総合文化政策学部 フェアトレード・ラボは、AII About CACAOをテーマとした日本国内、海外の様々なチョコレートを楽しみながらカカオの魅力について体験できるチョコレートファンへ向けたイベント「Tokyo Chocolate Salon 2023 - All About CACAO（2023年9月16日（土）、17日（日）渋谷ヒカリエにて開催）」に参加します。

イベント概要

名称: Tokyo Chocolate Slon -All About CACAO
日時：9月16日（土）、17日（日）
会場：渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホールホールB
チケット料金：前売り券1,320円（税込）（小学生以下無料）
※フェアトレード・ラボのInstagramから学割コードを得ると、学割料金1,100円（税込）になります。

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フェアトレード・ラボとは？

本学総合文化政策学部の授業の取り組みで、フェアトレードを学内外に広める活動を行っています。本学は2021年にフェアトレード大学の認定を受けており、フェアトレード・ラボもさまざまな活動を行なっています。学内では学食やAGU Book Caféとコラボしたフェアトレードの調味料を使用したメニューの開発と販売、初等部生に向けたフェアトレードの講義などを行いました。学外でもNGO団体や企業と協同し、イベントの運営に携わったり、表参道のカフェとコラボしたメニューの開発も行いました。今回は食品原料を扱う商社の株式会社 立花商店とコラボし、立花商店が主催する「Tokyo Chocolate Salon」の運営の一部にフェアトレード・ラボの学生が携わっています。

本イベントにおけるフェアトレード・ラボの取り組み

■立花商店とのコラボ商品「tiritUmo choco(ちりつもチョコ)」の製造、パッケージ作り
「慶も積もれば山となる」という言葉から、商品名「tiritUmo choco(ちりつもチョコ)」が生まれました。フェアトレードチョコレートを買うという小さな取り組みを積み重ねれば、生産者に正当な対価を払うことができ、生産者の笑顔を守ることに繋がるという意味を込めました。
パッケージのデザインは、ピスタチオをイメージした明るい黄緑を背景に、フェアトレード商品の生産者と私たち消費者が手を取り合う様子と、チョコレートの原料であるカカオを並べたものです。ポップなかわいさがありながらも、フェアトレードのイメージが伝わるようなパッケージとなっています。

■参加企業の誘致
フェアトレード・ラボの学生が選定し、誘致を行ったことで、国分グループ本社株式会社がイベントに参加することが決まりました。国分グループ本社株式会社は日本でオランダのTony's Chocolonelyを販売して扱っており、カカオ以外にもさまざまなフェアトレードの原料を使用した製品を販売しています。
より多くの人が来場し、フェアトレードチョコレートを実際に見てもいただくことでフェアトレードの認知が広まります。今回、フェアトレード・ラボコラボで学割のコードを発行し、学割コードを使用して来場いただいた人数に合わせてカカオ生産者への寄付を行います。来場者数を増やすべく、広報活動に力を入れています。

■イベントの宣伝（学割コード発行含む）
フェアトレード・ラボのInstagramを通じて、広報活動を行っています。

■ブースでのチョコの販売やフェアトレード啓発活動
「フェアトレードを広める」という目的に沿って、当日はチョコレートを販売するだけではなく、来場者の方にフェアトレードとは何か？フェアトレードの良さは何か？と考えてもらうことができるブースを作る予定です。
具体的には、カカオ生産者の写真を展示したり、フェアトレードの仕組みを説明するパネルなどを作成する予定です。楽しいブースになるように、準備に励んでいます。

中村真希さん（総合文化政策学部 総合文化政策学科3年）からのコメント

Tokyo Chooolate Salonに出店するにあたり、初めてチャレンジすることがたくさんありました。なかでも、商品開発という一大プロジェクトには特に苦戦しました。オリジナルのフェアトレードチョコレートを作る際、いかにフェアトレードのイメージをパッケージで表現できるかを考え、それをイラストにして表すことに苦労しました。また、商品名の「tiritUmo choco(ちりつもチョコ)」に関しても、私たちのフェアトレードに対する思いを一言で表せるよう、時間をかけて考えました。イベントへの参加が決まったこの春から9月の本番まで時間は限られていましたが、この短期間で満足する出来栄えの商品パッケージを完成させることができました。フェアトレード・ラボオリジナルの「tiritUmo choco(ちりつもチョコ)」を売り上げが伸びるように頑張ります。