本文学科編
2009年4月 社会評論社
定価2100円(本体2000円+税5%)

[目次]
第1部 文学的想像力と普遍性(金石範)
第2部 シンポジウム・もうひとつの日本語
「ことばの呪縛」と闘う―翻訳、芝居、そして文学(崔真碩)
いかんともしがたい植民地の経験―森崎和江の日本語(佐藤泉)
菊池寛の朝鮮(片山宏行)
討論 李静和(司会)・佐藤泉・金石範・片山宏行・崔真碩
解説 非場所の日本語―朝鮮・台湾・金石範の済州(佐藤泉)
あとがき

『文学という毒―諷刺・パラドックス・反権力』

青山学院大学 文学部 日本文学科編
2009年4月 笠間書院
定価1575円(本体1500円+税5%)

[目次]
よみがえる外連―はじめに(篠原進)
第1部 対談
歌舞伎の毒と悪をめぐって(武藤元昭×市川團十郎)
第2部 シンポジウム
ガリヴァー旅行記および当時の政治諷刺(富山太佳夫)
ミュリエル・スパークのユーモア(マイケル・ガーディナー)
パラドックスの毒(高山宏)
秋成小説の毒(長島弘明)
中国古典文学の「言志」と“毒”(大上正美)
浮世草子の“毒”と奇想(篠原進)
第3部 討議

『文字とことば ―古代東アジアの文化交流―』

2005年5月 在庫に関しては日本文学科研究室にお問い合わせください。

[目次]
はじめに
和文成立の背景(矢嶋泉)
古代東アジアの国際環境(佐藤信)
韓国の古代吏読文の文末助辞「之」について(南豊鉉)
文字の交流――片仮名の起源(小林芳規)
古代日本の漢字文の源流――稲荷山鉄剣の「七月中」をめぐって(安田尚道)
萬葉集の文字法(小川靖彦)
かな文字の創出――『竹取物語』の成立と享受に関する若干の覚書(高田祐彦)
あとがき

『源氏物語と和歌世界』

青山学院大学 文学部 日本学科 編
2006年9月 新典社
定価1575円(本体1500円+税5%)

[目次]
はじめに(高田祐彦)
シンポジウム報告
物語作中歌の位相(土方洋一)
「袖ふれし人」は薫か匂宮か――手習巻の浮舟の歌をめぐって(藤原克巳)
夕顔、詩歌、絵画――創作的読みの力(ハルオ・シラネ)
饗宴の楽しみ――討議と展望(高田祐彦)
「源氏物語と和歌世界」に寄せて
『源氏物語』における代作の方法(高木和子)
歌と黙読の音声―『源氏物語』と本居宣長の“あや”(立石和弘)
あとがき(土方洋一)

『海を渡る文学』

青山学院大学 文学部 日本学科 編
2007年8月 新典社
定価1575円(本体1500円+税5%)

[目次]
はじめに(佐伯真一)
報告 日本から東アジアへ
日本中世文学研究の内外――『平家物語』と東アジア(佐伯真一)
詩の物語・絵の物語――中国絵巻「胡笳十八拍図」をめぐって(楊暁捷)
四方四季と『浄瑠璃物語』――『春香伝』と『金鰲新話』から考える(邊恩田)
肖像画・賛からみた禅の日中交流(村井章介)
討論 東アジアから日本へ
討論1――大上正美コメント
討論2――藤原良章コメント
討論3――フロアの質問
あとがき(廣木一人)