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NEWS(地球社会共生学部)

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2023.11.08

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【地球社会共生学部】菊池ゼミの作品が「第11回One Minute Video コンテスト」で優秀賞、入賞!

菊池尚代ゼミナールの2チームがそれぞれ制作した1分間ビデオが、2023年度「第11回 One Minute Videoコンテスト」で優秀賞、及び入賞を収めることができました。
One Minute Video プロジェクトは、公益財団法人ユニセフ協会(国連児童基金)の協力のもと、紛争などで自分の意見を自由に表現できない子供たちに向け2002年に始まり、今年で11回目をむかえます。

今年は『2023年の今、あなたが伝えたいこと』をテーマに108の応募があり、菊池ゼミナールの作品【XXXへ】は優秀賞(5作品)、【これって、私だけ?】は入賞(20作品)に選出されました。

【XXXへ】
高校2年生からコロナ禍にいた大学生たちの心の動きを表現した作品です。コロナ禍によって今までの生活は変わってしまいましたが、コロナウイルスが流行したからこそ人との関わりの大切さを改めて感じることができました。この動画にはコロナに対する怒りの気持ちではなく感謝の思いが込められています。 

チームメンバー:石崎 未侑、石倉 未悠、鈴木 仁香、松本 唯楓、堀田 那桜

チーム代表者(石崎 未侑、石倉未悠)からのコメント:
私たちは高校時代からコロナが流行り楽しみにしていた学校行事も出来ないまま卒業しました。大学に入学後もしばらくソーシャルディスタンスというものを掲げられ人との関わりも乏しくなっていきました。当時は「コロナのせいで」という怒りや悔しさを感じていましたが緩和されてきた今、このコロナによって規制された約3年間があったからこそ改めて人との関わりの大切さにより一層気付くことができました。何気ない友人や家族との時間は当たり前ではないという強い思いで制作した私たちの動画によって誰かの心が動かされたら嬉しいです。
チームで1つの作品を作る難しさを感じる時もありましたが、先輩方からのサポートやメンバーとの支え合いの結果、優秀賞を頂けたことをとても嬉しく思っています。このコンテストを通して私たちは成長できたと実感しています。

【これって、私だけ?】
「マイクロアグレッション(無意識の偏見や思い込みによって、意図せず人を傷つけてしまうこと)」をテーマにした作品です。明らかに悪意のある言葉でなくても、人は傷つくことがあります。考え方だけでなく、日常の感受性に存在する多様化にも焦点を当てるべきという問題意識を表現した動画です。

チームメンバー
石田理沙、小川聖奈、草山優花、大谷桃香、帯川真生、佐藤恵、村井涼佑、行貞怜奈

チームの一員である佐藤恵のコメント:
私たちのグループ(チームさがきゃん)では、日常にある、気づかれにくい「モヤモヤ」に焦点を当て、作品を撮影しました。悪意のある言葉でなくても人は傷つくことがあります。考えの多様化が進む2023年だからこそ、観ている方が日常的な感受性の多様化に関しての気付きを得ることができることを目指して、グループで何度も何度も話し合いを重ねて完成した作品です。制作活動を通じて、メンバー、そして自分自身と向き合っていく過程で、私達自身が最も考えの多様性に触れ、学ぶことができたとも感じています。

One Minute Video コンテスト