第3回となる今年度は、22のゼミが2・3階の20の教室に分かれて、計215件の発表が行われました。各教室では、同じゼミの4年生、3年生が発表を聴き、自由参加の1・2年生の姿もみられました。2つのゼミによる合同発表会もあり、担当以外の先生や、ゼミの仲間以外のメンバーの前で発表するのは、学生にとって緊張感を伴うようでした。

本学部は卒業研究を必修としており、3年の専門演習から2年間、同じ担当教員のもとで、自分の興味関心に基づく研究を行います。1・2年次の基礎演習・応用演習で身につけたアカデミックスキルや、必修科目・地域社会調査法入門で学んだ手法を用いて書き上げた卒業論文は、本学部における4年間の学びの集大成となります。
卒業研究の締めくくりとなる発表会を無事終えることができ、学生たちは達成感を得ていることと思います。準備にご尽力いただいた教職員の皆様に感謝申し上げます。